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レネゲートについて。

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こんばんは、

以前からお問い合わせが多かったアンバージャックモデル「レネゲード」について、

少し書かせて頂こうと思います。

レネゲードについて弊社からお知らせするのは初めてです。

 

先日、レネゲードを納品させていただきましたので、

現在、在庫あるようです。

 

 

 

コンセプトはプロデューサーであるアンバージャック鳥羽氏によるものですので、

ショップページにて詳しく記載しております。

 

 

アンバージャックオンラインショップはこちらから

 

企画から開発、リリースに至るまでの経緯などもショップページにチラッとございますが、

僕の方からも少し書かせていただきますと、

MOZシリーズは1モデルであっても守備範囲が広いですが、もっと守備範囲を広げる事は可能です。

そこでタカミテクノスの企画として4年ほど前にキメラコンセプトというのがありました。

その方向性を鳥羽氏のプロデュースにより開発に入り完成したものがレネゲードになります。

 

当初のキメラコンセプトとは、

例えばMOZ626LMのバットにMOZ622LMのティップなど、

2つの異なるモデルを組み合わせて作るというものです。

 

2本のブランクを継いでいるわけでは無く、単一素材の削り出しにより製作するのですが、

イメージと設計を組み合わせるという考え方です。

 

完全に寸法がMOZ620シリーズの設計そのままではありませんが、

イメージして頂きたいのが、

 

レネゲード№2は、

MOZ623LMのバット+MOZ621LMのティップ

 

レネゲード№3は、

MOZ624LMのバット+MOZ622LMのティップ

 

レネゲード№4は、

MOZ625LMのバット+MOZ623LMのティップ

 

このイメージに近いものになってます。

3モデルと少ないモデル数ながら、美味しいところ取りで守備範囲が広く、

掛けて~獲るまでのバランスも良い仕様となっております。

 

デザインや構成パーツも鳥羽氏の監修と、

僕の温めていたアイデアを盛り込んでまして、

通常カスタムで同様の仕様で作るとなると、AGSのダブルフットや

リールシートはT-DPS22フルラバーコルク、特注色塗装などなどカスタム盛りだくさんで、

9万円オーバーの代物になります。

 

レスポンスの良い高弾性な仕上がりで、

旧HMよりもレスポンスが良いです。

 

MOZ620LMシリーズは、

ワンテンポ遅れてからバット根本付近の強い力を利用しグワッと返り始め、

強いティップセクションにより息継ぎ無しで返りきる特徴を持っておりまして、

レネゲードもMOZ620LMシリーズと同様のパワーと質感を備えておりますが、

バット付近まで深く曲り込む前に返り始める特性を持たせておりますので、

レスポンスを活かした操作方法に向いてます。

 

こういったように、

性格の異なるコンセプトから生まれてきている、

MOZ620LMシリーズとレネゲードになります。

 

アンバージャック様はオンラインショップですので、現物を見て頂く機会が皆無に等しいですが、

今日の記事でご参考頂けたり、

ご興味持っていただけますと嬉しく思います。

 

修理などのアフターサポートもMOZシリーズと同じく弊社直接対応させていただきます。

 

定価はMOZシリーズと比べますとレネゲードは高価格ですが、

カスタム内容を考えますとお値打ち価格と言えます。

原材料費を抑える為、MOZシリーズと同じ材料発注数ですので、

小ロット発注の為に材料コストが高くついた高価格では御座いませんグッ

 

以前からお問い合わせ頂いていたのですが、

レネゲードについての内容を初めて書かせていただきました。

一癖あるMOZ620LMシリーズと違って、守備範囲が広く扱いやすい優等生のイメージで正しいと思います。

 

お探しの方様は、ご検討のほどお願い致します。

 

 


イカメタルロッドなど現在進行中のアイテムについて。

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こんにちは、

お問い合わせとご要望の多かったイカメタルロッドについて。

 

 

先日、メンバーの坂根氏と、カーリー(スタッフ)とイカ釣りへ行ってきました。

テストしたロッドは2本。

この2本の間にあたる仕様が良いと判断してきました。

 

2016年に限定本数で販売したいと思います。

市場にあるイカメタルロッドというものを一切知らないまま開発を進めてますので、

タカミテクノスが思うイカメタルロッドはこのような仕様です。

・ベイトロッド

・5.8ft

・ハンドル長さが短め

・バットパワー強め

・ウキのような役割の柔らかいティップセクションが短め

・想定しているのは鉛スッテ、イカジグ、イカメタル向けの餌木を一個付けるだけの仕掛け(エダス無し)

 

カワハギロッドでもチヌのカセ竿とも異なりますのでご安心ください。

5.8ftと短いレングスですが、ハンドル長が短いのでリールから穂先までが長いです。

脇当てが出来ません。

 

こんな仕様なので、今の流行りやスタイルと合っているかどうかわかりませんので、

限定本数とさせて頂きます。

ブランクは100本作りますが、良品ブランクがどれだけできるか次第で製作本数が変わってきます。

 

来年のシーズンに間に合えば良いかと思います。

ご興味ある方様はお楽しみにグッド!

サンプルを見て頂ける機会を設けたいと思いますが、

現物を見て頂く事が難しいのがネックですね。

 

 

続きまして、

鯛ラバロッドですね。

ありそうでない普通の鯛ラバロッドを作ります。

 

 

続きまして、

ご好評頂いているジギングフックのROPERAに、

3/0が来年の春にリリースです!

待ちに待った3/0です。

ツインフックに出来る限界の大きさに感じます。

超強度!一般的な4/0よりも強度の高い3/0サイズです。

ROPERAのコンセプトはフックのダウンサイジングです。

小さくしても強度があります。

針は適材適所ですが、守備範囲が広くROPERA1/0~3/0までの3サイズでどこの海にも行けるかと思います。

適切かどうかは状況によりますので、条件が出てない時点ではスタンダードなフックとして考えられます。

何が釣れるかわからない状況で、

狙いの魚じゃないと思っても掛けたら釣りあげる努力をしようと思うアングラー様には良い相棒になります。

 

 

最後に、キャスティングロッドですね。

OWL693というモデルのテスト進めてまして、大方完成と言えますが、

最終テストに10月、広島へ行ってきます。

鰤とサワラとタイを狙ってきます。

少し強引に荒く使ってきます、強度テストが目的です。

強度をクリアできると完成です。

 

 

MOZスピニングも進行中です。

やっとリリース出来そうな流れになってきました。

 

最後までご観覧頂いてくださりましてありがとうございます。

お伝えしたい重要な内容なのですが、ここのところ時間が取れず雑な文面で申し訳ございませんでした。

ゆとりを持つことが難しいですが、もっと面白い道具を作る事に全神経を使ってます。

ボーっとしてる事が多いですが、脳の中に引き籠ってます。

 

なんでも出来る環境になってきましたが、これからは

「やらない選択肢」も大切になってくると感じます。

僕の場合、発想や工夫は止めどなく出てきますが、

意欲や情熱が無限に沸くタイプじゃないので、

試しに少し踏み込んでもワクワク出来るかどうかがが重要です。

 

ROPERAの完成品販売も進めます。

 

よろしくお願い致しますにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末はジギングフェスティバルです。

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こんにちは、

本日はジギングフェスティバルの知らせです!

 

 

 

J.I.G.ユーチューブチャンネルはこちら

 

過去開催での各出展社メーカーブースにて目玉商品の解説など、

ユーチューブチャンネルにてご観覧頂けます。

 

ジギングに特化したイベントは貴重なので、

僕自身、タカミテクノスのタカミとしてではなく、

ジギングを楽しむ個人として会場にスタッフとして居ます。

 

今年も、鶴見緑地ハナミズキホールにて開催いたします。

ハナミズキホールのアクセスはこちら。

ハナミズキホールは道に面しておりまして、

道を挟んで向かいに大きな駐車場がございます。

 

昨年は、ロッドビルドの講習をさせて頂きました。

今年は仕掛け教室にてアシストフックの作り方やタックルバランスの考え方など、

道具に関する説明をさせて頂きますので、

ご興味ある方様は是非お立ち寄りお願い致します。

 

普通のアシストフックの作り方に加えて、

僕はセパレートフックシステムを紹介させて頂こうと考えております。

当ブログにて永らく「非連動フロントフック」と呼んでいるシステムですね。

スイベルにアシストリーダーを固定してセパレートにします。

メリット沢山!

吸い込み系の青物系バイトに特化!

おまけにジグにフックが絡むことが無くなります。

 

3年以上前に詳しく書かせて頂いた記事はこちらです。

非連動フロントフックについて。

 

セパレートにすると得られる効果など書かせて頂いておりますので、

ご興味ある方様はご観覧お願い致します。

 

ジギングフェスティバルの仕掛け教室にて、

このセパレートフックシステムの作り方と考え方の説明もさせて頂こうと思います。

 

では会場でお会い致しましょう!!

