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MOZ モデル毎の使用場面の考え方

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こんにちは

 

タカミテクノス工場は只今MOZ620SPNシリーズの生産に入りました!

予定通り発売日は7月半ばごろ可能の見込みです。

 

先日タカミテクノスオンラインショップにMOZシリーズ入荷致しました。

SPNシリーズは7月半ばに入荷致します。

タカミテクノスオンラインショップはこちら

 

 

さてタイトルにある使用場面の考え方を一つ感覚的に知っておいて頂けると、

使用するロッド選択の際に、状況やスタイル毎で

その時にマッチするモデルの変化の参考にして頂ければと思います。

 

タカミテクノスHPにもスペック表がございますが、

大雑把ですので、様々な状況全てで適切という訳ではありません。

 

そのすべてを説明と表記する事は不可能ですので、

ユーザー様の感覚と理屈を組み合わせて状況に対応して頂ければと思います。

 

MOZ620LightZEROシリーズで説明させて頂きます。

LightZEROシリーズは使用範囲の広いモデルです。

しかし状況毎で表すと下記のように大きく変化します。

 

 

 

HPに書いてある表記に近い内容では上記のような感じになります。

 

 

 

しかし、ハイピッチで15キロ以内の鰤やヒラマサ青物を狙うようなスタイルと状況ですと、

上記のようになります。

あくまでイメージですので、626LightZEROで250gが使えて適切な状況もあると思いますが、

HPに書いてある大雑把なスペックとの違いは大きいです。

 

 

スペック表記とはこうゆうものですので、

参考にはありますが状況毎スタイル毎で大きく変わってきます。

 

 

考え方として、どうゆう風に補正すれば良いのか、

簡単に書かせて頂きます。

 

 

・ジャークテンポが遅い方向=ジグウエイトを重く出来る

 

・ジャークテンポが速い方向=ジグウエイトの上限が低くなる(重いジグに対応できない)

 

この2点がロッドの使用範囲に大きく影響します。

 

 

あとは水深やラインシステムなど、水圧の大きさによって変わってきますが、

上記の2点より影響が小さいです。

 

水深がどんな事が影響するかも書かせて頂きます。

 

 

ジグが動かないという状況に、ロッドが柔らかいという事を思う事がありますが、

ジグが軽いという条件でも考えてみてください。

 

ジグ操作で重要なラインテンションはロッド側、つまり人間の動きで操作している以外に、

ラインテンションの掛かり具合に影響されています。

 

ラインテンションが弱い状態だと、ロッド側で操作してもジグに伝わってません。

潮がややこしく、ラインに横方向の水圧が掛かっている事が大きい理由でもありますが、

ジグが軽いとラインを引く力が弱いです。

 

人間側とジグ側の両端でラインにテンションを加える必要があります。

 

ロッドが柔らかいから番手を上げたとしても、ジグ側でラインを引っ張る重力が無いので、

ジグはもっと動かなくなります。

しかし、ロッドの番手を上げるとロッドパワーが元気になるのでジグが動いているように錯覚してしまいます。

 

ラインテンションが最大に掛かったタイミングでロッドが返り始めなくては、

ロッドアクションとジグアクションがシンクロしません。

 

ラインは伸びます。

そして縮み始めるタイミングで最大のラインテンションが掛かりますが、

そのタイミングまでにロッドが元気すぎますと、

ラインテンションが最大に掛かったタイミングでロッドは返りきってしまっています。

 

水深が浅い場合は、ラインは伸びる方が良く釣れる条件になるのですが、

水深が深くなるにつれてラインの伸びに関す考慮が必要になってきます。

 

ラインの伸びは邪魔者扱いされがちですが、ラインの伸び縮みを利用する事で

ロッド選びととジャークのタイミングが合いますので、

物凄く釣れそうな心地よい引き感を得られるタックルバランスが出来上がります。

 

食う引き感のタックルバランスを地合いが来る前に作り上げる事が大切になります。

全く釣れてない状況でも「この感じ食うわ、食うなら今。」という確信に近いものを持てます。

 

MOZは食う引き感のタックルバランスを組みやすいよう、ストライクゾーンの広いロッドです。

 

・なぜLM素材を主体としているか。

 

LM素材の反発タイミングと

テーパーの掛かり具合でのパワー上がり方が丁度良いからです。

 

HM素材も徐々に追加していこうと思いますが、

シビアな状況に対応するための微調整がHMの目的になってきます。

返り始めるタイミングが早いので、ストライクゾーンがLM素材より狭くなりますが、早い方向にズラす事が可能です。

あと水圧に強くなります。

 

 

ザーッと書かせて頂きましたが、

適切なロッド選択は様々な条件を踏まえて考え選んでも、

実際に現場では違う事も出てきます。

 

 

MOZユーザー様は、複数本所有し使って頂いている方様が多いです。

全部持ってるという方も何人も居られます。

 

様々な状況に対応するためには、全部持っていても対応できないかもしれませんが、

リアルタイムで使い分けて食う引き感のタックル作りをしていますと、

足りなさを感じ追加しているうちに複数本揃ってきます。

 

MOZは番手毎に特別な設計やコンセプトを加えておりませんので、

持ち替えても調子や使用感に違和感がないので、

タックルバランスの組み方で調整がしやすいシリーズです。

 

ロッドの違いで食う食わないを感じられます。

 

 

ご興味持って頂けている方様、

ご検討の程お願い致します。

 

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


MOZ620SPNの内容とお問い合わせのまとめ

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こんにちは

 

先日は僕の誕生日で沢山の先輩や仲間にお祝いして頂きました。

37歳になったのですが、これほど多くの方にお祝いして頂いたのは初めてです。

良い37歳を迎えられました、嬉しいです。

 

さて、タカミテクノスは発信を控えるスタンスを取っておりますが、

あまりにも発信しなさ過ぎて疑問点をお持ちの方様が多くご不便掛けてしまい申し訳ございません。

 

タカミテクノスの製品のご購入は、お取扱店様にて

店頭在庫の販売、ご予約、セミオーダーの受付が可能です。

 

お取扱店一覧はこちら

 

 

只今、スペシャルショップであるフィッシングエイトグループ様にて、

MOZ620SPNシリーズのサンプル展示をして頂いております。

スケジュールは下記です。

 

エイト本店様 ~6月16日まで。

大阪南店様  ~6月23日まで。

アネックス店様 ~6月30日まで。

京都伏見店様 ~7月7日まで。

一番池田店様 ~7月14日まで。

1BAN梅田店様 ~7月21日まで。

 

 

ここからは、お問い合わせのまとめです。

 

「MOZ620SPNシリーズの御予約・セミオーダーに関する内容」

 

MOZ620SPNシリーズの御予約ですが、

弊社直接オーダーは7月半ばの販売開始と同時にご購入とご予約(スタンダードモデル・セミオーダー)

をスタート致します。

 

販売開始時に、オンラインショップへ入荷致します。

新製品の発売ですので、通常入荷より多めに入荷致します。

 

申し訳ございませんが、MOZ620SPNシリーズは発売日まで御予約・お取り置きはできません。

 

 

「キャスティングロッドに関する内容」

 

キャスティングロッドも順調に開発が進んでおります。

8ftより長いレングスの予定はございませんが、

オフショアキャスティングロッドクラスのモデルはPE2~12号あたりまで展開したいと思っております。

来年一年ほどテストに費やそうと考えておりますが、先行して何かリリースするかもしれません。

 

メバル・アジング・シーバスクラスのロッドも展開予定です。

 

 

 

「スーパーライトジギングに対応するロッドの内容」

非常に多くお問い合わせ頂けます。

MOZ621SPNも対応しますが、現時点でパワーのあるロッドに位置しますので、

もっとライトなロッドでしたいという方様向けには、

MOZ621LightZEROをスピニングモデルにカスタムする事が可能です。

 

MOZ620SPNシリーズのリリースと同時に、

MOZ621LightZEROスピニング仕様の在庫も製作しフィッシングエイト様へ納品いたします。

弊社オンラインショップへも入荷致します。

 

MOZ621SPNが想像していたより強いロッドと感じられた方様向けに準備致しております。

 

僕自身、明石~大阪湾のメインタックルは

PE0.8~1号のスピニングタックルでジグウエイトは40~100gです。

潮の筋見て、とにかく遠投するというスタイルを永らくしております。

 

ハマチからメジロ・サワラをターゲットにしていました。

もちろん当時はスーパーライトという括りが無かったので、普通の乗合船でやってましたが

ファイトタイムは水深が浅いので、ライン強度めいいっぱい使えば鰤でもすぐに浮きます。

迷惑をかける事はありませんでしたが、ライン強度めいいっぱい使うという事は、

ラインはPEもリーダーも毎回新品を使うくらい管理してましたのでコストは掛かります。

毎流しリーダーとリングを結びなおします。手間が掛かります。

なので青物狙いで水深が40mほどの場合は1.5号にリーダー4号を10m付けます。

潮上へ投げるので、軽いジグでも底どりが出来ます。

 

リールも小さい、ラインも細い、ロッドも柔らかい条件ですと、鰤を浮かせるのに時間が掛かったりすると思いますが、

ロッドのバット部分だけ強く、穂先は柔らかいという選択で、

軽快なままで、扱いやすく投げやすく掛けやすく浮かせやすいタックルバランスになります。

 

僕が行きついた結果、細糸・軽ジグタックルに合わせるロッドはMOZ621SPNです。

 

ターゲットが小型の場合でも、掛けシロのないロッドで狙うと、掛けにくいです。

鰤やメジロなどの中型魚の反転は少し遅いですが、小型魚の反転は早いです。

反転が早いという事は、ラインテンションも早く掛ける必要がありますので、

バットまで柔らかいロッドだと遅れる事になりまして、バラシやフッキングミスに繋がります。

 

それを踏まえてもMOZ621SPNはスーパーライトジギング用とお考え頂いている方様にしてみると、

パワーのあるロッドとなりますので、実際に触る機会がございましたら一度見て頂ければと思います。

 

本格的にスーパーライト用として準備して頂く場合は、2本目あたりに位置するモデルかと考えておりますが、

実際に使ってみるとターゲット次第ではメインロッドになるかもしれません。

 

 

 

「MOZ580シリーズに関する内容」

 

既に、完成の域に達している試作段階のものがあります。

後は、実釣でクラスごとのパワー差を調整する必要があるかどうか、

調子を調整するなどチェックしていきます。

順調にいけば来年春頃リリースかなという進行状況です。

 

全部で8モデル予定してます。

・MOZ582LM ベイトモデル

・MOZ584LM ベイトモデル

・MOZ586LM ベイトモデル

・MOZ588LM ベイトモデル

・MOZ582SPN スピニングモデル

・MOZ584SPN スピニングモデル

・MOZ586SPN スピニングモデル

・MOZ588SPN スピニングモデル

 

MOZシリーズの中で最もパワーを意識したシリーズです。

ソリッドの特徴を活かした620シリーズとは逆に、

580シリーズはチューブラーロッドに近いテイストになってます。

タカミテクノスは過去にオルタネイトという高弾性チューブラーブランクのジギングロッドを販売させて頂いておりましたが、

曲り込みの動きは近いものがあります。パワーの出方はソリッドです。

 

MOZ524LMを上回る戦闘力のMOZ588LMは遠征組には必要なモデルになります。

 

MOZ520シリーズは、レングスが短い分アングラーのパワーを活かしやすく楽なモデルです。

MOZ620 シリーズは、レングスが長く スローテーパー設計ですのでストロークの長いアクションが得意です。

そしてMOZ580 シリーズは、620と520の間に位置し、強いパワーを意識し加えたシリーズになります。

 

580シリーズが発売されますと、ジャークテンポが

ゆっくりテンポは620シリーズ、早いテンポは580シリーズ、切れ味のあるジャークに520シリーズ

深い水深で重いジグを楽にするなら520シリーズ、深い水深で重いジグをロングストロークで操作したいなら580シリーズ

 

こういった使い分けが出来るようになるので、620シリーズから520シリーズの大きな差を埋める580シリーズとなります。

 

これでMOZシリーズはフルラインナップリリースになります。

HMシリーズの本格再販も予定しておりますので、

設計をリニューアルし520HM、580HM、620HMも発売するかもしれません。

 

MOZ520SPNは検討中です。

 

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MOZ620SPNシリーズの発売日決定!