 

 

本日入荷致しました!LightZEROシリーズリリース!(送料について)

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お待たせいたしました!

タカミテクノスオンラインショップへ入荷完了致しました。

 

MOZ620LightZEROシリーズも、

1番から4番までリリース致しました。

初回入荷です。

(MOZ620LightZEROの5番6番は来年春リリース予定です。)

 

タカミテクノスオンラインショップはこちら

 

お取扱店様へも納品完了済です。

 

ワンピースのジギングロッドも稀少になってきました。

MOZは全てブランクスルーのワンピースロッドです。

ワンピースロッドは発送コストが凄く掛かります。

お客様には2,000円ご負担頂くのみで、残りは弊社が負担しております。

送料の値上げも検討してましたが、今のところ以前のまま値上げしてません。

 

ロッド自体にも段階的にコストを掛けていってます、

より良いモノにする為に、モデルチェンジなど言わずに常に進化させていってます。

MOZシリーズのリリースからまもなく4年目になりますが、

リリース当時のMOZと今のMOZは見た目こそ違いは少ないですが、

フルモデルチェンジしたと言って良いほどの進化があります。

そしてこれからも予告なく進化させていきます。

良い物にする為に惜しみなくコストを掛けていきます。

追随を許さない為に。

 

既に3年近くお使いのユーザー様が今のMOZに入れ替えして頂いている流れが出始めております。

作り手として感極まる嬉しいことです。決して安くないロッドです。

そんなユーザー様のお気持ちシッカリと伝わってます!

ありがとうございます!

入れ替えのタイミングはもう少し後の方が良いかもしれません。

 


よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MOZ620LightZEROシリーズとタックルバランスについて(MOZの秘密)

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こんばんは、

本日は先日リリースさせて頂いたLightZEROシリーズについての内容を

お伝えさせて頂こうと思います。

 

MOZ620LMシリーズとMOZ620 LightZERO シリーズの違いは、

ティップ径のみです。

ティップ径以外は同じです。

 

それだけの違いですが使用感と使用状況に大きな違いがあります。

LMシリーズの高い設計熟成度そのままに、ティップのテンションを弱くするのみでLightZEROは出来ています。

 

LMはほぼオールレンジ対応ですが、

水深が深くなるほど、水の抵抗が大きくなるほどに真価を発揮します。

LMシリーズが軸となります。

 

LightZEROシリーズは、

ティップが細いです。

水深が浅い状況や水の抵抗が少ない場合に真価を発揮します。

100m前後内ではメインとなる機種です。

バットパワーはLMとほぼ同じですので、

LMで沢山の実績を重ねているとおり大型魚種にも挑めます。

 

番手毎の違いですが、

MOZ621LightZEROのティップ径は1.1mmです。

MOZ622LightZEROのティップ径は1.2mmです。

1番上げてもティップ径は0.1mmの差しかありません。

 

元々MOZ620ZEROとして開発を進めていました。

「ZERO」とは零番の意味でして、620LMの穂先に零番を組み合わせた仕様です。

その為バットパワーはそのままに穂先が零番になってます。

 

この仕様が近海ジギングにも適切である為、

ライトジギングの「Light」を付けて、LightZEROとしました。

タカミテクノス初のライトジギングも考慮したモデルです。

 

いつもならリリース前となりますと、

紹介記事を何回かに分けてお伝えさせて頂いておりましたが、

いつも、各種お問い合わせとお取り置き可能かどうかのご質問が集中し、

リリース前の生産~出荷に追われている時点にて、やり取りが雑になってしまったり

出荷が遅れたりする為、今回は静かにリリースさせて頂きました。

小さなガレージメーカーの弱さですね。派手なリリースを控えさせていただきました。

 

しかし、いつの間にか行われたリリースも

LightZEROシリーズはタカミテクノス史上最も注目して頂いていたアイテムですので、

注視して頂き待っていただいていた方様からの御購買で、続々と出荷させて頂いております。

 

数日前にお取扱店様でも販売開始して頂いております。

今ですと在庫があるようです。

 

水深150m以上深いところに行かない方様には、

LightZEROシリーズをお勧めいたします。

色んな所に行かれる方様やロングジグも使うという方様には、

LMシリーズをお勧めいたします。

 

LightZEROもロングジグを綺麗に操作することは可能で得意ですが、

番手を上げる必要がある為、ロングストロークで操作したい場合は適当な番手のLMを使い、

LightZEROの場合はLMシリーズと比べて1~2番手上げたモデルが合うかと思います。

 

150gを小気味良いワンピッチですと、MOZ623LM。

LightZEROですとMOZ624LightZEROが良いかと思います。

 

僕の場合は、

ロッドの番手を弱くしてリールを強くするタックルバランスが好きなので、

上記の条件ですとMOZ622LightZEROまたはMOZ623LightZEROを使うと思います。

それでもロッドはリールのパワーに助けられて完全にロッドが負ける事はありません。

ロッドを弱くして気配を消し、ワンジャーク毎に一回前のジグが受ける水圧を感じながらリールの巻き量を調節しますので、

完全なワンピッチではなく0.8回転の次は1.2回転などに調整することになります。

ジグが不安定な場合にそうなります、抜けが良く挙動が安定しているジグは毎回1回転近くになります。

 

ロッドが弱くリールも巻きすぎなければ、気配が出て食いが悪くなることも無いので

水深の浅い海域程小さなリールに負け気味のロッドが良く食う事になります。

水深の浅い明石ではメジロサイズまで大きくなると警戒心も強いのか、負け気味タックルで狙いますね。

 

水深も浅く気配が出やすいので、

船の上の気配をどこで吸収するかはまずは硬くないロッド、次に伸びの少ないPEを使わない事、

次にリールの巻きトルクと巻き量の弱いタイプを使う事、

次にフックを少し小さくする事(フックプレッシャー弱)で明石の必釣タックルバランスが出来上がります。

 

ですが、ロッドも弱い(大きく曲がる)、リールも小さいとなると、

バイト~掛ける事が難しくなります。

ですので、僕はリールは強めで巻き量を毎回調整しながら気配が出にくいようにシャクッて、

いざというバイト~ファイトの際にはリールパワーが十分ですので、

チャンスを逃がさないタックルにしてます。

 

気配が出にくいロッドというのは曲がりの反応の速いブランクになります。

それは縦繊維100%のフルカーボンソリッドが得意です。

MOZは気配を消しやすいです。良く食うロッドと言われる由縁です。

 

LightZEROはティップが細く、より細かく小さな気配も消すことが可能です。

ですので気配が出やすい浅い水深が大得意ですのでライトジギングに最適というわけです。

 

LightZEROは水深の浅い海域だけでなく、水深がある程度深い状況でも、

ジグを重くしてラインテンションが掛かる場合は気配が出やすいのでLMシリーズからLightZEROにして、

食いを上げる使い分けをします。

伸びの少ないラインを使用していることが多いので、普通のPEでも操作できる状況だと気配が出すぎてしまうでしょう。

 

アングラーに伝わる振動の感度の良さというものは、

逆を言えば魚側にも何かを感じられていると考えています。

 

感度を求める事は、例えば目を良くするような事ですが、

その代償として相手にも何かを与えてしまう事になります。

 

ではMOZが感度を求めていないのかというと、決してそうではなく

上記にも書かせて頂いたようにMOZは縦繊維100%のフルカーボンソリッドです。

負荷に対しての曲り方向の反応が良いです。

振動の負荷に対してフルカーボンソリッドはほぼ全て吸収し残響を残しにくい特性です。

リアルタイムの振動のみ伝わる条件になります。

感度のデカさではなく質を追及してます。

 

いまや感度が悪いロッドを作るのが意図しなくては作れないほど感度は出しやすい時代です。

 

高弾性チューブラーは曲り方向の抵抗が強いので曲りの反応が鈍く、

その為手元にシッカリと振動が伝わりやすくなります。

 

ロッドが吸収しきれなかった振動の残響はオツリとなって海に帰って行ってるかもしれません。

 

MOZはブランクで振動を吸収し残響を残しにくい素材ですが、

ロッドはブランク以外にも様々なパーツを組み込みます。

ですので残響を残す要因となる、リールシート内部の空洞を無くし弾性のあるパーツを使わない様に徹底してます。

原音再生でエフェクト無しのリアルタイムの感度を求めた結果です。

 

そしてブランクスルーのワンピースであることは大前提です。

感度が落ちる事は気にしなくても良い点ですが、

ハンドルジョイントでブランクのカーブを繋げても、

反発力・タイミングまで繋げる事は出来ないでしょう。

 

ブランクスルーのワンピースロッドが稀少になってきましたが、

MOZはブランクスルーのワンピースロッドです。

まだ継続して可能です。


MOZはシンプルな中に、

上記にある内容以外にも沢山の要素をバランスよく考慮し、

完成してます。

ジギングロッドとして必要な要素をバランスよく高次元で仕上げる為に、

用いる理論や手法のメリットとデメリットを組み合わせて補い、

扱いやすく面白味のあるロッドとして仕上がってます。

 

 

来年はMOZスピニングモデルの発表をさせて頂きます。

良いのが出来そうです。

 

 

今回も長くなりましたが、最後までご観覧ありがとうございます。

今日は日曜日でスタッフは休みなので独りで工場に来てこのブログを書いてます。

MOZについてお伝えしたいことは山のようにありますが、

ありがたいことに今は沢山のユーザー様に支えられユーザー様がMOZを広めてくださってます。

本当にありがとうございます。

応援のお気持ちと行動しっかりと伝わってます。

DSC_0564.JPG

僕があれこれと伝えるよりも、

生々しい実績の数々と近しいご友人からのインプレは真実味が合って

伝わる事が多いのだと思います。

冒頭でガレージメーカーの弱みと申しましたが、

一番強い見方が沢山居て応援してくださっていると思ってます。

 

今後ともタカミテクノスをよろしくお願い致します。

 

上原 孝允

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タックルバランスについて。

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こんばんは

MOZ620LightZEROのリリースから少し経ちまして、

沢山の評価のメッセージと釣果報告ありがとうございます。

近海での使用が得意なモデルですが、遠征でも活躍できるのはMOZ素材のヘビーデュティーな特性によるものでしょう。

 

新しいシリーズをリリースさせて頂きましたので、お問い合わせも多く頂きまして

前回の記事の補足が必要と感じましたので書かせて頂きたく思います。

 

前回の記事はこちらから

 

お問い合わせではジグウエイトとスタイルで、どの番手が合うかという内容を多く頂きます。

お問い合わせにお答えさせて頂く側としまして、大雑把なスペックはHPに記載しておりますので

より詳しい返答が必要と受け取らせて頂いてます。

 

しかし、どこまで考えても大雑把な説明しか出来ません。

MOZシリーズは番手を寄せてラインナップしております。

例えば、3番が使える状況ですと2番も4番も使えます

 

適切かどうかという事に対しまして正確なお答えが出来ず、

いつも申し訳なく 歯がゆい思いをするので、

今回の記事はタックルバランスの考え方の一つとしてご参考頂きまして、

番手選びの疑問点とご心配が少しでも無くなればと思っております。

 

まず、ロッド単体で適切な使用ジグウエイトは決まらない事を前提に、

現在、大雑把に表記しお伝えさせて頂いているものがHPやロッドに記載している数値です。

 

(来春あたりに現在リールシート部分にスペック表記をしてますが、

無くそうかと考えております。

その際は、代わりに竿袋についているタグで今より詳細に表記しようと思います。)

 

タックルバランスを考える際に重要な事は、

バランスの良いタックルを組んでストレス無く釣りをするという事ではなく、

今、どういうタックルバランスになっているかを把握した上で使用している事が重要になってきます。

 

例えば、

潮が無い時や複雑な潮流で、3番で300gという表記のロッドを使いましても、

ロッドに受ける負荷はジグの挙動している負荷ではなく、

ラインの抵抗やジグが水圧を縦に受け ぶら下がったように重ったるくなりますので、

300gが合わないのかなぁって条件になります。

逆に潮流があり操作したジグがうまく潮に乗る時は300gを心地よく扱えたりします。

 

さらに組み合わせるジグタイプ、水深、船の流し方、ラインの種類や号数、リーダーの長さ、

リールの釣力と巻き量などでもロッドの表記を左右する要因になります。

 

ジギングロッドはティップでルアーウエイトを決めていることは無く、

ブランク全身で操作するタイプが増えてきました。

能力の高いオーバーサイズのリールを組み合わせて、

ロッドの太い部分(バット)まで曲げこみますと2番200gというロッドでも300gを扱えたりします。

 

ラインシステムを細くするとラインの抵抗が少なくなりますので、

ロッドの能力を水圧に取られなくなるので、その分ジグウエイトは重くできます。

 

抜けの良いジグを使いますとジグに受ける水圧が減りますので、

重いジグも使えるようになるのですが、一回目のジャークでシッカリと慣性を付けられるだけのロッドパワーが必要です。

2回目のジャークからは慣性が付いた状態で動作が連鎖しますので一回目より軽くなります。

 

ジャークをする際にロッドを構える角度(ライン侵入角度とロッド角度)によっても変わってきます。

立てるとジグウエイト上限が下がります。

少し下げるとジグウエイト上限が上がります。

下げすぎるとロッドがジグを操作しなくなります。

 

こういったように、

ロッド単体での表記は参考値として十分ですが、実際の使い方としましては表記と大きく異なっていても

タックルバランス的に言えば合っている事が多いです。

 

そこで、重要な事が、

今使っているタックルのバランスがどうなっているか把握している事が重要になってくるという事です。

 

MOZは使用範囲が広いロッドですので、

1番3番5番や2番4番6番など1番飛ばして3クラスあればどこでも行けますが、

そんな時ほど持ってない番手が必要と感じます。

その時感じた「丁度」を使えると楽しいです。それで釣れたら嬉しさも増します。

 

MOZシリーズはお陰様で沢山のラインナップをリリースさせて頂けました。

ありがとうございます。

まだスピニングモデルとLightZEROの5番6番をリリースできていませんが、

来年上半期には出来る予定です。

 

その後は5.8ftクラスの追加を検討~テストに入ります。

 

これでオフショアジギングロッドとしてMOZはフルラインナップリリースかな?と思います。

これでお疲れ様ではなくて、その後が面白くなってくるので楽しみです。

 

先週は、広島の先輩にお誘い頂いてクダコへ行ってきました。

MOZ625LightZEROとMOZ611SPN(スピニングプロト)の2本で通しました。

潮が無くスピニングのテストにはぴったりでした。

魚は各ロッド1本づつ釣りました。

MOZなのでファイト面のテストはもはや必要ないので1本づつで十分です。

625LightZEROは完成してますが、611SPNは良い調整できました。

次の試作で決まりそうです。

MOZスピニングの開発は長かったです。

フルソリッドでスピニングは難題でしたが、ありそうでなかったスピニングロッドが出来ます。

見た目もどこから見てもMOZのデザインです。

 

MOZ610SPNシリーズは釣るのが楽しくなります。

 

MOZ611SPN 参考ジグウエイト100g前後

MOZ613SPN 参考ジグウエイト150g前後

MOZ615SPN 参考ジグウエイト200g前後

の3機種リリースです。

 

スーパーライトジギング系のアンダー100gには、

今後追加するセミオーダーでMOZ621LightZEROや622LightZEROをスピニング仕様にカスタムするのが合うと思います。

現在はフルオーダーでお作りさせて頂いてます。

お急ぎでない方様は来年セミオーダーに追加した時点がデザイン面で良いです。

 

 

本記事も長く、

最後までお付き合い頂けた方様いつもありがとうございます!

 

少しでもタックルバランスの考え方の一つとしてご参考頂けると嬉しいです。

 

2018年も残り1カ月と少しですね。

タカミテクノス年内最後の入荷があります。

本日少量入荷致しました。カスタム版も入荷しました。

明日、もう1本入荷します。

 

オンラインショップはこちら

 

LightZEROシリーズ主体に、

今ですとLeaLea様に在庫あるようです。

通販も対応可能なショップです。

 

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

【重要】MOZスタンダードモデルのEVAが変わります

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こんにちわ

本日は、

MOZスタンダードモデルのEVAが変わる事をご報告させて頂きたく思います。

価格は変わりません。

 

 HGEVA (High Grip EVA) 

EVA表面にラバー素材を採用する事により、通常EVAよりハイグリップな特性を持たせたEVAです。

通常のEVAと寸法は変わりございません、デザインはこんなのです。

籠目模様を採用致しました。

 

なお、通常のEVAも引き続き選択可能ですので、

今後は御予約の時点でお好みのEVAをお選びいただける形となります。

 

お取扱店様によっては、現行EVAも混ぜながら店頭在庫としてご注文頂いているお取扱店様もございますので、

ご購入の際にどちらのEVAかをご確認ください。

 

採用は、12月末納品分からスタートとなります。

 

重要な報告は以上となります。

 

下記は、

HGEVAに関する補足です。

 

このHGEVAをスタンダードモデルに採用する事にした理由は、

元々はセミオーダーで選択できる内容にしようと思っていたのですが、事前リサーチで使用感とデザインが好みという方様が多かったので

思い切ってスタンダードモデルに採用する事と決定しました。

 

コストは掛かるのですが、

コストが高い物は付加価値が付いてますがロッドとして必ずしも良いモノというわけでもなく、

通常のEVAがお好みの方様も居られますので、受注生産となりますが、

お選びいただけるように、HGEVAとEVAどちらも相当数を常時パーツ在庫する事としました。

 

今後、店頭在庫などで流通量が主となりますのはHGEVAになっていくかと思います。

 

弊社、タカミテクノスについて。

 