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お待たせいたしました!!

MOZ620SPNシリーズは7月13日(土曜日)に発売開始致します。

 

お取扱店様への納品は、発売日当日に間に合うように発送させて頂きます。

 

タカミテクノスオンラインショップへの入荷も、お取扱店様に合わせまして

13日(土曜日)、昼前の10:00とさせて頂きます。

 

今回は準備出来ましたのでオンラインショップへの入荷本数もある程度確保できました。

MOZ621LightZEROのスピニング仕様も入荷致します。

 

MOZ620SPNシリーズは税抜定価48,000円です。

MOZ621LightZEROのスピニング仕様は、セミオーダー価格となりまして、税抜52,000円です。

 

よろしくお願い致します。上原

 

 

 

 

 

 

現在開発中ロッドとリリース予定。

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こんばんは

お盆休みを頂きまして、昨日から出勤です。

十年ぶりの連休でした。

 

ここ2年ほどは安定した生産ペースでスケジュールも組みやすく、人並みに休日を頂けております。

生産量は、スタッフのスキルアップ、設備の追加と改善など月当たりの製作本数もアップしております。

数年前にお取扱のご希望を頂いていたショップ様へもお取扱可能な状態になった連絡が出来るタイミングです。

影響力の強いお店様でしたので、生産量がめいいっぱいだった当時では物量を確保できず現在のタイミングとなりました。

 

随分お待たせしましたので、今でもお取扱頂けるかわかりませんが、お取り扱いが決定しましたら紹介させて頂きます。

関西圏ではなく、現在お取扱店様がある地域でもなく、

オフショアアングラー様の多くが「おっ!あのお店か!」となるはずです。

 

さて、タイトルの開発中ロッドの進行具合を報告させて頂きます。

 

キャスティングロッドは順調に製法の試作と素材の選定も順調に進んでおります。

僕が追い求めていた夢の製法の実現が近いです。

昔からずっと好きなカーボン素材の特性を活かし、完全に補う事が可能な製法。

 

ライトゲームロッドからGTロッドクラスを超えるロッドも製作可能な、汎用性も高い製法。

 

この製法もリリース開始までに、まだ試したい事がいくつかありまして、

しかし、どの工夫でもハイスペックなポテンシャルです。

 

製法の開発が難しく、

モデル開発は狙いのパワーと調子にすれば良いのでスムーズに進みます。

工夫をしているうちに、どうすればどうなるかの感覚も付いてきてます。

 

ブランク工場のモチベーションと手間を惜しまない、秘密にしたいであろう技術も出し惜しまない、

どの部材供給先も全力協力頂け、恵まれているタカミテクノスは幸せものです。

感謝いたします。

 

ライトゲームロッドの試作が届きました。

DSC_0738.JPG

 

フルカーボンチューブラー。

 

ライトゲームロッドですが穂先にソリッドを継がず、釣り味と手感度や情報収集性能の高いロッドを目指してます。

だからフルチューブラー。

 

フルカーボンチューブラーで食い込み部分を穂先に持たせることが出来れば面白いロッドが出来ます。

まだモデル開発の段階では無いですが、釣りに行きたくなる試作ブランクです。

近いうちに組んでライトゲーム楽しみたいと思います。

 

次に、キャスティングロッドの6.9ftでPE2号クラスロッド(2~3号)の最新の試作ブランクが届きました。

PE6~8号クラスのキャスティングロッドで製法の開発が進みまして、

ほぼ完成となっていた6.9ftでも製法の確認をしてみます。

 

次にPE6~8号クラスのキャスティングロッドの最新試作ブランクも出来てきました。

DSC_0733.JPG

 

DSC_0734.JPG

 

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この画像は前回の試作ブランクで8kgをリフトしたものですが、

ほぼ同じパワーと調子でカーボン素材を少し変えて工夫を加えたものが今回届きました。

Facebookの方では過激な負荷テストをしている動画をアップし反響がありました。

限界がわからない強度を持ちながら軽さとブレが少なくキャスタビリティーに優れた性能です。

 

先月の種子島での実釣テストではガイドセッティングのチェックをしまして、

最新試作ブランクでは、

安全安定とマニアックさや面白さのバランス持たせたガイドセッティングで組んでみました。

そんなこともあり、ブランク自体の変更点は少なめです。

 

色々な部分を変えると、どこが作用してどこが良くなったかがわかりませんので、

ひとつひとつチェックします。

タカミテクノスは開発からリリースまで何年も掛かるのは、イライラするほど細かいチェックをしてます。

自分でもムカつくほど細かいところが気になります。

嫌になってきますが、性格でもありますが、

それ以前にやらなければならない事なので避ける事はできません。

 

そして完成した時、

最高の笑顔になりスカッとする感覚が得られていないままのリリースはあり得ません。

 

テスト釣行は、

遊び心と仕事心のバランスが難しく、

魚釣りを楽しむと開発が疎かに、開発に専念すると魚は相手してくれない。

でも、どっちでも楽しい。

今は開発が楽しくて海に出てます。

 

最後に、リリース予定のご報告です。

MOZ580LM、MOZ580SPNは来年5月前後リリース予定で進めたいと思います。

また580シリーズの紹介も秋以降にさせて頂ければと思います。

 

キャスティングロッドは来年夏以降に、モデル開発の段階になっているものからリリース予定ですが、

ブランク製法の開発状況次第となっております。

 

 

今後とも、タカミテクノスにご注目をお願い致します。

毎日、嬉しい釣果メッセージを頂き嬉しい気持ちで一日過ごさせて頂いております。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消費税増税前の最終入荷です。

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こんにちは。

 

本日、タカミテクノスオンラインショップへMOZシリーズ各種入荷致しました。

消費税増税前の最終入荷となります。

 

タカミテクノスでは、お取扱店様への納品案内を出させて頂いております。

 

タカミテクノスオンラインショップMOZベイトモデルシリーズはこちらから

 

MOZスピニングモデルシリーズはこちらから

 

 

Facebookにてご確認いただけます。

通販対応のお取扱店様もございますので、お探しの方様はご活用いただければと思います。

 

納品案内はこちらから

 

 

ユーザー様からのキャッチレポートもございます。

 

ユーザーキャッチレポートはこちらから

 

他にも凄い釣果報告は個人メッセージにてユーザー様から頂けておりますが、

MOZの宣伝利用に発信する事は控えさせて頂いております。

もう公式で積極的にアピールする必要性が無いほどの実績を積み上げ、既に天井に達したのではと感じております。

ユーザー様が思い思いの使い方と楽しみ方を大切にしたいと思います。

MOZならフルカバー。ジギングロッドフルラインナップまであともう少し。

 

 

先日、ライトゲームロッドの試作ブランクが届きましたので、

組んでみました。

 

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キャスティングロッドも丁寧に進めております。

この製法はライトゲームからGT・マグロロッドまで実用的な可能性を秘めています。

今は製法テストですので現場にもっていく事がメインではないですが、

少しづつ実釣段階に来ているモデルもあります。

 

その後にモデル開発に入りますが、時間を掛けるべきは製法開発です。命です。

 

実釣テスト段階になりますと、広島の中川アドバイザーにガンガン釣りこんで頂けます。

先日、シリーズコンセプトを伝えさせていただきました。

面白い竿。ありそうでなかったオーソドックスな仕様を最新技術にて具現化。

 

本格派であればターゲットが決まっていてロッドを選ぶでしょう。

私たちが作りたいロッドは、竿を握れば釣りたい魚がイメージできるワクワクする竿。

この竿であれもこれも釣ってみたい、あれも出来るこれも出来る。出来そうだとか。

説明すればするほど難しく考えてしまう、説明の難しい竿。

 

MOZはジギングの面白味を端から端まで めいいっぱい楽しむことが可能なスペックと思いを詰め込んでいる。

ルアーキャスティングゲームの面白さをめいいっぱい楽しむことが出来るようなロッドを目指してます。

魚を見て仕様を特化しない。釣り人を見て竿で楽しくなる要素について真剣に考えてます。

 

美味しい竿。

 

そんな気持ちで進めて出来たロッドは、

お客様が難しく考えなくても良いように、

僕が徹底的に難しく考えておきますので、

ただ面白いロッドが出来てくるんだと楽しみにしていただければ嬉しいです。

 

 

 

最後に、タカミテクノス工場に僕の宝物が増えました。

DSC_0751.JPGDSC_0752.JPG

 

 

この間、メンバーの池本さんが種子島で釣りあげたクエ。

 

MOZ522LMですね。

なぜか大きな魚は522LMで釣れてくる。

524LMではなく。

 

この要素で来年リリース予定のMOZ580シリーズの、MOZ582LMにも期待です。

食わせと攻めが両立できていないと駄目なモデルです。

良い感じで仕上がってきてます。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

先日の種子島釣行にて。

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こんばんは

 

先週末に種子島にキャスティングでテストしてきました。

今回も民宿しまさきさんにお世話になりました。

GT釣りが面白いに加えて、民宿しまさきさんで過ごす釣行が楽しいです。

相まって倍楽しい。

 

出発の数日前から台風が1個から2個になり3個に増えて、種子島を狙ってきているような予報。

これは釣りは出来ないかもしれないと覚悟しておりましたが、

前日ギリギリになって一日だけ出来るかも?という予報に好転。

 

4名で行く予定でしたが、前日までの調整や急を要する案件が入り、

僕とさくらさんの2名での出発となりました。

 

釣りが出来たらいいねっていう旅行気分です。

開発中のライトゲームロッドとライトキャスティングロッドも持ち込んで。

 

結果は初日はオカッパリにてメッキ釣りをカツヤ船長の案内で楽しみました。

 

そんなスローな時間を過ごさせて頂いた初日の夕方、

「明日は出船出来る」となり準備準備!!

 

今回、持ち込んだ最新の試作ロッドを徹底的に使い込むことに専念します。

このロッド一本しか持ってきてません。

 

ロッジに戻って、リーダーを付けたりします。

リールはシマノとダイワの両方でテストしてます。

キャストフィールが違うので両方で確認しておくことが必要です。

 

ノットも色々試します。慣れてないノットでも試さないとキャストフィールが違うので。

リーダーの長さも極短から超長いのまで試してます。

どの組み合わせでも色々な投げ方、風の向き、様々な条件でチェック。

このテストやってると一気に大量の実践知識が蓄えられますね。

トラブルももちろんありますが、今回はノット自体は安定したものでチェック。

 

台風後なのか、潮の色が悪い様子。

潮の水温も2種類あって4度ほど差があるようです。

 

午前が終わり、キハダが釣れたのみ。

 

こうなるとトップには出すのは難しいと船長は言います。

シンキングペンシルで狙うのが良いようですが、船長には申し訳ないけどテストなので要件以外のルアーは持ってきてません。

 

昼になりお弁当を頂いて、「そろそろ釣るぞー」と意気込んで何度も何度もキャスト、

さくらさんはベイトタックルでGTキャスティングです。前回の7月釣行では40キロオーバーをベイトタックルでキャッチ!

 

さくらさんはベイトタックルを徹底的に専念。

 

ベイトは沢山います。きびなご。

 

キハダがまた釣れて、相手してくれるのはワフーとシイラとキハダのみ。

晩御飯のお刺身はゲット!

 

でも相手してくれる魚が居て癒される。

そしてまた投げてルアーを引いたらバイトしてくる。

シイラかな?キハダかな?ワフーかな?