この事をお伝えすべきか悩むところですが、

タカミテクノスの小さな規模の個人ロッドビルダーによるガレージメーカーです。

現在はMOZシリーズだけで手がいっぱいになってしまうほど生産力の乏しい体制で運営致しております。

 

タカミテクノスの癖として挙げられるものは、品質の平均点を上げ、さらにバラつきを狭くする工夫と努力を日々してます。

釣具製作販売を始めてまだ10年にはなりませんが、

応援頂いている方様から多大な御助力頂きながらアニバーサリーと言える時期も近くなってきました。

 

生産力が乏しいと申し上げましたが、品質安定性と生産効率はグングン上がってます。

生産効率が上がればその分1本あたりに時間を費やすようにしている為、

いつになっても沢山作る事が出来ない様にしてます。

 

今回のHGEVAをスタンダードモデルに採用する事もそうですが、

これからも益々、

お客様に満足して頂く為に「手間暇」「材料品質」「ラインナップ数」の充実にて還元させて頂きます。

 

MOZはリリースさせて頂いてから丸3年が経ちました。

初期のMOZと現在のMOZは見た目には大差ありませんが、内部構造や構成部品などが変わってます。

どんどん良いロッドになってます。

そして間もなくHGEVAという見た目が変わる変更を実施いたします。


徐々にでは御座いますが、

初期にご購入頂いたMOZユーザー様が古くなったMOZを新しいMOZに買い替えて頂く流れも出てまいりました。

作り手としましては最高に嬉しい気持ちになります。

数年使用して頂いても、また同じロッドを使いたいと思って頂ける事に感謝いたします。

 

MOZは高品質な国産カーボンを使用している為耐久性が高いですが、

消耗品の範囲を超えず、大きく調子が変わる事はありませんが、使ううちに疲労してまいります。

 

 

 

この度HGEVAのデザインとなり一つ大きな区切りが出来ました。

少し前に意味深な文面を書かせて頂きました。

「買い替えをご検討頂いている方様へ、もう少し後の方がデザイン面で良いです」というような内容がありましたが、

本件を予定していた為、出来る限りの表現でメッセージさせて頂きました。

 

HGEVAがお好みの場合はご検討のほどお願い致します。

12月末からお取扱店様にて店頭在庫として並ぶかと思います。

 

HGEVAの採用はMOZリリース後、一番大きな変更となりました。

 

今年も残すところ僅かです。

 

来週、本年のまとめ記事を書かせて頂きます。

内容は2019年にタカミテクノスは何をするのか?

 

 

よろしくお願い致します。上原

 

 

2018年のまとめと2019年はどうゆう年に?

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今年も残すところ5日ですね。

早いとは思ってましたが、早かったです。

1月 

こんな嬉しいことから始まりました。

 

幸丸さんにてMOZ520LM+誠ジグにて、T氏からキャッチレポート頂きました!

タカミテクノスではちょうど新年会をしている最中でスタッフとメンバー一同盛り上がりました。

 

そして10月のジギングフェスティバルにてご家族でご来場頂けこの時の興奮を聞かせて頂けました。

誠ジグはフィッシングエイトグループ一部店舗にてお取り扱いがある、稀少な高実績ジグです。

 

2月

海外ユーザー様からのキャッチレポートで一月に続き、またまた嬉しい事がありました!

マダガスカルにてナポレオン。

ロッドはMOZ622LMにてキャッチ!

長時間ファイトだったでしょう。

 

3月

セミオーダーのカスタム選択肢が増え始めて案内も出来るようになってきた時期でした。

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永らく開発していたMOZスピニングの構想もまとまったように言ってましたが、

まだまだ遠かったです。

 

4月

HMが材料の流通が急に停止し困った時期でした。

そしてHMシリーズが廃盤となりました。

また新しいHMが出来てきてますが安定してません。

少しづつ様子を見ながら限定的に作って行きたいと思います。

御予約も案内も不可ですが、完成品を入荷させていきたいと思います。

新HMは値上がりします。しばらくの間は新HMは無いものと考えて頂いても良いです。

 

夜のキンメを釣りに行ってましたね。

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5月

MOZ622LightZEROの先行リリースでしたね。

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明石にてハマチを沢山釣ってきました。

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来年はMOZ611SPNシリーズのリリースも控えてるので、

近海ジギングが多くなると思います。

 

6月

この時期にキャスティングロッドプロジェクトを公開してましたね。

既に何本も試作ロッド組んでテストしてます、

来年はグングン進めていきたいと思います!

アジ~GTまで。

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7月

種子島へGTフィッシングに。

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天候悪く半日しか出船出来ませんでしたが、ロッツオブアート社のタイプマドリーにて2バイト1ヒット!

しかしリールトラブルにてキャッチならず・・・。

来年はGTを主体に釣行を組んで行きたいですが、試作ロッド次第ですね。

 

8月

自分用のイカジギングロッドを組んで剣先釣りに行ってましたね。

良いロッドが出来ましたが量産できるでしょうか。50本ぐらいでいいんですが。

 

 

9月

 

レネゲードについて僕なりのご紹介をさせて頂いた月でした。

凄く汎用性が高く大物向きなシリーズです。

新たな展開も予定してます。

 

10月

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生産が安定してきだした時期です。

アフターサービスと滞りない生産とお取扱店様への納品の為に、

人材補強をした結果が良い方向に出始めたと感じた月でした。

お取扱店様の御助力とユーザー様の紹介により、僕がコントロールできないほどの需要になってきましたので、

人を雇い生産力を高めて安定させる事にしました。

引き続き、御予約頂いても2カ月以上お待たせする事が無いようにと投資しました。

受注生産という事に変わりはないのですが、少しづつ店舗在庫も出来るようになってきました。

出荷案内を出させて頂きますので、タカミテクノスFacebookページをチェックして頂ければ、

お取扱店舗のおおよその入荷時期がわかります。

 

11月

多忙により記憶がございません(笑

 

 

12月

HGEVA公開とスタンダードモデル移行準備完了のお知らせをさせて頂きました。

来年1月半ばまでにタカミテクノスオンラインショップにて久しぶりに入荷します。

お取扱店様の方が早くHGEVA仕様のスタンダードモデルが販売開始されます。

一部のお取扱店様はご希望によりEVA使用で納品です。

好みの範囲ですので、どちらが良い方というのは無いです。

 

 

 

めまぐるしく一年が過ぎ去っていきましたが、やるべきことを出来た年でした。

自分で言うのも何ですが、難題はあったものの着地点は今のところ上出来です。

 

ただ、釣りは中止が多かったです。感覚的に8割中止。

テスト釣行ばかりとなっており、楽しんで釣果を期待する釣りの仕方を忘れてしまいそうですが、

本年はテストロッドが無い釣行も何度か行くことが出来ました。

とは言いましても、ロッドテストとしてモノつくりを楽しむか、出来るだけ純粋に釣りを楽しもうとするかのどちらかなので、

どちらでも面白い事に変わりありません。

 

 

 

 

昨年の「2017年のまとめ」で書かせて頂いていた事を覚えて頂いているでしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2018年の個人的なテーマは、

周りは大きく変化しますが、

タカミテクノスは大きな変化は出来る限り控え、

変化する様々な事に注視するスタンスで一歩一歩着実に。

2019年以降に繋げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんだか占いのような文面ですが、正解だったでしょう。

様々な方法で数年先を予測してやっていってますので、今年がどんな年になるかはおおよそ想像出来てましたので、

本年は様々な事に注視しながら、迎える2019年にじゅうぶんに備えて準備完了してます。

 

ありがたいことに、

4年前にたてた事業計画の3~4割増しで内容はあまり変えずクリアしてます。

3~4割増しの理由は、ユーザー様、お取扱店様から応援頂いた分の結果と断定してます。

心血注ぎ全力で取り組んでも自分たちだけでは、

到底到達出来ない状況にまで引っ張って頂き感謝いたします。

 

 

上記にもあるとおり2018年は変化を抑え注視し、

2019年はどうゆう年にするかを考える事が出来ました。

 

 

はじめに暗い話ではなく上昇中の良い傾向ですが冷静にみて、

既にジギングシーンは飽和状態にあります。

しかし、盛り上がる一方で新たなジギング人口はここ4年で始めた方様が6~7割を占めます。

問題なのは今後もジギング人口は増えますが、それ以上にアイテム数が増えてます。

 

10~15年前なら新しいジグが発売されたりロッドが発売すれば、

注目度をシッカリと感じる事が出来ましたが、

その現象が弱くなってきており新しい物への特別感が薄くなってきてます。

 

これはごく普通の現象で、ネガティブな事として見るのではなく、

限界効用というのもが逓減しているという法則に従っているだけなので、

ちょっとやそっとの新鮮さや追加要素ではインパクトや面白味に欠けてきているというだけの状態です。

それは現在流通しているアイテムの豊富さ完成度などの満足度が高まってきているという事ですので、

ジギングというジャンルはストレス無く楽しめる状態にあります。

こんなのがあったらなぁ~ってのは大体は商品化して頂けてます。

 

その一方、釣具業界もファストファッション化のような流れは避けられないようですが、

弊社としましてはジギングロッドはMOZシリーズのみに統一し、

既に4年目になりますが「昔からあるロッド」と言って頂けるように可能な限り継続していきます。

 

フルモデルチェンジも考えてましたが、今年一年じっくり注視し考えた結果、

変える必要のない完成度に達し、今現在MOZで多くのユーザー様が楽しんで頂けている限り、

変える理由は残すところ「目新しさ狙い」しか無く、

現行MOZをフルモデルチェンジといった大きく変える必要は無いと判断しました。

表記等の微変更は予定にありますが、大きな変化は当分の間予定しません。

 

キャスティングロッドは、

「アジ~GTまでを一つのシリーズで。」というプロジェクトが既にスタートしております。

それがオープンになってくると、次第にタカミテクノスに二つの顔がある形態になってくると思います。

ジギングロッドがもう少しでフルラインナップし、既に完成しているモデルも多いことから、

キャスティングロッドの事を考える時間の方が最近は多くなってきてます。

 

キャストという動作がある分、

ジギングロッドとはまた違った考えがあるので面白くも難しくもあります。

 

シイラ釣りが好きなので、昔は毎年行ってましたが

これからドンドン行けますね。

ルアーも作りながら楽しんでいければいいと思います。

そんな中でポテンシャルが高いルアーが出来てきますので、楽しみです。

 

まずは今手掛けている6.9ftライトキャスティングロッドを仕上げたいと思います。

20~40gのルアーを使用し、ラインシステムは1.5~2号あたりです。

 

ソリッドでは無いです、チューブラーです。

キャストとファイト性能に優れています。

ショアからでも船からでも使えます。何用といったように用途は絞ってません。

 

そんな良くわからないキャスティングロッドを開発していきます。

そして出来の良さがわかる人にはわかるロッドであれば良いと考えてますが、

MOZのように、

お取扱店様がお客様に勧めやすい「個性の強さ」「わかりやすさ」は必要不可欠であると考えております。

 

シンプルでオーソドックスで作りが良いロッドで特徴はシッカリと存在するものにしたいと思ってます。

 

どうでしょうか?

上記で書かせて頂いたように、ちょっとやそっとの新鮮さや追加要素では面白く感じませんよね?

今もこう書いていて薄々感じてますが、

僕はワクワクしているので、少しづつそのワクワク感が拡がっていってくれれば嬉しいです。

それに向けて、ただひたすら真面目にジックリやっていきたいと思います。

 

 

本年も多大なご評価とご愛用頂きまして、ありがとうございました。

タカミテクノスは現在5名で、

昨日よりも良いモノを目指し、日々進歩する気持ちを忘れません。

 

今後ともタカミテクノスをよろしくお願い致します。

 

タカミテクノス一同

 

 

 


追加機種のお知らせ。

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2019年になり早くも1月を終えようとしてますね。

今年も予定を淡々とこなしているうちに正月が来そうです。

 

さてタイトルにあるように追加機種のお知らせをさせて頂きたいと思います。

 

・MOZ625LightZERO

・MOZ626LightZERO

この2機種を3月~4月にリリースさせて頂きます。

 

この2機種のリリースで、

水深が浅いフィールドでメインとなるLightZEROシリーズがフルラインナップとなります。

 

お問い合わせでも多く頂けるのですが、LMとLightZEROの違いは、

バットパワーはどちらもほぼ同じです。

単純に穂先が細いか太いかの違いです。

 

LightZEROは穂先が細い方です。

ですがバットはLM同じなのでジャークのテンポが1秒近くゆっくりな場合は、

使用出来るジグウエイトに差があまりないです。

 

LMは穂先まで返りきる力が強く、LightZEROは返りきる力が弱いだけです。

 

マニアックな用途としましては、

波立っていて荒れている条件で無駄な動きのショック吸収できるのはLightZEROですので、

そういった状況にも良いです。

 

主な用途としましては、使用するジグウエイトは軽くでもデカい魚を狙う際にぴったりです。

 

MOZリリース前に動画を撮影し参考にして頂けるようにアップロードさせて頂いておりますが、

LMシリーズのみですので、520シリーズとLightZEROシリーズの動画も撮り、

LMシリーズも新たに作り直そうと思います。

 

今年はキャスティングロッドのテストと、

MOZスピニングの最終確認をします。

 

アジ~GTまでのキャスティングロッドのテストが多くありますので、

船を買おうかと考えてます。

思う存分じっくりと追及できる環境が必要です。

短時間のテストで良い事の方が多くあるので、時間も有効に使えます。

 

まだ決まってませんが、船があると良いなって思ってます。

 

今年も計画的に淡々とした一年になりますが、

今の安定感を持続したいと思います。

 

ここ最近、セミオーダーロッドをご注文頂ける事が増えて来てます。

今後、益々セミオーダーの選択項目を充実させていく予定です。

 

HPからセミオーダー受付中です。

 

こちらからオーダー可能です。

セミオーダーのイメージはこちらです。

 

フルオーダーも可能ですが、混んでます。

本日もフルオーダーが仕上がりました。

マジョーラのフルカスタムです。価格は10万オーバーです。

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マジョーラも何色かセミオーダーの中に入れようか考え中です。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ROPERA3/0リリース!!期間限定キャンペーン実施。

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お待たせいたしました。

 

ROPERA3/0がリリースです。

 

改めてROPERAについて書かせて頂く前に、

過去に書かせて頂いたフック関連の内容はこちらです。

10年近く前の古い記事もありましたが、

古くても5年くらい前までに書かせて頂いた記事です。

 

ジギングフック「ROPERA(ロペラ)」について

 

2014 アシストフックの作り方

 

非連動フロントフックシステムについて。

 

キハダキャッチレポート&ロペラについて

 

 

上記の記事をご閲覧頂けましたら、ROPERAについての内容は大体含まれております。

 

 

 

 

ROPERAのコンセプトはダウンサイジングです。

より強度を、より貫通力を、そしてバラシ難い。

 

MOZのパワーを受け止められるフックです。

 

PE3号タックルの場合は3/0がピッタリ合います。

 

3/0はツインフック仕様にしてもデカすぎず、

かといってこれ以上小さいサイズは不安という絶妙な大きさにしました。

 

つまりツインフックにできる最大サイズと位置付けてます。

 

ターゲットは魚種にもよりますが、PE3号タックルで狙うターゲットは全てです。

 

簡単な使い分けは、

ROPERA1/0 PE~1.5号

ROPERA2/0 PE1.5~3号

ROPERA3/0 PE2~4号

 

こんな感じです。

 

体積と重量のバランス、

柔軟性と剛性のバランスが良いです。

 

REPERAの全ての形状に意味があり、効果を実感できますが、

わかりやすく詳しく説明することが難しいです。

 

アングラー毎の相性の良い悪いが出にくく、

癖のない針です。

そうゆう風に設計してあります。

 

条件で何かに特化させているわけでは無く、

「ダウンサイジング」という軸のみ存在し、

「ツインフック仕様のジギングに適切である」という事だけです。

 

 

サイズの割に太軸ですので、吸い込みが良いです。

フックの下部に重心を持ってきているので、

低重心になり暴れにくく挙動が安定します。

丸軸である事にも関係します。

 

安定して暴れないという事は、静かです。

 

 

 

これにてツインフック向けのROPERAシリーズは完結しました。

3サイズで完結できるという事は、

近海から遠征まで3サイズでカバーできる守備範囲の広さを持ってます。

 

 

そして本日から、

タカミテクノスオンラインショップにて期間限定で、

「ROPERAおためしパック」

を、おひとり様1パックですが、この機会にぜひ一度お試しいただければと思います。

送料が掛かりますが、通常価格の半額となっております。

おためしパックの内容は、

1/0 2/0 3/0の3サイズ各10本

計30本入りとなっております。

 

タカミテクノスオンラインショップ

こちらからお願い致します。

 

 

お取扱店様でもお取扱頂けますので、

おためしパックをこの機会にお願い致します。

 

 

現在はバラ針のみの展開ですが、アシストフック完成品販売も予定してます。

最近はバラ針からご自身でアシストフックを作る方様が減ったみたいですね。

釣具屋さんでも色々なアシストフックが充実しているので、そうゆう流れの様です。

ROPERAのアシストフック完成品はこれから進めていきますので、もう少し時間が掛かります。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種子島にてクエ35㎏!!

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こんにちは。

 

ROPERA3/0についての前回記事はこちら

 

ROPERAお試しパックは23日(土曜日)24::00ごろに終了させて頂きます。

予想より多くの方様からご注文頂けました。

ありがとうございます。

 

さて、タイトルのクエ35㎏ですが、

タカミテクノスメンバーが種子島遠征にて良い釣果を報告して頂けました。

池本さんが、

MOZ522LMと新作のROPERA3/0にてキャッチです。

報告があった時、衝撃的に嬉しかったです。

全てを詰め込んだMOZとROPERAでのキャッチです。

 

 

池本さんおめでとうございます!!