 

追い食いしてきて横から食った。

細長い黒い魚に見えてワフーか!と切られないようにラインテンション掛けると重さがワフーじゃない。

 

かつや船長は船のエンジンを掛けフォローに入ってくれます。

僕はロッドを立ててファーストランの対応。

船がバックから前進に変わる合図をもらって、巻取ってラインを立てる。

 

ラインが立つと負荷が掛かり辛いです。

ギンバルがやっぱり良くない。改良ポイント見つけるが、只今大変。

 

何度も絞り出されますが、ロッドは下げずに水平以上を維持したい。

 

左手の握力が限界。昔の事故の後遺症がここで現れる。

ギンバルさえ改良すれば何とかなりますが、只今大変つらい。

 

6分ぐらいのファイトで無事ランディング。

 

産卵後のダイエット個体で36キロでしたが、長さは50キロクラスだそうです。

凄く長かった。あがった瞬間は45キロいったかなと思いました。

カッコいい色と模様です。すごく嬉しかった。

また来年の7月頃に相手してください。

 

モデル開発段階で考慮するポイントをこのGTが色々と教えてくれました。

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三日目は、帰りの飛行機の時間があるので昼過ぎに終えてノーキャッチ。

二日間でGTのバイトはワンバイトしか無い渋い状況でしたが、キャッチ出来て良かった。

 

 

大阪の会社に戻り、早速工場と連絡。

今回得たポイントを次の試作に活かし、細かく依頼しました。

製法開発は一旦終盤に差し掛かったと言って良いでしょう。

 

次に上がってくる試作は2種類。

今月末までに届くようにしてくれるようです。

来月は月初と月末の2回種子島に行けます。

11月に今年最後のテスト。

 

来年は種子島に加えて熊野の方でキハダキャスティングも定期で。

 

まだモデル開発段階のロッドは一本も無いですが、

軸となる土台のイメージがドンドン具現化していって、

求めている要素をクリアしていってます。

 

まだリリースは未定ですが、

来年中には何かしらの展開が出来るかもしれません。

 

ライトゲームロッドもライトキャスティングクラスも同時に進行中です。

 

アジからロウニンアジ、サバからクロマグロまでこの新製法で作るキャスティングロッドを展開したいと思っております。

それほどこの製法には汎用性と可能性も秘めています。

 

 

ではまたにひひ

 

北海道 ノースキャスト様お取扱開始のお知らせ。

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こんにちは

 

お取扱開始のお知らせです。

 

北海道のノースキャスト様です。

10月納品分を発注頂けました。

 

ノースキャスト様HPはこちらです

 

ノースキャスト様の他に、

2つの会社様とのお取扱開始を控えております。

初回ご発注頂けましたら、順次お知らせさせて頂きます。

 

弊社の受注の流れは、

毎月、来月納品分のご発注を頂く流れとなっております。

短納期の受注生産が可能です。

 

この2カ月ほどの回転数という短納期で納品できる仕組みを実現するには、

全てのラインナップのブランクやガイドなどの材料を最低でも常に4カ月分をストックしている必要があり、

弊社は期末であっても4カ月以上のストックをしております。

4カ月以上ストックする要因は、ブランクやガイドの入荷は2カ月掛かりますので、倍数の4カ月は最低でも持っていないと実現できません。

 

材料在庫を持つ事は、避けるべきことなのですが、

そうしますと「4か月後にMOZ623LM、624LM、625LMの3モデルを生産します、この次の生産は一年後」など、

弊社の生産ペースで2カ月という短納期を実現する為には、材料在庫を常に持っていなくてはなりません。

短納期2カ月と申しましても、お客様を待たせてしまっている事に変わりございません。

 

100%受注生産でありながら、量産品が主な市場に混ぜて頂く為に、

リスクと覚悟を決めて現在の短納期実現の構えとしました。

お取扱店様に扱って頂く限りはニーズを無視したスタンスは取れません。

 

来年フルラインナップとなるMOZシリーズのジギングロッドだけで、

最大で46モデルになります。

その全てで使いどころが違う。ジギングも成熟しつつある中で想定できる場面やスタイルの幅の広さ、

46モデルの中で6本あれば適切にカバーできるでしょう。

海域を追加すると、数本追加する事で楽しめる。

 

決して46モデルは特別多い数字ではないと思っております。

お客様の個性毎に丁度良いがこの中から6本以上あると思いますので、

多い中から悩んで掘り出して探していただければ嬉しく思います。

初めの一本は悩ませてしまいますが、

悩めないほどラインナップが少ないよりは適切なモデルが選ぶことが可能です。

覚悟を持ってジギングに本気なメーカーです。

 

7年前、独りでやるにはあまりにも広過ぎた現工場も、

ここ数年で5人となり少し手狭になってきまして、決して快適な職場とは言えません。

綺麗で働きやすくカッコいい自社工場を建てられる状況になってきましたが

沢山のロッドを作らせて頂き、沢山のユーザー様と出会えた場所なので可能な限り離れたくありません。

8年目のハイエースもボロくなってきましたが、まだまだ元気に動きますので新しい車も要らない、

そのお金で新素材研究や無数の試作ブランクを作る、想定外の事態になっても現状を維持する選択肢も残る。

 

開発の方はキャスティングロッドに集中しております。

こちらも覚悟を持って本気で取り組んでます。

道具が良い物になってくると楽しく、試作を重ねる毎にイメージに近づくので嬉しいです。

まだ使いやすいように作る段階では無いですが、

元となる製法と設計がよく飛びよく曲がる。

モデル開発段階では、そのレベルを適切に調整出来れば使いやすくなってきます。

 

ここ最近、

ご新規のユーザー様が急に増えまして、各地で拡がりがあるようです。

弊社は生産ペースは上がってきてますが、年間最大2500本ほどしか生産できません。

既に8000本以上お作りさせて頂いており、ほぼ全てご購入頂いておりますが、

8000人のユーザー様が居るのではなく、複数本ご愛用頂いている方様がほとんどですので、

2000~3000人のユーザー様に支えられているのだと思っております。

 

今後もより良いモノを作る事に誠心誠意取り組んでまいりますので、

今後ともよろしくお願い致します。

 

仕様は変わりございませんが、

去年のMOZより今年のMOZの方が良い竿です。

今年のMOZより来年のMOZの方が良い竿にします。

 

 

種子島キャスティングロッドテスト遠征行ってきました。

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こんばんは

 

台風と台風の合間を縫って種子島へ行ってきました。

今年3度目のテスト遠征です。

 

今回も民宿しまさきさんへお世話になりました。

開発の初動段階ですので、少人数1~3名でも行きます。

毎回新しい試作ロッドを持ち込み、テスト内容を予め決めており、徹底してます。

 

今回からキャスト方法やラインシステム、ルアーの制限を少し緩和できる段階に入ったので

釣れる確率も少し上がってきます。

 

釣果は海の状況が大きいので、海に任せて釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れないでも良いです。

魚掛けて見る部分もありますが、その重要性はもう少し後になります。

遊漁船にお世話になるので釣果も出さないと申し訳ないので、釣れる雰囲気の時は釣ろうとしましたが、

激渋という事で厳しかったです。

 

曲げておきたいので、釣れたオジサンを泳がせてサメ掛けたりしました。

15キロ無いくらいのサメだったので、すぐに浮いてきました。

 

初日は完全ノーバイト。二日目はキハダとシイラ。三日目は強風の為中止。

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このキハダは晩御飯で美味しいお刺身とズケにして頂きました。
民宿しまさきさんのお料理はいつも絶品です。
いつも肥えて帰ります。

 

 

二日目の最後の流しで、良い出かたしたGTを掛けたんですが、謎のラインブレイク。

その後ルアーだけ浮いてきて回収成功。ドラマ達成ならず。

 

この遠征最後の流しで掛けたのに謎のブレイクでショック大でした。

 

でも今回の遠征で、チェックしなくてはいけない部分を色々と新たに掴めた事が多く、

次の試作で反映させて、再度イチから前回モデルとの比較チェック。

 

最終日は沖には出られないので、ライトゲームをしました。

20㎝前後のヒラスズキとメッキが入ってました。

あとは南洋チヌ。

DSC_0006.JPGDSC_0011.JPGDSC_0009.JPG1570686830142.jpgDSC_0013.JPG

 

 

 

 

もう少しでイメージ通りのロッドが出来そうな気がします。

イメージ通りのロッドが出来れば残すは2つの関門。

材料と製法の強度平均を出す破壊検査。

これで一定ラインを超えていないとイチからやり直しではないですが、

別ルートで最適解を探してクリアを目指します。

これがクリアできれば最後の関門、疲労破壊検査。

これはまさに地獄の筋トレ。

機械で繰り返し負荷を加えるのではなく、人間が実際のスタイルで必要強度を超える負荷を500回到達を目標にします。

ガイドの取り付け強度も確認できます。

この条件には船の上下や揺れと、魚の引きのタイミングでのドラグの反応とラインの伸びが入っていませんが、

入っていないからこそ信じれる結果になると考えてます。

こういった不確定要素がある為、安全値加えての500回としました。

 

「必要強度と調子だけ出せば良い」であればもっと早くに完成しますが、

タカミテクノスが行っている開発は、例えば「10」という数字にするには、

何通りも存在するわけで、3+7の10でも必要強度と調子は出せます。

5+5でも出来ます。3+15-8でも出来ます。

例えなので、上記はプライ数を意味している物ではありません。

どの製法で、どのカーボンなど色々な事を

デメリットとメリットや相乗効果など組み合わせてイメージしているパワーと調子にします。

これだけでは面白いロッドではなく、使いやすいロッドにとどまるので、

カチカチ系ネバネバ系モリモリ系など音に関係するような感触を作る事が面白いロッドには不可欠です。

永く評価を得られるロッドにしたいので、必要強度と調子だけでは、使ううちに飽きがくるようです。

 

現在は味付けの自由度を飛躍的にアップし、強度も汎用性も高い製法の開発をしている段階です。

その為、方程式のような条件を掴みこの製法が完成すると

ライトからヘビーまで様々なチューブラーロッドを産み出すことが可能になります。

 

DSC_0005.JPG

 

 

既に良い物が出来て来ております。

リリースできる日を楽しみに開発を進めております。

お待たせしていて申し訳ございませんが、開発は順調に進んでおります。

 

次は再来週です。

新しい試作ロッドを持ち込むわけでは無いですが、GT歴が長く釣りを楽しむことが上手な先輩方に混ぜて頂きまして、

ご興味を持っていただければ、どのレベルの完成度か見て頂こうと思います。

次は一旦開発の気持ちを置いておいて僕自身もGTフィッシングを楽しもうと思います。

 

その遠征の次の週に最後の遠征で今年の遠征スケジュールは終了です。

 

来年のスケジュールも既に入ってます。

MOZ580シリーズの最終チェック。

ジギングロッドのテストもまだまだ続きます。

 

 

今週末はジギングフェスティバルです。

台風の影響で土曜日は中止となりましたが、

日曜日は定刻通り9時より開催いたします。

 

日曜日のみ開催です。

土曜日は中止となりました。

タカミテクノスの出展は今年も無しですが、

僕はスタッフとして会場に居ます。

 

詳しくはこちらから

 

 

よろしくお願い致します。上原

 

 

 

 

 


またまた種子島遠征へ行ってきました。

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こんにちは

 

今回も民宿しまさきさんへお世話になりました。

「Life fishing guide service」

 

人気船にて予約が難しいです。

行けばわかるロケーションとサービス、何もかもが大満足。

 

今回は、大先輩とご一緒させて頂けました。

サクラさんツアーです。

 

タカミテクノスのロッドユーザー様でもあります。

アドバイスも頂け、心強いです。釣りの楽しみ方、安定感が半端じゃない。

 

10月7日~の前回 種子島釣行の記事はこちら

 

9月7日~の前々回 種子島釣行の記事はこちら

 

7月の前前々回 種子島釣行はMOZ620SPNのリリースと重なり多忙で記事を書き忘れていました。

松井さんが書いてくれています。

疑似餌オタクブログはこちらから

 

 

さて今回は、新しい試作ブランクも無く、まだチェックしきれていない項目もありますが、

来月の釣行でチェックすれば一通り終える事ができますので、

今回は完全にプライベートとしてGTフィッシングを楽しむことが目的です。

 

2日間の釣行でタックルは、ほぼワンタックルです。

前回は馴染みのある色々なルアーとタックルを使ったので、今回は初めて使うルアーを多用しました。

 

初日は、かすりもしない完全ノーバイト。

今回も渋いなーって感じながらも、投げ切ったし、やりきったので満足。

全く出る気配が無い状況でも、派手に出てくるのがGTで、この釣りの好きなところなので、

集中して投げ続けていれば百回投げて何も無くても、次投げたら出るかもしれない期待を持ち続けられる釣りです。

良い時間を何もなく終えても、潮が止まった休憩タイムかと思えるタイミングで出たり。

海の状況悪くても、投げ続けていれば相手してくれるターゲットは好きです。

 

投げても投げても出ない事が続き、最終日の最後の流しで派手に出てヒットした前回。

数年前から徐々にやり始めたGTですが、やればやるほど面白い。

ご興味ある方様は是非計画を。

 

 

何も魚からのコンタクトを得られなかった初日でしたが、

最終日の2日目は初日より少し魚っ気を感じる海に変わっており、

初日はうねりが大きく入れなかったポイントにも入れる可能性があるようでした。

 

終盤に差し掛かり、シンペンでヒットがありました。

ヒットしたものの船に向かって来たのでラインテンションが掛からずバラシ。

その後、サクラさんもシンペンでゴン!っと強いバイト。でもヒットせず。

僕はトップで着水後にボゴンと派手じゃないバイトがあったもののヒットせず。

 

ポイントを大きく変え、昨日は入れなかったポイントへ。

この日の朝もうねりが大きくは入れなかったポイントです。

夕方になり入れるようになりました。

 

梅谷さんは、ひと流し目「ここやな」という直感。

梅谷さんの直感はいつも当たる。僕史上100%。

集中力が最大になり、投げる。毎キャスト釣れる気がするGTフィッシングですが、もっと釣れる気がするポイント。

 

今回もダツが多い。

前回はPEラインをダツに噛まれてGTヒット後に切られるという悲惨な出来事が頭をよぎる。

 

キャストして手前30mほどで横切るバイト後に横殴りのバイト。

ヒットし、ファイトに入る。

今回はギンバルもばっちり。

サイズは大きくないものの良く引く。ドラグを締める。

ドラグ設定は、シャローだから一ミリも出さない設定も良いかもしれないが、

シャローだからこそ少し緩めの設定をしている。

最もやばいヒット後のファーストランをこなした後に、ラインを擦って無いようだったらドラグを締めて積極的に浮かせようとしている。

 

シャローで初めから一ミリも出さないつもりの強いドラグで正解もあるとは思いますが、

僕は水深とヒットした距離で考え方を切り替えている。

 

種子島は凄く浅いので、ヒットした距離が遠くもなく近くもない50mだとしても、50mも水深のあるポイントが少なく、

10~20mが多い。深いところもありますが50mはまだ知らないかもしれない。

 

そうなると一ミリも出さなくても根に擦れる。強いラインテンションで擦れると直ぐに切れます、少し緩いと耐える可能性が残る。

緩すぎてもダメ、強すぎてもダメなんだろうと考え、緩めを意識して、

ファーストラン後に状況確認してから締める事が可能なら締めるようにしてます。

船長の的確なフォローも入り、ラインを立てる。ラインが立つと辛いがサイズがあまり大きくないので、ロッドパワーで浮かす。

サイズ的にロッドを深く曲げる強い引きはないので、腕で強引にロッドを曲げてみた。

さくらさんが動画を撮影して頂け、修正ポイントが明確に再確認する事が出来た。

動画の公開はしません。ロッドがまだイメージではなく綺麗に曲がってませんので。

 

今回はドラグを少し緩くしすぎてましたが、なんとかキャッチ。

ファイト中にすぐ後ろに長友さんが付いていてくれて安心でした。

ヒットしたら全員で手分けしてヒットしたアングラーをサポートする大物キャスティングゲームは感動的です。

さくらさんはいつも自分で釣るより他の人が釣る方が喜んでるように見えます。

経験豊富な先輩方との釣行は、釣りの楽しみ方の先を見せて頂いているようで勉強になります。

僕もそうゆう釣りの楽しみ方が出来るようになるのかな?と思いながら今の釣りを楽しみ続けたいと思います。

 

キャッチしたのは、

サイズより何より、バイトがほぼ無い中、投げ続けてヒット出来た、嬉しいキャッチでした。

 

長いフリが効いた一本は嬉しいやつです。

 

サイズや重さは測らず写真だけ撮らせてもらって、

コンディションの良さそうな20キロくらいだと思います。

釣った!とゆうより釣らせてもらう事が出来た感動が強いです。

 

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ルアーはアトランティス社の、

戦うスイミングポッパー「ファンキーソーダ260プロト」

シイラカラー。ベイトは大きめのダツだったので長いシルエットとルアーアクションが一致したと思います。

 

今月末から発売するファンキーソーダ200も使わせて頂きましたが、

4/0トレブルフックとバランスが良く様々なターゲットが好きそうなアクションをしています。

260は調整中とのことで、200のバランスに近くなる見込みです。

僕の好みもその方向で好きなルアーの一つになりました。

 

僕の好きなジグやルアーには偏りがありますが、

ロッツオブアート社のマドリーペンシルと、アトランティス社のファンキーソーダ、

他にも有名メーカーのルアーでも好きなルアーがあります。

自分でもルアーを作っていきますが、自分で作ったルアーで釣るより人の思いが詰まったルアーで釣る方が嬉しいです。

まだ販売を考えず趣味で作っていきます。面白いのが出来れば紹介からさせて頂こうと思います。

 

 

今回はキャッチ出来てホッとしました、

開発中のロッドをチェックするだけでなく、

トラブルなくキャッチするために必要な道具類のチェックも今よりもっと念入りにしていきます。

 

 

 

 

 

昨年、メンバーの池本さんが民宿しまさきさんにてMOZ522LMで釣りあげたクエのデジタル魚拓を

本館の玄関に設置して頂けました。設置は梅谷さんです、一瞬で設置。

 

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大先輩方と。

 

 

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同世代の かつや船長と。

 

 

 

 

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民宿しまさきさんで過ごす、種子島は楽しい。

好きなGT釣りもできて、ジギングもデカいのが山盛り釣れる。

今回も、キャスティングのポイントですが、キャスティングの反対側でジギングでも

いろんな魚が釣れてました。

カンパチもスジアラも居ます。

じゃジギングポイントに行けばどんなに釣れるか。

来年ジギングメインで行ってきます。

580シリーズの最終確認。

 

来年は、面白いロッドをリリース出来ると思います。

待ちに待ったあのロッドも本格開発に入ってます。

リリース確実になれば紹介させて頂きます。

 

新しい製法により可能になってきました。

 

 

今年は5回の種子島釣行を予定しており、来月に最後の1回が残ってます。

なぜ同じ場所に行くのか、ロッド開発の段階にもよりますが、

初動段階は同じ海域の同じ船が良いです。

試して確認しなくてはならない項目が多いので、一日ではチェックしきれませんので、

日が変わっても条件が大きく変わる事は避けたいためです。

計15日間という日数は決して多くは無いですが、様々なチェックが出来ましてデータ収集も捗りました。

 

モデル開発に入ると、いろんな海域で色んなターゲットを狙う事も重要になってきます。

ただし現在の初動段階では、

色んなルアーを投げる機会があり、ルアー操作も多彩で投げる回数が多いターゲットが良いです。

そうなるとGTがキャスティングロッド開発にピッタリです。

テストとは関係ないですが、僕自身がGTフィッシングが好きで、モチベーションの維持に苦労しません。

 

決してGTロッドを開発している訳ではありません。

ボーダーレスなキャスティングロッドを開発しています。

キハダもヒラマサもGTもクロマグロも。

専用設計やコンセプトはあり、有効かもしれませんが

どのターゲットにも共通する要素を集中的に高め、

モデル数でターゲットと海域に対する適切なロッド選びが可能というシリーズを計画しております。

 

まだ製造開発段階で、製法試作8種のブランクと、ハンドルパイプ5種を組み合わせて、

心地よく面白味のある使用感を目指し、強度とブレの少なさ、トルクの出方をチェックしてます。

良いスペックを備えたロッドが出来て来ておりますので、

開発も面白くなってきました。

 

既に次の試作ブランクが決定してますが、来年になります。

来年になると本格的にモデル開発に入ります。

モデル開発初期を終え、中期に入るとリリースまで早い事が多いです。

 

 

 

 

ではまたにひひ

 

 

今年最後の種子島遠征へ行ってきました。

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こんにちは

 

今年はキャスティングロッドのテストが多く、

現在は製造方法開発中ですが、実際に現場でターゲットを狙うという事もしてみました。

 

7月に1回、9月に一回、10月に2回、11月に一回。

運よく出船率も高く、様々なテストをする事が出来ました。

 

場所は全て、種子島 民宿しまさき さんにお世話になっております。

 

今回も無事キャッチできました。

サイズはともかく、海の状況が悪く食いが渋い状況の中、

毎遠征、投げ続ければ必ず一回はバイトがあるので

いつヒットしても良いように構えてます。

 

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今回の綺麗なGT。

 

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前回のサイズの割にカッコいいGT。

 

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9月のカッコいい産卵後の体長あるGT。

 

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エイト本店勝田さんもシイラ連発でエキサイティング!

シイラ釣りも好きです。

 

 

GTは6本釣りあげるチャンスあったのですが、

徐々にキャッチ率を上げていきたいと思います。

沢山釣れるターゲットでは御座いませんが、

決して釣れないターゲットでは無いです。

投げ続けて入れば必ずチャンスが訪れるターゲットです。

 

今年は沖縄も種子島も奄美もGTの調子が良くないとの事ですが、

良くない年でもこうして楽しめますし、しっかりと派手にバイトしてきてくれるので、

その日釣果が無くても期待もって投げ続けられる魅力的なターゲットです。

 

GTはキャッチ&リリースですが、海域にもよりますが種子島ではキハダも食ってきますし、

GTポイントで休憩がてら後ろでジギングをすると美味しい根魚が沢山釣れます。

その日のお刺身やお料理にもなります。

食べる分だけ釣って一生懸命GTを狙うって方も多いようです。

 

 

僕は魚をあまり食べないので釣果の匹数やサイズよりも、

ドラマやプロセスに満足感を得るタイプですので、

沢山釣れる日より、

ちゃんとすれば反応がある、ちゃんとしなければ反応が得られない、

いわゆるあまり釣れない日の方が燃えます。

でも全く何のヒントも得られないほど海の状況が悪い日は嫌ですね。

わがままですね。

誰も釣れていなくても、釣れそうで釣れない時が一番楽しい。

 

GTフィッシングと聞くと敷居が高いというイメージを良く聞きますが、

僕は左手の握力がバイク事故の後遺症で20キロほどしかなく、

すぐに腱鞘炎になりますが、重いルアーを投げ続けてファイトも出来ます。

 

 

後遺症が無ければもっと楽に釣りあげられると思いますが、

釣り道具を作る立場としましては丁度良いとポジティブに捉えており、

僕が楽に釣りができる道具はオーソドックスで適切なバランスになっていると思います。

専用設計のような極端なスペックは好みません。場合によっては極端な仕様は楽しさをそぎ落としているように思います。

誰でも使えて楽しいと思って頂けるように適切でオーソドックスですが、ハイスペックを目指してます。

投げて、誘って掛ける、釣りあげる。どのターゲットでも共通する このキャスティングの基本動作をバランスよく高次元にします。

 