 

 

 

他にも、カンパチ等々沢山の魚をキャッチできたようです。

詳しくは松井さんのブログにて。

 

疑似餌オタク海神探検記「2019年初釣りは種子島遠征」はこちら

 

 

MOZもROPERAもハイスペックな製品ですが、

ノットやファイトなど何か一つでもアングラー側のミスがあると獲れなかったりしますね。

クエは過去に何度も掛けてるんだろうけど獲れないターゲットですね。

全ての条件が揃った時、こうしてキャッチが出来るんでしょう。

 

その条件にMOZとROPERAが入ったという事になります。

嬉しい報告でした!

 

 

過去にもこういったお知らせをさせて頂くと、

よりMOZとROPERAの事について悩むかと思います。

 

クエや大型カンパチが狙えるMOZとROPERAですが、

鰤でも中型ヒラマサでも適切に使えます。

 

大型のターゲットに使える道具はヘビータックルなんじゃないか?と思ってしまいますが、

決してヘビーな道具ではありません。

 

むしろ鰤に丁度良い道具でクエやカンパチが釣れるというモノでして、

不意に大物が掛かった際でもやりあえる使用範囲の広さをもってます。

 

MOZもROPERAもそういった不意な大物にも対応できる広い使用範囲がありますが、

安全値や余分を付けている訳でもなく、

それらが可能な素材と設計と製造方法が可能としてます。

 

 

魚を選べない事が多く、ジギングは多魚種でさらにサイズも幅広いです。

その為、もし何か限定的な状況を想定して道具を最適化すると、

想定外に対応できないことが多くなります。

想定していないターゲットはキャッチできなくても良いというのではなく、

掛けたら獲りたい。その時、獲る努力が出来る道具たち。

 

誘い~ヒット~キャッチまでトータルで高い次元でバランスの取れた道具を考える際に、

MOZとROPERAは最適なジギングアイテムの一つと言えます。

 

タカミテクノスがMOZとROPERAを開発の根幹は、

「想定すべきは想像できる全て」を目標にし開発してます。

 

MOZとROPERAがベストだったという事は、

どれだけデータを集めても言い切れませんが、

結果言える事は、悩むことがあるなら

「MOZで良い」

「ROPERAで良い」

これが言える実績は十分にあります。

 

 

MOZもお陰様で、

モデル数が充実してきました。

まだフルラインナップではないですが、1モデルでも幅広い対応力を持ってますが、

これだけ多くのモデルがあれば幅広く対応できる中でもベストに近い選択が出来ると思います。

 

 

タカミテクノスメンバーの力強い応援感謝いたします!

これからも信頼できる道具を生んでいきたいと思います。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィッシングエイト本店様リニューアルオープン!

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こんばんは

本日から、
フィッシングエイト本店様が、
リニューアルオープンです。

なんと!
タカミテクノスの売り場を作って頂けました。

オープンに合わせて大量納品させていただきましたので、
在庫は過去最大、余裕のフルラインナップです。

弊社ロッド製品はセール対象外ですが、
3/7(木)~3/10(日)にリニューアルオープンセールがあります!
時間帯によっては駐車場が満車な事が多いですが、第2駐車場が空いている事がありますので、事前に場所をご確認頂いていると、
早く御入店頂けると思います。

一昨日にもエイトグループ全店へ振り分けて頂く毎月納品をアネックス店へさせていただいております。

今後もエクストラショップとして、
毎月のお取り扱い本数が
最も多いお取り扱い店様となります。

関西でお探しの方様は、
今エイトさんへ寄って頂けますと、
高確率で即納出来る状態です。
数日で在庫が少なくなる可能性もございます。
本日も納品時に目の前で、
複数名の方様に8本前後お買い上げ頂けておりました。

今回の全力納品でもまだまだ足りないとの事ですが、今より生産本数を増やすことは難しい為、このままのペースで安定させたいと思います。

今回納品させていただいた中に、
フルオーダーのカスタムロッドがあります。
ロイヤルミルクティー(濃い目)×ワインレッドメタリック(濃い目)というカスタムカラーです。

裏メニューではありますが、昔から
何度もオーダー頂くカラーです。
僕の好きな色でもあります。
カフェ系でお洒落にお任せでってなるとこんな感じの色を合わせます。

カフェ系といっても薄茶色と焦げ茶色では無いです。

まだ在庫がありましたので、
ご興味ある方様はエイト本店へお立ち寄りお願いいたします。














MOZに追加モデルリリース。

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こんにちは

 

MOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROを

4月初め~半ばあたりにリリースさせて頂きます。

 

MOZシリーズは番手毎に特別な個性を持たせていませんので、

使用感はMOZ621LightZERO~MOZ626LightZEROまでシームレスに繋がってます。

 

しかしLightZEROは設計上、番手が上がる毎に加速度的に先調子になります。

寸法自体は1~6番まで一定条件です。

 

さて、

追加される5番6番がどういった番手かを紹介させて頂きたいと思います。

 

LightZEROシリーズは水深の浅い海域を得意とし、

対応できる分、

LMシリーズよりも幅広い出番があります。

その中でもLightZEROシリーズは番手が上がる毎にカバーできる範囲が広くなります。

 

その最大番手である5番6番はMOZシリーズ全ての中で最も汎用性が高く、

カバーできる状況の多いモデルとなってます。

 

バットはLMシリーズの5番6番と同じです。

MOZ626LightZEROはMOZ621LMと同じティップ径です。

621LightZEROでティップ径1.1mmで626LightZEROは1.6mmです。

つまり1番手上がる毎に0.1mmしかティップ径が太くなってません。

バット径に繋がるテーパーが徐々に急になっていきますので、

番手が上がる毎に先調子になっていきます。

 

MOZ621LMのティップ径は1.7mmですので、

MOZ621LM~MOZ626LMを一本のブランクに繋げた設計に近くなってます。

 

一本でLMシリーズをカバーできている訳では無く、

626LightZEROはLMと違いティップパワーが弱いので、

ロングストロークが可能なシリーズはLMとなります。

 

数cmでもロングストロークが必要という場面はあまり多くないと思いますので、

最も使用範囲や出番が多いのはLightZEROシリーズとなります。

 

ニュアンスで言えば、

ジグを泳がせる時間を長く取りたい場合はLMシリーズ、

ジグの移動距離を抑えつつラインスラックを出しすぎないのがLightZEROシリーズになります。

 

近海では後者のニュアンスが必釣パターンになる事が多いです。

ティップが柔らかいので気配を消して食わせやすくなります。

 

活発なジグアクションでバイトに持ち込むLMか、

気配を抑えてバイトに持ち込むLightZEROか、

どちらも食わせ調子に仕上げてます。

 

まだ現物を見て頂けませんが、イメージを掴んでいただける表現ですと、

MOZ522LMを6.2ftに長くしたような調子のロッドです。

 

モンスターキラーといえる高い実績と愛好者様が増えているMOZ522LMは、

ジャークの切れ味と柔軟性のバランスと操作性の軽快さがダントツに良いモデルですが、

そのモデルを6.2ftにすると、

柔軟性が増したことによってジャークの切れ味を少しマイルドに、

軽快さも無くなりますが、その分使用範囲とジャークストロークが増します。

 

選び方としましては、

MOZ624LMあたりの番手でロッドの曲り込みが大きく、

ジャークテンポとレスポンスを上げたい場合にMOZ625LightZEROが対応します。

 

つまり200g前後のワンピッチジャークが得意なモデルでもあります。

 

良く思う事があるのですが、

水深はさほど深くないがジグが重く、626LMのバットパワーが欲しい、

でも穂先が硬すぎるといった場合では、626LightZEROがマッチします。

 

 

今後可能になってくるカスタムで「スピニング仕様にカスタムする」

というセミオーダーがありまして、いわゆるスピニング向きな調子のブランクが

リリースさせて頂くMOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROです。

 

 

リリース方法は、

ご希望頂いたお取扱店様とタカミテクノスオンラインショップに入荷後、

在庫がある状態でのリリースとなります。

まだお取扱店様にも連絡できていません。

どれだけリリース前に在庫を生産しストックできているかが問題です。

ストック出来た分を振り分けさせて頂きます。

遅れも出ている状態ですので、在庫出来る本数は多くないと思います。

 

新しく追加リリースさせて頂く、2モデルの紹介は以上となります。

リリースまで今しばらくお待ち願います。

 

お陰様でMOZシリーズのラインナップを充実させることが出来ております。

まだフルラインナップではないですが、少しづつフルラインナップに近づいてます。

今年予定しているのは、MOZスピニングが3モデルあります。

良い仕上がりになってきてるので、次の試作で最終となるかもしれません。

 

次にMOZ5.8ftシリーズを予定してます。

こちらも6.2ft同様にベイトとスピニングをラインナップします。

 