 

今年持ち込んだテストロッドは6本。

まだ調子を出す段階では無いものの、良い特性を確認出来ました。

全くパワー調整も調子も出ていないのに、良く飛ぶし、ファイトも楽。

ガイドセッティングも良好方向に調整出来ている。

ではパワー調整と調子が出れば、どれだけ心地よくキャスト出来、

どれだけ安心して釣り心地を満喫でき的確なファイトが出来るか。

楽しみです。

 

来年は簡単な調子出しをして強度テストをクリアしますと、

本格的にモデル開発に入ります。

 

同じ製法で、アジングなどのライトゲームロッドから、GTが出来るビッグゲームロッドまで展開しようと考えております。

タカミテクノスのロッドは全て自社にて製造しております。

外注製造ではありません。

一本一本、全てタカミテクノス社内にて作っております。

 

今現在、この記事を書いている隣の工房で塗装を、後ろでガイドを巻いております。

一階では仕上がったロッドの出荷準備で梱包をしております。

 

5名と少人数で小さくショボイ工場ですが、全スタッフが気持ちを込めて

世界中へタカミテクノスロッドを送り出しております。

外注では不可能な製法。なぜならタカミテクノスが編み出した独自の手法が満載だからです。

 

ジギングロッドシリーズのMOZシリーズも永らくご愛用頂いているユーザー様が待ち望んで頂いている、

MOZを超えるMOZの開発も進めてますが、MOZでなくてはならない難しさ。

MOZが良いと言って頂いている方様に、MOZじゃなくなりましたが超えました では駄目です。

この路線で超えたと言える進化はするが変化してはいけない。

難しい課題ですが、常に取り組んでいます。

 

今後展開していくキャスティングロッドシリーズも、MOZのように個性的な独自路線で釣りが面白くなる釣竿にします。

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昨年と今年は予定通り、MOZシリーズのモデル追加をしたのみでしたが、

来年はMOZシリーズの完結以外にも、新しい製品のリリースを予定しておりますので、

今後ともタカミテクノスをよろしくお願い致します。

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

お問い合わせのまとめと、MOZの扱い方について。

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こんにちは、

本日はお問い合わせのまとめをさせて頂きたいと思います。

沢山のお問い合わせ、ありがとうございます。

僕自身の業務がお客様からのお電話の対応とメール返信の割合が多くなってきまして、

大変嬉しい事ですが生産に関わる時間が少なくなる為、本記事にて大まかにご案内させて頂きたいと思います。

 

 

Q 「どのモデルが良いですか?」という内容に関しまして。

 

A この内容は極普通のお問い合わせに思えますが、真剣に悩みます。

色々な経験をしてきますと、言い切れない部分が多すぎるので、

非常に難しい問題ですが、お客様のイメージに合ったモデルの紹介を出来る限りお伝えしたいと考えてます。

HPのスペック表に書いてある内容では大雑把なので、

「水深、ターゲット、ラインシステム、ジグウエイト、船はドテラか立てるか、 

ジャークテンポ、狙いのジグアクション」など、

お伝え頂けますと経験踏まえまして一般的なモデルをお伝えさせて頂きます。

決して、「僕(タカミ)が使うなら」という内容ではありません。

僕ならお伝えさせて頂いたモデルより1~2番手柔らかいモデルを使います。

 

例えばMOZ623LMとお伝えしましても、統計的な感覚で一般的と思えるモデルをお伝えさせて頂きますので、

柔らかいロッドがお好みの方様の場合は622LMの方が良かったり、

624LMが良かったりと、好みの差で±1番手とお考えいただければと思います。

 

 

 

Q「ブランクのササクレ」に関しまして。

 

A MOZをリリースさせて頂いてから、5年目になり販売本数もMOZだけで6000本を超えています。

ササクレが起きている割合は0.3%前後と少ないですが、月に1件は発生しております。

補修が可能な状態がほとんどです。

 

補修代金は送料4,000円と、ササクレが悪化しにくくする補修と部分塗装で代金10,000円(税抜)です。

修理依頼書に内容と補修希望箇所を記載の上、

佐川着払いで弊社にお送りいただけましたら、通常10営業日内に補修完了しお手元にお届け可能です。

 

補修をしましても、その後別の部分がササクレてくる事が考えられますので、

一度は無理な負荷が掛かったロッドとして、お考え頂きたく思います。

ササクレはチューブラーであれば折れてしまっている状態です。

フルソリッドブランクなので、補修をして再度ご使用頂けますが、

耐久度が瞬間的または疲労のどちらかで部分的に限界に達する経験をしたブランクですので、

別の箇所にササクレ再発の可能性がございます。

 

 

Q「ジグウエイトのスペック表記が幅広く、わかりにくい」に関しまして。

 

A ジグウエイト表記は、スローテンポなジャークとハイテンポなジャークで

使用可能なジグウエイト範囲を記載しておりますので、幅広くなっております。

ジグウエイトの使用範囲の考え方について書かせて頂いた記事

↑をご参考頂けますと、イメージがしやすくなると思いますので、

疑問をお持ちの方様は、ご一読お願い致します。

 

 

 

 

Q「ノット抜け、使用可能なラインシステムの範囲」に関しまして

 

A  MOZ620LMとMOZ620LightZEROのスタンダードモデルガイドセッティングは、

現在、4.5番を採用しております。

今後、パワーのあるブランクほど大きめのガイドセッティングにスタンダードモデルを変更していく予定です。

現在はセミオーダーにてガイドサイズを選択可能です。

 

フルソリッドですので、カーボンは縦繊維100%のブランクです。

横方向のヨジレが大きすぎる為、可能な限り背の低い小さなガイドを使用する方が良いです。

パワー(太さ)のあるブランクセクションでは多少背の高いガイドを使用しても影響は少ないですが、

悪い方向になりますので、可能な限り小さいガイドを使った方がスペックは良いロッドになります。

 

ノット抜けに関しましては、ノットの方法やリーダーの端処理で大きく変わります。

僕はFGノットで端処理を丁寧に抑え込む結び方をしますので、

スタンダードモデルの4.5番でも80lbまで使いますが、問題なくストレスを感じません。

お客様の得意で慣れている方法が安心できるので、安定しているノットが良いと思いますが、

ノット抜けに関しましては、ノットの状態に関係します。

 

 

以上、お問い合わせのまとめでした。

 

 

 

 

続きまして、MOZの扱い方に関して。

 

MOZは耐久性のあるロッドのイメージが定着しておりますが、

フルソリッドブランクという事は、穂先もソリッドです。

 

穂先がソリッドのロッドは、丁寧に扱わなければならないという事なので、

MOZも例外では御座いません。

なぜ穂先がソリッドだと丁寧に扱わないといけないのか?

細いからです。

ソリッドは細くなると極端に弱くなります。

ですので穂先部分はチューブラーよりもデリケートです。

 

ではどういった事に関して、丁寧に扱わないといけないかが問題です。

魚の抜き上げに関して注意して頂きたく思います。

 

ファイト面ではバットに負荷が掛かる為、ブランクの太い部分に負荷が掛かります。

ですので、強度がある部分ですので安心して派手なファイトで曲げて頂けます。

 

意外と、太刀魚の抜き上げが危険です。

重量は軽く、体長が長い為立てて穂先付近に負荷が集中します。

 

MOZの特にLightZEROシリーズは、穂先に集中して負荷の掛かる扱いにご注意をお願い致します。

トラブルなく永くご愛用頂ければと思います。

 

 

先日、facebookにて公開させて頂いた投稿を話題にして頂けましたので、

少し詳しく書かせて頂ければと思います。

 

タカミ個人のページでしたので、見にくい方様も居られるかと思いますが、下記にURLにて。

2019年11月21日に投稿しました。動画付き。

 

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MOZを超えるMOZの開発プロジェクトにて。

 

「現行MOZのままで、変化ではなく進化・改善」をテーマに。

使用感を変えることなく改善し、より扱いやすく高耐久に。

 

モデルチェンジはまだまだ先というより、現在予定している訳ではございません。

現行のMOZの完成度を維持したまま進化や改善は簡単ではありません。

しかし、取り組んでおります。

全てにおいて問題なく進化と改善が成功した時点で検討したいと思いますが、

まだその気配はありません。工夫と新技術により可能性が少し出てきたという段階です。

 

縦繊維100%だからササクレるので、最外周に微量の横繊維追加でササクレを抑制。

ヨジレに対しても少し改善。

この効果があれば良いと思います。

検証続けたいと思います。

毎日、試作ブランクの疲労テスト続けます。

 

この技術であれば、現行MOZに追加のカスタムで対応可能ですが、

お客様にコストを納得頂ける効果があるか検証中ですので、

長期間検証し効果を確認していきたいと思います。

 

 

本日の記事はこのあたりで終わりにしたいと思います。

長い文章でしたが、最後までご観覧頂きましてありがとうございました。

今日のポイントは、

MOZのフルソリッドブランクは穂先ももちろんソリッドなので、

穂先付近はデリケートです。抜き上げ注意でお願い致します。

 

安全な魚の抜き上げ方は無いですが、

比較的安全な方法はリーダーを掴んで抜き上げる。

ロッドで抜き上げる場合は、エンドグリップが一番高い位置にありリールが下になる条件です。

つまりバンザイしたような状態で魚を持ち上げて、人間が後ろに上がって船に魚を上げる。

エンドグリップが下でリールが上にある条件はロッドに予期せぬ負担が掛かるので、事故が起きやすいです。

 

大きい重い魚はロッドが曲がるので、この方法では抜き上げられませんので、

その場合はタモでランディングをお願いしたいです。

他にも抜き上げ方はありますが、事故の可能性があるので非推奨です。

 

 

ではまたにひひ

 

 

MOZシリーズのガイドセッティング一部変更のお知らせ。

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こんばんは

 

本日は、MOZシリーズのガイドセッティングを一部変更のお知らせをさせて頂きます。

 

2020年1月納品分から変更後のMOZとなります。

 

変更致しますのは、下記の機種です。

 

「MOZ621LM/HM」

「MOZ622LM/HM」

「MOZ623LM/HM」この3機種は4.5番⇒5番に変更します。

 

「MOZ624LM/HM」

「MOZ625LM/HM」

「MOZ626LM/HM」この3機種は4.5番⇒5.5番に変更します。

 

「MOZ624LightZERO」

「MOZ625LightZERO」

「MOZ626LightZERO」この3機種は4.5番⇒5番に変更いたします。

 

 

お好みに合わない場合はセミオーダーにてガイドセッティングの変更が可能です。

 

 

しばらくの間、竿袋に付いている表記タグ右下にガイドセッティングの番手を追加表記致します。

シールです。貼ってあるのは変更後の製品です。

よろしくお願い致します。上原

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後に活きる研究開発。

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こんにちは

 

今年最後の記事になると思います。

毎年この時期には、

まとめ記事を書いておりますが、今年一年はタカミテクノス内部は目まぐしい変化と開発スケジュールがあり、

まとめたくないほど考えに考え抜いた苦しい一年でした。

 

なので、纏めようとすると脳にデカい負荷が掛かる為、今年一年はまとめません(笑

ただでさえ記憶を忘れがちな状態にありますので。

 

今も、研究開発の最中でして、

その内容を説明させて頂くと、MOZというロッドを一段階深く知って頂けると思います。

 

本日、タカミ個人のFacebookに投稿しました、

「チューブラーでMOZを作ってみた。」というような内容です。

 

タカミ個人のFacebookはこちらから。

 

動画で見比べてみてもどちらロッドがチューブラーなのかソリッドなのか、

見分ける事が難しいです。

 

つまり、釣りの現場でソリッドでもチューブラーでも同じ条件で使えるロッドが出来るという事です。

 