ジギングロッドはMOZで充実してますが、

チューブラーロッドも開発進めます。

 

キャスティングロッドも進行中です。

今年はキャスティングロッドの開発を主体にスケジュールを組んでます。

 

 
現在、生産の方が過去最大を継続してます。
沢山のオーダー頂ける状況、感謝いたします。
遅れが出ている状態ですが、今後もしばらく追い付けそうにありません。
残業はしませんが、毎月必死に限界突破しているうちに生産本数がアップしてました。
今後は海外分の毎月生産本数アップを課題に取り組みます。
 
 
ではまたにひひ
 
 
 
 
 

【重要】セミオーダーに関するお知らせ。

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こんにちは、

本日はセミオーダーに関するお知らせをさせて頂きます。

 

4月半ばあたりになると思うのですが、

セミオーダー項目に2種類追加致します。

 

ひとつ目は、

「カラーグリップ(HGEVA)を5色追加」

・レッド×ブラック

・ブルー×ブラック

・オレンジ×ブラック

・ブラック×チャート(グリーン系)

・ナチュラル(ウッド調)

 

HGEVAのEVA部分はブラックをベースに、

ラバー箇所がカラーリングされているものになります。

 

ふたつ目は、

「ロングエンドグリップEVA(約15cm)」

スタンダードモデルは丸いコンパクトな形状のタイプですが、

セミオーダーにて脇にEVAを挟めるカスタムを追加致します。

 

まだ部材が届いておりませんので、

画像を公開できませんが、

早めのお知らせをさせて頂きたく思いました。

 

重要な事は、

この機会にセミオーダーの価格見直しを行いたいと思います。

塗装に関しましては一部値上げにすることを検討しておりますが、

その他のカスタムにつきましては一部値下げを検討しております。

 

セミカスタムオーダーの内容が変わりますので、

本日から4月半ばまで、タカミテクノスHPからの受付を一旦ストップ致します。

 

お取扱店様でのセミオーダーは納品が、

4月半ば以降になりますので新価格でのご請求とさせて頂きます。

 

今セミオーダーをお考え頂いている方様は、

4月半ばあたりまで待っていただけますと、新しい項目が増えますので

ご検討の程お願い致します。

 

 

新しくスタートするセミカスタムオーダー開始まで今しばらくお待ち願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セミオーダー受付再開と追加項目について。

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こんばんは

 

セミオーダー項目追加につき、弊社セミオーダーを先月に一時ストップ致しておりました。

本日18:00~再開させて頂きます。

 

タカミテクノス セミオーダー受付ページはこちら

 

価格設定見直しを同時にしようと思っておりましたが、

今回追加させて頂くカスタムの価格をリーズナブルに設定いたしまして、

価格見直しは致しませんでした。

 

追加する項目は、

HGEVAのカラーグリップです。

 

 

 

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コルク系

 

 

 

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レッド系×ブラック

 

 

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ブルー系×ブラック

(画像では完全にブルーですが、実際は紫に近い色にも見えます)

 

 

 

 

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ブラック×チャート(グリーン系)

 

 

 

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オレンジ系×ブラック

 

 

 

価格は+2,500円です。

アルミパーツやロゴカラー変更はワンポイントのお洒落でしたが、

このカラーグリップカスタムはパット見でも目を引く違いがあります。

 

 

 

次に、

お待たせいたしました!ご要望の多かったカスタム。

ロングエンドグリップ化です。

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画像はMOZスピニングの最終プロトですが、

MOZスピニングも現行MOZと同じ小型エンドグリップです。

 

スピニングモデルもベイトモデルも変更可能なカスタムです。

+5,000円です。

 

脇に抱えるのに十分な長さの約15㎝です。

テーパー形状です。

 

 

MOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROは、

来週リリースです。

在庫をあまり作る事が出来なかったため、店頭に並ぶ本数は少ないと思います。

 

リリース後、御予約にてお待ちいたしております。

 

 

 

 

現在、最大生産本数更新中では御座いますが、

まだ足りないお取扱店舗様も多いようで継続して生産に集中したいと思います。

 

少し落ち着いてきたかな?とふと感じる事もあるのですが、

たった15モデルで4年間忙しくさせて頂いていることが奇跡的な事ですので、

感謝致しております。

 

 

セミオーダーの再開は本日18:00~となります。

 

タカミテクノス セミオーダー受付ページ

 

 

よろしくお願い致します。上原

 

 

 

 

 

 

 


今週リリースです。

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こんにちは

 

今週19日(金曜日)にMOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROをリリースさせて頂きます。

お取扱店様への発送も19日リリースに間に合うよう納品させて頂きます。

一部のお取扱店様は5月納品分でのお取扱開始となります。

今回はタカミテクノスオンラインショップでも在庫確保できました。

19日10:30に入荷致します。

 

簡単に紹介させて頂きます。

 

イメージを払拭したいモデルです。

といいますのも、LightZEROといいながらも番手は5番6番とヘビーな数字ですので、

イメージが湧きにくい上に、数字が大きいのでヘビーロッドというイメージを持たれている方様も多いかと思います。

 

MOZはファイト時だけでなく、ジグ操作の際にも曲り込むロッドですが、

LightZEROシリーズは番手が上がる毎に先調子になりますので、5番6番は先調子です。

しかしバットはヘビーです。

ヘビーとは言ってもMOZカーボンマテリアルですので追従性が高いヘビーなバットセクションです。

ティップのレスポンスが良いロッドが御好みの方様にお勧めです。

 

MOZ621LMのティップを持ち合わせたMOZ626LMが、

MOZ626LightZEROです。

 

最もカバーできる幅が広いモデルがMOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROになります。

 

意外な事に、

近海でも使える番手ですが、遠征や深海の海域でも活躍します。

 

遠征や深海用ロッドが必要だけど、

年に何回も行かないなぁって方様に一度ご興味持っていただきたいです。

 

MOZは使用範囲の幅が広いロッドですが、

その中でもオールマイティーと言える番手がLightZEROシリーズの4~6番になります。

 

決してヘビーロッドではない便利な番手というイメージに

先入観は払拭出来ましたでしょうか?

釣竿を文章でお伝えするのは難しいので、あまり手ごたえは無いのですが

出来るだけ簡潔に文章にするとこんなかんじです。

 

これにてLightZEROシリーズ完結です。

 

さて次なるモデルは、お待たせしているMOZスピニングモデルです。

 

既に完成と言って良い仕上がりです。

MOZ620LMシリーズをリリースさせて頂いた4年前、真っ先に開発を進めたスピニングモデルでしたが

「フルソリッドでスピニングロッド」というだけで難しいのに、僕のMOZスピニングのイメージはさらに難しく

ありそうでなかったオーソドックスなスピニングロッドです。

DSC_0484.JPG

仕様自体に癖無く、個性無く、特定のコンセプトが無いロッド。

退屈にも感じますが、

丁度良いや極端な部分が無い「普通」という要素が永く楽しく飽きないモノになるという思いがあります。

 

仕様では特徴的な面は無いですが、

目新しいカーボンマテリアルで強度が高いという強いユニークが備えてます。

DSC_0485.JPG

 

ニーズに合わせるという事はオーソドックスをタイトに掴んでいなくてはズレたモノになってしまいます。

さらにニーズに合わせてオーソドックスにしたばかりに、

お取扱店様のスタッフ様もお客様に勧める際にどう勧めて良いか難しい事もあります。

 

そうゆう事もあり、弊社のロッドはリリース当初はお店でもあまり売れるものではありません。

しかし徐々にではございますがニーズに合っている事が広まり、少しづつ認めて頂けるロッドになっていきます。

 

今回リリースさせて頂く5番6番のLightZEROも同様だと思います。

必ずそれらのモデルにマッチしたアングラー様が個々に徐々に見つけて頂けるようになる事だと思います。

DSC_0483.JPG

 

 

MOZはタカミテクノスで全て生産しております。

製造方法が完全に独自の手法です。

個人のメーカー規模で小さいですが、小さいから出来る事があります。

 

カスタムロッドでありながら常に、ほぼすべての材料をストックしてますので、

御予約から60日以内には仕上がり納品できる状況をキープしております。

 

同時に40本前後生産しますが、モデルはバラバラです。

カスタムもスタンダードモデルも同時に進行する事もあります。

それが可能な現場。

ですので長期間お待たせすることなくお届けできます。

 

修理対応も即対応、ガイド修理ですと数日で仕上がり発送してます。

そもそも修理が少ないです。

 

DSC_0482.JPG

 

先日、オンラインショップにスタンダードモデルを各種納品しました。

ポロシャツも在庫してあります。

 

タカミテクノスオンラインショップはこちら

 

 

MOZのスピニングモデルは、

まずは3機種です。

 

MOZ621SPN

MOZ623SPN

MOZ625SPN

 