ソリッドだからどうとか、チューブラーだからどうとかの概念はMOZの場合は、

あまり考えない方が正しく受け取れると思います。

 

なぜなら、

MOZはフルカーボンソリッドブランクとチューブラーブランクの間の特性を持たせようと開発してました。

 

チューブラーでソリッドに寄せるか、

ソリッドでチューブラーに寄せるかの違いです。

 

チューブラーでソリッドに寄せる事は、昔にリリースした「マーシャル」というシリーズがあり、

当時はチューブラーでソリッドに寄せるには無理があると判断しました。

どんどん大型魚やラインシステムも強くなっていくし、強度的な問題を抱えてました。

 

5年前に、ソリッドをチューブラーに寄せたMOZをリリースさせて頂きましたが、

マーシャル開発時代に、既にソリッドなのかチューブラーなのかという同時開発を行っており、

MOZはその時に存在してました。

 

そして現在、

キャスティングロッドを開発している中で取り組んでいる技術をジギングロッドに取り入れ、

試しに作ってみたのが、

本日組みあがった「チューブラーでMOZを作ってみた。」ロッドです。

 

リリース予定は無いですが、

今の技術と工場だと、チューブラーでもMOZが出来るという事がわかればそれだけで良い。

 

MOZは最高傑作ではあるが、

僕自身の理想は、

もう少しチューブラー寄りに、チューブラーの特性もほんの少し取り入れたいというあたりです。

 

上記は、ソリッドとチューブラーの距離感とMOZの位置をイメージしたものです。

 

理想まで近いようで遠いです。

 

もちろんソリッドは太くなればなるほど強度があり、

細いと強度が極端に弱くなります。

なので、穂先は細いのでデリケートです。

特に、穂先の細いLightZEROシリーズはソリッドティップのロッドと同じように、

丁寧に扱って頂かないと寿命が極端に短くなります。

 

MOZの強度面に対しての正しいイメージを持って頂ければ、永くご愛用頂けると思います。

抜き上げても何しても折れないロッド=MOZ  ではなく、

ファイト時に無茶が効いて折れる心配をしなくても良いロッド=MOZ

 

穂先は繊細です。無茶するとササクれるか折れます。

 

 

チューブラーは、太くなれば強度も増えますが、

空洞が大きくなるので潰れて折れるという弱点があります。

カーボンの強度ではなく、構造の強度の方が先に限界に達します。

 

 

「MOZを超えるMOZ」の研究開発を行っていますが、

今一度改めて、チューブラーベースでの感覚も知っておいても良いので、

今回は今後に活きる内容を得ました。

 

 

またこの技術で、メーカー様からOEMのお話も頂いているので、

このロッドには叩き台にもなってもらいます。

OEMの公表は問題ないとの事でしたので、お楽しみにしてください。

決してチューブラーのMOZを提供する訳ではないです、

MOZでは難しいニュアンスがあるので、チューブラーでという流れです。

ソリッドでも出来なくは無いですが、チューブラーの方が先方のイメージに近そうです。

 

今はこれ以上の事をお伝え出来ません。

来年一年開発に掛けるかもしれません。

 

 

よろしくお願い致します。上原

 

 

明けましておめでとうございます。

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こんにちは

 

2019年は纏められないほど、

様々な事が物凄い件数で起きた一年でした。

 

そして2020年やるべき事は、

2019年の内に既に決まっております。

 

あとは実行のみです。

 

寸前での発表が多くなると思います。

明確なリリースを公表しているのはMOZ580シリーズだけです。

5月リリースで進んでおります。

 

その他のモデルは、公開開発もしておりません。

水面下で何かが中長期間、進行しているものとご想像ください。

 

そして不親切にもリリースは急に訪れます。

これは最短でリリースさせて頂く為の方法を取りますと、

リリースの発表は寸前になりがちだからです。

 

より早くお届けするための、

直近発表でご理解とご協力をお願い致します。

 

今年も目まぐるしく一年が過ぎる事と思います。

やるべき事をやり残さない一年に出来れば良い結果を残したと言えるでしょう。

 

ただひたすらにこなす。

 

本年もタカミテクノスを何卒応援お願い致します。

 

 

 

最後に、

沢山のユーザー様から、あけおめメールを頂きました。

ありがとうございます。

何件か釣りのお誘いも頂けましたが、

誠に申し訳ございませんが、

タカミテクノスはスケジュール以外の釣行を致しません。

 

スケジュールは大雑把なものは年間スケジュールで毎年恒例です、

それ以外の釣行は、試作の仕上がり具合と、業務状況を考慮した上で寸前で決定します。

 

例えば明日明後日レベルです。

来月のこの日という決め方はあまり致しません。

ロッドなので、あまり現場での感覚を重要視しません。

船の上、海の中という不確定な条件でわざわざテストする必要がありません。

ルアーですと現場でテストする事が求められます。

ロッドはまた違うと思います。

海の中に入れるものか、海の上にあるものかの違いは大きいです。

 

現場に持ち込むのは最終確認する為に行きます。

その時はほぼ完成形に仕上がっているでしょう。

 

ですので、釣行は試作ロッドを持ち込む為、内密に進めます。

遊びの釣りは年間スケジュールで決定しております。

 

その為、釣行のお誘いを受ける事が出来ません。

釣りにお誘い頂けているお気持ちは大変嬉しく思い、大切に受け取らせて頂いております。

 

ご理解とご協力をお願い致します。

 

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

タカミテクノス 

代表取締役 上原 孝允

 

フルソリッドロッドについてと、MOZ580シリーズについて。

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こんにちは

 

お久しぶりです。

フィッシングショーも無事に終わったようですね。

タカミテクノスは今年も出展していません。

 

さて、まずはお問い合わせの多い内容の話題です。

お客様から「最近MOZのようなロッドが出始めてますね」や、

「ソリッドロッドに興味がありまして、どこのソリッドロッドにするか悩んでるんですが」

これらに類似した内容でお話いただく事がよくあるのですが、

 

フルソリッドジギングロッドはMOZだけです。

MOZのようなロッドをお探しでしたら、それはMOZしかありません。

 

なぜなら、これはタカミテクノスの基準ですが、

穂先からエンドグリップまで繋ぎ目なく、

同一ソリッド素材でワンピースになっているロッドをフルソリッドロッドと呼んでいます。

 

フルチューブラーロッド。

ハーフソリッドロッド。

フルソリッドロッド。

 

機能的にも意味合い的にも区別するのであれば、ジギングロッドではこの3種類としてます。

 

我々の定義ではございますが、ハーフソリッドロッドとは、

リールシートから穂先までがソリッド素材、リールシートからエンドまでがチューブラー素材で、

2種類の素材と構造を組み合わせたロッドとなります。

両方がチューブラー素材の場合でも、ワンエンドハーフというカテゴリーとして定着しています。

 

ハーフソリッドロッドとフルソリッドロッドでは、

全く別のカテゴリーのロッドと認識して頂いて問題ございません。

 

これはタカミテクノスの基準ですので、世間一般ではフルソリッドロッドもハーフソリッドロッドも

 

一緒にされているように感じますが、

実際は根本的に異なるカテゴリーのロッドです。

 

現在、完全フルソリッドロッド、

MOZのようなロッドはMOZしかございません。

 

数年前から、こういったお問い合わせや相談が多く、

急激に増えてきましたので、公式でタカミテクノス独自の定義を書かせて頂きました。

 

 

フルソリッドジギングロッドというカテゴリーでは、

MOZは今現在も唯一の存在です。

 

 

続きまして、

MOZ580シリーズのリリースについて、。

 

予定では5月リリースで進めておりましたが、

仕入れ業者から連絡を頂きまして、

中国のコロナウイルスの影響で、ガイド生産の工場がストップしている、

富士工業のガイドの4月上旬入荷発送が出来ない恐れが出てきたとの事です。

 

弊社は、ガイドのストックもブランクのストックも多いので、

全く組めない事にはなりませんが、

予定している全てを組み込むことはできません。

 

遅れる事が今の時点では確定しておりませんので、

遅延確定次第、改めて報告させて頂きます。

 

その際は、

楽しみにしていただいている方様には、申し訳ございませんが、

ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

よろしくお願い致します。上原

 


タカミテクノスについて。

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こんにちは

 

前回のブログ記事でMOZ580 シリーズのリリースが遅れる可能性をお伝えしました。

 

現在の状況をお知らせいたします。

 

MOZ580 リリースに向けて発注したガイドの入荷は遅れています。

しかし、タカミテクノスはMOZシリーズのみの生産です。

ガイドセッティングもオルタネイトの時代から使うガイドは変わっていません。

ですので、在庫を持つことが出来ます。

大量の在庫を持っておりましたので、コロナの影響も無く生産がストップしていません。

常に材料をストックしているため、

ご予約頂いてから、お客様を長くお待たせすることなくお届けが可能です。

 

MOZ580 シリーズでは大きなガイドを使用するため、

発注したガイドが届くまでガイドだけ組めない状態になるため、

5月リリースは、先行してスタンダードモデルを生産し、

各お取扱店へ納品させていただきます。

日程はまだ未定です。

 

 

 

 

さて、タイトルのタカミテクノスについて。

 

新しいユーザー様もどんどん増えております。

沢山の方様にご愛用頂きまして嬉しく思います。

 

改めて、タカミテクノスについて紹介させていただきます。

 

まず、

タカミテクノスはプロモーション含む宣伝や公開情報をなぜ控えているのか?

 

これは弊社立ち上げ当初から徹底している事です。

 

それは、

自由な釣り道具としてコレ!といった固定概念を持つことなく、手に取ってご興味を持っていただいて使っていただきたいからです。

中には情報が少なくどうゆう製品なのかわからず、ご使用に至らない方様も多いと思います。

 

メーカーがどうゆう製品かを説明すれば、

ハマった方には興味を持っていただけますが、

タカミテクノスの製品は何かに特化している製品はありません。

シンプルな製品なので、何かを特筆して宣伝アピールする事が難しい製品となっています。

 

宣伝を控えている最大の理由は、

弊社製品をメディアで知るより、

現場で知る。ユーザー様からの紹介。

可能な限り100%口コミや現場で広める方針でした。

 

つまり、

メーカー発信以外で弊社製品を知って頂きたいからです。

弊社製品をはじめて知った時の衝撃と実績を感じて頂きたいです。

 

 

商売としては認知していただかなくては、

売り上げにならず継続も難しいです。

ですので、

タカミテクノスがここまで来るには長い年月が掛かりました。

 

情報が少なくご不便掛けますが、

情報過多の中、

情報をあまり出していないメーカー・製品なのに

世界中で多くの方様にご愛用頂けている事が最大の宣伝になると考えています。

それと、これ以上認知度が増えても生産が追いつきません。

知ったときにご興味を持っていただいても、

お客様のお手元に早く届ける事が難しくなります。

 

年々、生産本数が増える一方です。

 

ユーザー様の行動でタカミテクノスは現場で育ちました。

改めて感謝いたします。

 

製品開発においても、

現在弊社はMOZシリーズのみの生産で事業として継続可能です。

もっと言えば、売り上げが4分の1になっても継続可能です。

売り上げが半分になっても、十分な製品開発が可能です。

 

そういったありがたい状態ですので、

製品開発は焦ることなく進められています。

 

既に製品開発を終え、いつでもリリース出来るモデルがいくつかあります。

完成レベルにとっくに達しているモデルも、

リリース決定まで引き続き念入りに微調整していってます。

 

ロッド販売での、

売り上げ欲しさで新製品リリースはしなくても良いです。

 

釣り具業界も、新製品の回転が速い時代に、

タカミテクノスほど回転の遅いメーカーが生き残っているのも、

ご愛用頂いている方様のおかげです。

 

 

タカミテクノスは、個人ビルダーメーカーです。

対応も洗練られておりませんが、

お客さまへ感謝をもって可能な限り柔軟な対応を心がけております。

 

材料在庫管理からプロモーション方法、製品リリースの回転数、

どれも時代に逆らった存在ですが、

この形態であれば存在できると確信をもってタカミテクノスを立ち上げました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

最後に、

お問い合わせはHPのメールからお願いいたします。

フェイスブックとラインはあまり見ていません。

フェイスブックには常に未読のメッセージが大量にあります。

全てを返信できませんので、ご了承のほどお願いいたします。

 

お問い合わせはHPメールからお願いいたします。

 

長文失礼いたしました。

 

ではまた

 

ROPERAの本格販売開始です。

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こんにちは

 

ROPERAの販売自体は、

おそらく8年ほどさせて頂いておりますが、

この度本格的に販売させていただきます。

もう何年前か覚えてないほど昔からありますね。

 

既に高い実績やご愛用者様も多く居られるかと思います。

 

改めてROPERAの説明をさせていただきます。

 

ROPERAはジギング専用設計です。

多くの針は餌を付けることを前提に考えられているものが多いので、

餌用針をベースにしていません。

ジギング専用フックとしてゼロから設計しています。

 

裸の針でのバランスや多魚種のバイトタイプに対応できる、

オールマーティーなフックです。

理にかなっているのでオールマイティーです。

何かに特化させることはしていません。

 

各箇所に、

適切な設計と技術を用いています。

 

丸軸であり、太軸です。

フックポイントは刺さりこむ方向性を持たせる為、

3面からなるフックポイントです。

これにより小さな力でも、力の逃げが少ないので刺さりが良くなります。

強度と剛性の高いフックポイントですので、堅く刺さりにくい部分にも有効です。

 

ポイントは叩いて3面にしているので金属組織が詰まっており強靭です。

裏にはブレーカーという掬い形状になっております。

刺さる際には2面接触になるので、刺さりこむ摩擦係数を減らします。

 

フックの吸い込みの良さは、

体積に関わります。

重量では決してありません。

 

なので軽い針は吸いこみが良いという事はありません。

体積が関係します。

 

小さな魚に対しては細軸が良い場合もありますが、

ジギングにおいてはフックバランスと体積のバランスが、

重要になっています。

 

重量というのは軽い空気に囲まれている陸上での存在です、

水中では、空気より圧倒的に重い海水に囲まれている条件です。

重い海水ごとジグやフックを吸いこむにあたり、フックの重量差は、ほぼ関係ありません。

体積が大きければ抵抗になるので海水の流れに乗る影響やレスポンスが早くなります。

 

その際、平打ちをしている針は動きが乱れるので、

ROPERAは丸軸で重心を下に集中させています。

そして太軸とし耐久性もあわせてアップさせています。

貫通性能はフックポイントと力の掛かり方の形状で補っています。

 

ROPERAは幅広い条件で有効なジギングフックとしてご使用いただけます。

ROPERAだけで近海から遠征までこなしています。

なんの問題もなく、凄くバランスの良い針としてご愛用者は定着頂いております。

 

さて、

新製品として完成バージョンも販売開始です。

 

 

 

 

 

まずはバランスの良いオーソドックスな仕様で、

全9種です。

 

バラ針もパッケージのみでの販売になります。

簡易パーッケージでの

一本単位での販売は終了いたしました。

 

製作方法は、

シングルフックをループでの作り方を、

2本したツインフックです。

 

なので、ズレるという事が起きません。

そして、2本を画像の青丸部分で束ねてエポキシでコーティングしています。

 

耐久性と安定性が増します。

 

赤丸部分は、

エポキシでコーティングしています。

瞬間接着剤よりも断然強力で、

収縮チューブ追加よりも強度があります。

 

水の抵抗も阻害することがないので、

ジギングをするにあたって最適な状態にしました。

 

針を魚から外す際にペンチが少々当たっても解れてこないです。

 

ROPERA自体にも、アシストフック化にする手間も部材も、

凄くコストが掛かっています。

 

ですが、

流通している価格帯に合わせて価格を設定しました。

流行りに乗っているわけではなく、

10年以上ベーシックである仕様を高次元で形にしました。

息長く、ご愛用頂ける製品になってくれることを願います。

 

 

弊社オンラインショップでは明日から発売開始です。

お取扱店様へ発注書を送っています。

お取扱頂け、納品の際はフェイスブックにて納品案内をします。

 

今後、

アシストフック、ジグ、ルアー、タイラバなど、

ロッド以外の製品も展開していきます。

 

タイラバロッドもお楽しみに。

 

宜しくお願い足します。

 

上原

 

 

ハイグレードステッカーの販売開始です。

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こんにちは

 

ハイグレードステッカーに、

ファットデザイン2サイズを追加します。

 

先ほどオンラインショップに入荷しました。

 

通常のタカミテクノスロゴをギュッと幅を狭くして太らせました。

 

 

 

 

先日リリースし入荷したばかりのアシストフックと一緒にいかがでしょうか?

 

 

タカミテクノスオンラインショップはこちらから

 

 

 

さて、

今後のタカミテクノスの展開ですが、

2年間新しい事を展開しないようにしてきました。

 

元々は1年だけ様子を見る為に、新しい事をしない計画でしたが、

1年延長して2年間にしました。

 

そろそろ動き出しますよ。

 

力を蓄え、沢山の想定を準備し計画し、

新しい発想も溜まりに溜まっています。

 

 

全部やるべきことで、なんでも出来ますが、

厳選していこうと思います。

 

 

お客様からご要望の多かったカテゴリーからです。

 

 

まずは鯛ラバですね。

いまさらでも遅いわけでもなく、

今が一番良いです。

 

出尽くし感ですよね?

だから今です。

 

 

カテゴリー内に飽きてるプレイヤーが多ければ多いほど、

タカミテクノスは輝きます。

 

 

活気があって色々出てる時は、

面白いものも目立たない。

みんなが悩んでる時でもあります。

メーカーも悩んでます。

 

 

ポピュラーになって、

本質に近いものが確立され始めてから参入する計画でした。

 

当然、

面白くて適切なアイテムを展開するので、

お客様の、

アイテムを見定める目が厳しければ厳しいほど、

タカミテクノスの存在感が増します。

 

 

 

次にライトゲームロッド。

キャスティングロッドも随分長く開発をしてきています。

 

チューブラーブランクです。

 

その開発も熟してくると、

リリースの目途が立ってきます。

 

まだ目途が立っていません。

 

次々に、試作中。

 

現在、PE8号クラスの試作を新たに2タイプ追加。

ライトゲームロッドの試作を新たに3タイプ追加。

 

楽しみです。

 

 

また進展があればご報告いたします。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

580シリーズの詳細

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こんにちは

 

コロナの影響もピークは過ぎた感はあるものの、

経済立て直しや今後のウイルス対策はこれからといったところ。

短期戦のつもりでスタートし長期戦に移行する感覚があります。

 

タカミテクノスは時短営業を2段階で行い、

今は2段階目を継続しています。

 

580シリーズのリリース目前での時短営業にて、

充分な完成品ストックを生産することはできませんでしたが、

まもなくお取扱店様に案内を出します。

 

各店舗少量ですが、流通し始めます。

本格的に流通するのは6月末~になるでしょう。

 

さて、お問い合わせも沢山頂いておりましたが、

580シリーズの詳細をお伝えいたします。

 

まずは松井テスターが負荷動画をアップして頂けたので、

ご確認ください。

 

疑似餌オタク海神探検記

 

 

 

580シリーズは、

2番4番6番8番の4クラスです。

ベイトモデルとスピニングモデルの計8モデルがあります。

 

簡単にイメージしてもらうキーワードをいくつか挙げます。

「582であってもライトクラスではない」

「全てハイパワーモデル」

「ライトジギング向けのモデルは無い」

「620シリーズはフルソリッドらしい調子になっているが、

580シリーズはフルソリッドでありながらチューブラーテイスト」

 

使用ジグウエイトの参考数値は、

582LM 200~500g

584LM 300~600g

586LM 450~750g

588LM 600~900g

 

582SPN 150~300g

584SPN 250~400g

586SPN 350~500g

588SPN 450~600g

 

 

 

使用ジグウエイト数値だけでみると、

そんな重いジグは使わないって感じると思います。

 

ロッド選びの考え方は、

例えば300gくらいが丁度良いと書いているロッドで150gを使うとか、

150g表記のロッドで300gを使うなど、

実際の現場でどうゆうタックルバランスを組むかの参考にします。

 

表記の範囲で使うのが必ずしも適切ではないという事です。

手に取って感触確かめられるなら、表記なんて無くても良いです。

 

しかしそれが難しいので、表記を設定してます。

 

範囲内で使うと状況に対応できていない事があります。

範囲外の使い方が的確に出来ていればジギング中級者といえます。

 

上級者になると、水圧の考え方と

ジグに伝わるラインテンションの掛かり方の予測が正確に出来てきている事です。

 

その他、経験知識を釣行後にあの時こうすればってのが少なくなり、

現場でスピーディーに対応出来ていることなので、

中級では、ロッド選びで適切なタックルバランスを組める事が必須になってきます。

 

ロッド表記の範囲内に捉われることなく、

自由な感覚でロッド選びをして頂けるのがMOZシリーズです。

強度の問題で表記範囲内での使用をしなくてはならないものも有ると思いますが、

MOZはロッドの扱い方が正しければ自由に使えます。

MOZは何をしても壊れないという訳ではないですから。

 

ジャークの方法や、ジグのタイプやカラーなどに拘りがちですが、

タックルバランスが適切であればシビアにジャークスタイルやジグタイプを考えなくても

釣果がついてくることがほとんどです。

 

大きな調整がロッド選びでのタックルバランス変更調整で、

ジャークスタイル変更やジグタイプやカラーは微調整といった感じです。

 

釣れない時にジグを色々変えて、釣れている人のジグやシャクリ方を参考にしても釣れない時は、

その時のタックルバランスが微調整では合わせきれていないからです。

 

ロッドの調子や反発タイプ、

リールの巻トルクと巻量のバランスから合わせましょう。

 

時合に入れば、合うタックルバランスの範囲が広くなります。

 

でもタックルバランスが合っていないと、

完全に時合に入ってからポツリと釣れて、

その後ピタリと釣れなくなる事ってよくありますよね。

 

最初に釣れ始めて、時間が進み周りが釣れなくなっても釣り続ける事です。

そう感じる時は大抵、ポイントに居付いているターゲットが条件ですが、

回遊狙いや長距離ドテラ流しでも、

この条件は感じにくくても存在しています。

 

タックルバランスが合っていれば、

沢山釣れて、いい魚も釣れる。

みんな釣れている時間帯は完全に時合に入っているので

案外なんでもよかったりします。

 

自分だけが釣れている条件になっている時の

タックルバランスが答えに近いです。

その人のジャークやジグタイプだけ参考にしても釣れないのは、

ロッドとリールが合っていない事が多いです。

 

参考にするのであれば、ロッドとリールからだと感じています。

 

派手な釣果の秘訣は、時合を出来るだけ長く得る事。

食わせるのが難しいターゲットや渋い時は、

ベストであろうタックルバランスが組めてから、やっと反応してくれます。

 

渋い時はヒントをほとんど与えてくれないので、

タックルバランスが近いのか遠いのかさえ掴みにくいので苦労します。

過去の経験と知識で合わせていきます。

 

誰も釣れない時に釣れる方法を見つけた過去の経験だけが頼りになってきます。

 

 

上記の内容で、

常に時合に合わせやすい調子と反発タイプを持ち合わせているのが

MOZシリーズです。

 

ロッドをMOZにするだけで、

釣れる条件にハマりやすくなります。

 

その上で、LMやLightZEROや

580、520などロッドパワーを調整できるわけですから、

MOZを使い始めてから釣果が上がる理由です。

 

MOZをご購入いただくキッカケが、

曲げられるというのもありますが、現場で沢山釣る人がMOZを使っているという事です。

しかも細く華奢なロッドで派手に綺麗に曲げて釣っているので、

インパクトありますよね。


 

釣れる理論を追及して開発したロッドなので、

そうなる理由も説明が出来ます。

どうしたら釣れるのかと半信半疑で作っているのではありません。

確信をもって作っています。

 

タカミテクノスは、

過去に混乱するような仕様のロッドを10年ほど前から出し続けています。

 

マーシュルというロッドをリリースした時は、

誰しもがジギングロッドだとは思えない仕様で、どうやって使ったらいいか判らないお客様が多かったですね。

しかし、

今やマーシャルのようなロッドが主流になっています。

 

当初は10年早いと言われていましたが、5年早かったですね。

MOZをリリースしてから一気に主流になりました。

 

 

オールシングルフットでも正しく取り付ければ強度の問題がないという事も、

ガイドサイズをさほど大きくする必要が無いという事も。

 

ジギングロッドはルアーロッドの考え方ではなく、

コマセ竿や船竿の考え方の方が近いです。

 

久しぶりに

改めてタカミヴログらしいことを書かせていただきましたが、

昔からの観覧者様は、

僕が書いている内容に一貫性がある事を感じ取って頂けていると思います。

 

少し偉そうに書いてしまった部分もあるかと思いますが、

確信に迫っている部分はシッカリと伝えようと考えての事です。

 

 

まもなくMOZ580シリーズのリリースです。

これでMOZシリーズはフルラインナップリリースです。

5年掛けてのMOZラインナップリリースのスケジュールを終えました。

 

次にリリースするのはジギングロッドではなく、

タイラバロッドです。

既に完成の域ですが、実釣テストが出来ていないので、

最終チェックをしてから調整してリリースです。

時期は未定ですが、遠くないです。

 

 

そして、

次の展開はメタルジグです。

 

タカミテクノスがジグを開発しなかった理由は、

ジグ形状違いだけの市場だからです。

 

さらには一般の人でも製造やコピーがしやすいアイテムですので、

ブランド力があっても苦労する市場ですね。

 

タカミテクノスはマイノリティーなメーカーなので、

ジグの市場でブランド力を築いて活き続ける事は難しいと考えました。

 

その予想通り、今となっては、

こんなの作ろうって思っても、

大体はどこかのメーカーから、近い考え方のジグがリリースされています。

その結果、淘汰含め回転が速いです。

そして成熟しきってレッドオーシャンになりましたね。

 

我々は、

成熟してから参入できる強さを持っていると思っています。

お客様の経験や手持ちアイテムの飽和、目が厳しくなればなるほど、

そこが我々が参入できる隙となります。

 

ジグ形状違いではなく、

タカミテクノスは新しい概念のジグを開発しています。

 

MOZでジギングロッドの概念を変え、

次はメタルジグの概念を加えていきます。

概念を変える必要もないので、新たな選択肢を加えます。

 

本来、タカミテクノスは

メタルジグからスタートしたメーカーです。

この飽和されきった市場で、

別ルートからその続きを始めます。

 

ここまでやってきたように、

新しい時代に足跡残しながら突き進み、

誰かが着いてきても気にすることなく、

前だけ向いて進み続けます。

 

その結果、この市場で

自他ともに認めるパイオニアに成る事ができました。

 

 

タカミテクノスを信じて着いてきて頂いている方々の為に。

 

これからも面白いアイテムをリリースし続けます!!

 

takami

 

 

 

MOZタイラバチューンの実釣テストに行ってきました。

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こんばんは

 

ご無沙汰しております。

 

先日、MOZタイラバチューンの実釣テストで、

岡山のセトマリンさんにお世話になってきました。

 

セトマリンさんの釣果情報はこちら

 

 

 

当日のメンバーは、

松井さん、山際さん、スタッフのカーリーと僕の4名です。

 

 

当日の松井さんの記事はこちら

 

 

 

山際さんのキャッチレポートはこちら

 

 

 

 

 

どんな釣果だったかは、

メンバーの記事にて。

 

完全にロッドテストだったのですが、

釣果も出る日で楽しめました。

 

タイラバは市販されているものでテストしました。

 

試作ロッドは大きく分けて2種類持ち込んで、

1番柔らかいタイプは完成かなといったところです。

 

メンバーがHタイプと書いている試作ロッドは、

MOZ621LightZEROの設計で素材違いです。

素材の違いでどれほど違いがあるかのチェックの為に作りました。

あわよくばモデルになるかもと思いましたが、

やはりジギングロッド向けの使用感でした。

Hタイプはモデルになりません。

 

一番となる通称ベロンベロンというモデルはイメージ通りの使用感で、

タイラバの条件に合っているものでした。

決してダルいモデルではないです。

 

 

1番をベースに2番、3番の試作に移りたいと思います。

 

 

タイラバロッドの開発は、

10年ほど前に既に進めておりましたが、

時代の流れが全く違う方向に行ってしまったので中断して、

ジギングロッドの開発に集中しました。


MOZシリーズも580シリーズのリリースで、

フルラインナップ展開が出来ました。

そんなベストなタイミングで、

徐々に世間が、僕の思うタイラバに戻ってきたので、

そろそろリリースしても良い頃合いと感じてます。

 

昔僕が作っていたタイラバロッドを知ってくださっている方様も居られると思います。

 

変なロッドでしたよね。

 

明石などのシャロー向けとして4.5ft位のべろんべろんなロッドです。

その時は、フルソリッドではなく、意図的にバット20㎝までは細いチューブラーを継いでいました。

明石にてミヨシでハマチ2匹抜きあげて殉職でした笑

そりゃ細くて継いでるロッドは折れますよね。

 

5ftならフルソリッドでも出来ると思います。

 

今となっては、シャローでも6.2ftでも良いなって思ってます。

なぜ当時4.5ftのタイラバロッドを作ったのかというと、

必要最低限の長さで、

ロッドが短いと伝わる感触もダイレクトで釣り味も楽しかったんです。

 

今回、

6.2ftという長さにする理由は、

十分な曲がりシロを作る為と、低負荷でロッドが反応しバットまで距離も安心で適切です。

MOZと同じ6.2ftなので使い慣れた長さというのもポイントです。

 

タイラバロッドの考え方としては、

ラインシステムとドラグ圧の条件の幅が狭いという事は大きな要素ですね。

その要素でバットセクションを設定しますので。

 

という事は、

バットパワー違いのモデルを作って1番~3番を設定するのではなく、

水深とルアーの重さ、水圧面の範囲を考慮して、

ティップ~ベリーセクションで1番~3番のモデルを作る事で

状況に対応できますね。

 

テスト当日も、そのあたりの考え方が正しいかのチェックをしてました。

やはりMOZ621LightZEROと同じ設計で素材違いの試作ロッドでは、

曲がりシロが少ないので注意しながら使わなければなりませんでした。

 

つまりタイラバを巻いている時のロッドの曲がり方を調整するための

モデル分けで良いという事が確認できました。

調子が変わるほどのバットパワー差は必要ないという事です。

 

今回テストしたHタイプでも

市場に流通しているタイラバロッドの中では柔らかい方ですけど、

私の思うタイラバロッドとは違うものです。

PE1.5号が使えるバットパワーは不要でした。

 

タイラバは、

バーチカルであることと、

シャクらずに巻くのでロッドが曲がりっぱなしかつラインテンションも張りっぱなしですよね。

 

その条件から考えると、

ロッドに十分なクッション性能が必要になって来ます。

 

僕はスロージギングの場合ならバットは20cmあれば良くて、

全身ジャークセクションにしています。

実際は20㎝以上バットセクションありますけど、理論上20㎝あれば良い事を基準に、

バットパワーを上げる為の設計をしていません。

 

580シリーズは、ハイピッチ向けの調子にする為にティップベリーのパワーとレスポンスを上げる為に、

副産物としてバットも強くなったという感じです。

 

タイラバロッドはただただクッション性能を高める為に柔らかければ良いという訳ではなく、

リールから先のバット部分20㎝でドラグとの相性を考えたレスポンスとパワーが必要です。

その部分がフックアップ率に関係してきます。

 

ロッドを曲げてファイトすると楽しいというのはもちろんですが、

効率よく安全に釣り上げるというメリットもあります。

 

ドラグの補助として、バットセクションは重要です。

 

当日のテストで、

PE0.4号で70オーバーを釣り上げてますが、

PE0.8号を使っている時と同じドラグ圧です。

ファイトタイムもほぼ同じです。

それでも切れたりしません。

 

ただ0.4号を使う際に注意しないといけないのが、

お祭りなど、ラインへのダメージ管理です。

 

バイトからフックアップを考えて、

ティップベリーのパワーも適切に設定しないといけませんね。

 

巻いている時に、穂先が真下を向くようではフックアップが弱すぎる、

穂先のパワーが強いとフックアップはしやすいけど、クッション性が低い。

穂先が強すぎると水深が浅い場合はバイトを弾きますね。

水深が深かったりドテラだったりすると、

ロッドの調子やパワーはシビアな設定で考えなくても良くなってきます。

 

丁度良いパワーが必要ですね。

 

難しいところを言えば、

穂先付近の剛性と復元力と質量のバランスも関係してきます。

 

 

あとはリールの組み合わせですね。

 

ロッドは1~3番で水深とルアーの重さと水圧で、チョイスして

アクションや誘い面で、

超ハイギア、ハイギア、ローギアの3タイプあれば良いと思います。

 

例えばハンドルを巻く速度はどれもほぼ一定速度で、

リールの巻量と巻トルクの違いでアジャストしていくスタイルも

データ蓄積と再現性があって面白いと思います。

 

水圧に合わせてリールの巻きトルクを変えていく事は有効だと思ってます。

 

ジギングでも喰う抜け感やしゃくり感がありますよね、

タイラバでも喰う巻き感があります。

水深や潮だけじゃなくヘッド重量や体積、形状やネクタイの抵抗なども関係しています。

巻いている時に、

ヘッドからどの角度でネクタイが出ているかはとても大きな変化になります。

 

タイラバ専門で船に乗るのは何年振りかというほど久しぶりでしたが、

市販されているタイラバも進化していてよく釣れました。

 

岡山のフィールドは凄く楽しかったです。

 

さて、

MOZ620タイラバチューンのリリース時期ですが、

今のところまだ未定です。

1番のブランクは完成しましたが、デザインをこれから決めてパーツを発注するところです。

 

早くて半年後、

遅くて来春ぐらいが目安といったところです。

 

ずっとリリースしたかったタイラバロッド。

でも市場が全然違う方向に行って、お客様もそっちの考え方になっていて、

出せなかったです。

 

そこをあえてリリースという事はカッコいいですが、

マーシャルというジギングロッドで辛い思いをしています笑

 

早すぎても遅すぎてもダメなんですね。

釣竿はスポーツ用品というよりかは遊び道具ですから、

お客様がイメージ出来て初めて面白い道具としてみてもらえるんだと思います。

 

イメージしてもらう為には、メディア宣伝や発信する自分のチェンネルが必要ですね。

タカミテクノスにはどれもありません。

 

徐々に現場で知れ渡って頂ければ嬉しく思います。

口コミで広がった分の生産量ですら生産スケジュールがオーバーしています。

有難いです。

 

これから、

ジギングロッド以外のロッドも少しづつ作っていきたいと思います。

 

今開発中のアイテムは、

ロッド:MOZ620TT(タイラバチューン)1~3番予定

ロッド:PE6~8号クラスのキャスティングロッド

ロッド:3~5ポンドのライトゲームロッド

ロッド:MOZを超えるMOZの長期開発

 

ジグ:アルビノ130g180g230g

ジグ:新発想、新構造メタルジグ

 

フック:ロペラ0/0 (新サイズ 小さなロペラ)

 

 

ではまた

 

 

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