奇数番手です。偶数番手もご要望が多ければいつでも追加可能です。

ベイトモデルと違い、スピニングは細かい使い分けを必要とするでしょうか?と感じている為、

奇数番手の3機種に絞ってみました。

1-3-5を陸上で触ってもパワー差がはっきりとしてます。

実際に使ってみるとパワー差をもっと感じるでしょう。

そうなると2-4-6の偶数番手も必要かもしれませんね。

 

1と2を持つことよりも、偶数番手の3本か、奇数番手の3本など、

軽いジグウエイトを使う事が多ければ、1と2-4-6など調整出来ますね。

要望が多ければ検討させて頂きます。

 

MOZ620SPNも良いモノになってます。

近日、最終チェック釣行を控えてますが、ブランクはこれ以上どうしようもない域に達してますので完成と言って良いでしょう。

コンマ1ミリの調整も出来ないほど行きついて仕上がってます。

ガイドセッティングのチェックのみです。

 

渾身のMOZ620SPNシリーズを見て頂ける日を楽しみにしております。

ありそうでなかったオーソドックスなスピニングジギングロッドです。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の展開のお知らせ

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こんにちは

毎年、GWは対馬ツアーのお誘い頂けて行ってきます。

準備するものは、

MOZ620SPN各モデルとスピニングリール3台とロペラ3/0とジグ20本前後のみ。

(※アレもいるコレもいるになる前の状態です。)

 

今年の対馬はスピニング縛りで曲げ倒してきます。

 

ここ数年、3日間の内、中止になる日が多く今年はどうでしょうか。

 

タカミテクノスのスケジュールとしては、

7月にMOZ620SPNシリーズ3種をリリースする準備に取り掛かっております。

材料が遅れればその分遅くなりますが、その確率は少なそうです。

 

そして次に展開するのは予定通り5.8ftシリーズの試作に入ります。

既に設計自体は進んでましたのでチェック程度で完成できる状態です。

リリースは620SPNシリーズの反響次第です。

反響が大きければ新製品のリリースは先送りになってしまいます。

生産キャパと需要と供給の関係が理由になってます、

5.8ftシリーズはベイトとスピニングの両方同時リリースの予定です。

 

620LMシリーズ以降の追加モデルは有難いことに、

どのモデルも反響が長続きし、むしろモデル毎の販売本数累計が増えれば増えるほど受注も増えてます。

実際にお客様に手に取って使って頂いて、

使っているのを見て興味を持っていただいて徐々に拡がっているんだと感じております。

MOZを詳しく説明するとMOZの面白さを狭めてしまうほど、自由度の高い(使用範囲)ロッドなので

使い方の詳しい説明は必要ないと考えており、控えております。

 

MOZは概念のブレイクスルーでありボーダーレスだから個々に思ったように使って頂いて、

結果、釣りの楽しさに役立っていれば間違いも正解も無いと思ってます。

 

 

続いて、キャスティングロッドの進行具合は、

まだ製法の確認と素材の選定をじっくりとしています。

ブランクの製法は秘密にすべきところが多いのでお話しする事はできませんが、

品質の安定性とカーボン繊維の強度を活かす事と、

実際の使用時の理想を併せ持たせることが出来る製法と設計がありますので、

そのバランスと数値を導き出しているところです。

 

これが完了すればロッドの調子やパワー調整をすれば良いだけなので、難しくはありません。

肝心なのは製法と素材とそれらを理想的な特性で形にする感覚も用いる計算式のようなものが大切です。

 

この製法で作られるシリーズを一繋ぎにして、

アジングロッドクラス~GTロッドクラスまで作る予定です。

 

PE8号想定(GT・マグロ・ヒラマサクラス)で製法サンプルが出来たので、ロッドにしてみました。

DSC_0501.JPG

DSC_0495.JPG

 

たたき台で製法のチェックなのでロッドとしての機能はあまり考慮してません。

良い調子では無いものの意外と現場にもっていこうかな?と思える出来でした。

もちろん完成イメージとは全然ちがいます。

 

強度に不安がある素材でも全身の体重を預けられる安心感があります、

高弾性素材ですが粘りが凄く出ます。

 

 

カーボンやプリプレグに少し詳しい方ならあの素材かな?と思うかもしれませんが、

今流行りの高弾性+粘りといえばまず思いつくアレじゃないです。

 

低弾性カーボンで高弾性ブランクにする方が粘りが出て反発もシルキーで安定する為、使いやすく好みの方様も多いです。

高弾性で強度を出そうとすると硬すぎて疲れるロッドになりがちです。

人間の体は超低弾性ですので。

 

つまり、低弾性カーボン分厚く巻かないと狙いの弾性にならないところを

高弾性カーボンなら薄く巻いても狙いの弾性に到達するだけなので、

薄い=強度弱

分厚い=強度大

GTクラスロッド=強度必要=低弾性厚巻きベース

という簡単な事ですが、これがスタート地点でさてどうするかが今試みている事です。

 

ブランクとハンドルパイプを同時に開発してますが、

ハンドルパイプが重要です。

ファイト時に大きく関わる部分がハンドルパイプです。

MOZはジギングロッドなのでジャークでもハンドルセクションを使ってますが、

PE8号前後になってきますとファイト時にしか曲りが入ってきにくい部分です。

もちろんキャスト時にも動いてますが、キャスト時はあまり動かない方がアキュラシーと収束が良いです。

 

どの程度の動き具合にするか、次のブランクとハンドルパイプを数タイプ試そうとしています。

次のはパワー調整と調子も狙ってます。

 

PE0.2~0.4号クラスのライトなキャスティングロッドも同時進行中。

昨年から開発中の6.9ftのキャスティングロッドもすごく良い出来になってきてますが、

今試している製法で最終チェックします。

 

 

新製法と素材が平均スペックを満遍なく引き上げ、

設計で、のちにベーシックと分類されるようなロッド、

ジギングロッドとキャスティングロッドに求めるところは違いますが、

信頼できる遊び道具として、

MOZのようなロッドが好きなアングラー様向けの癖のないキャスティングロッドを目指します。

 

それが出来る感触を得てます。

 

 

今年もGWは対馬に行ってます。

タカミテクノス工場にはスタッフが居てる日もあるのですが、

ロッドに関するお問い合わせに関しましてお答えできないかもしれません。

GW中盤~後半には僕が戻ってきてるので工場に居れば対応させて頂きます。

 

天候に不安もございますが良いGWを。

 

DSC_0503.JPG

 

ロッツオブアートのジグとルアー。

100本近くストックあるけど無いものを補充完了!

使いやすく僕にとって無くてはならないカッコいいアイテム達 

新製品ナムジグジョーカー185g追加で楽しみが増えました。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タカミテクノス法人化のお知らせ

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こんにちは

 

今回はお客様にとって特に重要なお知らせでは御座いませんが、

令和元年5月1日より法人化致しました。

旧 タカミテクノスから有限会社タカミテクノスに移転致しました。

変ったからといて特に変化在りません。

 

有限会社は会社法改変前に設立した会社がほぼ不要になった機会に

休眠させておいたのを起こして移転したので、

今では新規設立が不可能な有限会社となりました。

 

改めてこれまでの事を思い返しますと、

会社勤めも製造メーカーを10年ほどしてましたが、就職後3日目にして、とある理由で思った事がありまして、

30歳の時点で何かに成っているようにと決めました。

今は30歳を大きく過ぎ36歳になりましたが、20代半ば過ぎたあたりで今とは別の事業ですが起業する事が出来ました。

 

高卒からの社会人ですが、学ぶ事自体は嫌いではなく むしろ好きなので、

今後、為になるかもしれない勉強を趣味のように毎日欠かさずしてました。

 

結局、その時学んだ事を字で覚えているわけでは無く、直接活きたわけでも無く、

出来るだけ正しくインプットされる思考作りだったように思います。

 

何をするかも決めず、何が出来るかもわかっていなかったので、

とりあえず最善の方法と効率を求めて勤めてました。

どうやったら僕の働きで会社が儲かるかだけを考えて会社勤めをしてました。

 

結局それは、品質を上げてお客様に喜んで頂くという事ではなく、

より安く作り品質は価格相応で売るという根本があり、全く正しいのですが

出来ればそうじゃない事は出来ないのだろうかと考え、

副業にて釣具作りを始めました。

 

初めは原価割れでの提供を数年続け、工夫する機会などを重ねる事を目的としました。

初めの製品はロッドはオルタネイト、ジグはアルビノという製品でした。

 

最も早くお取扱頂いたLeaLea様のご尽力もあり、

どの製品もお客様から高い評価を頂いてはおりましたが、

移り変わる流行りを意識して、トレンドの中心から少しズレてはいるがトレンドの中のような感覚があり、

新基準になるような製品を作りたいという意識が強く芽吹きました。

 

次に7年前にマーシャルというロッドをリリースさせて頂きましたが、

これもトレンドの中心から大きく外れてはいるものの面白いロッドではありましたが、

トレンドの中、つまりロッドの軽さや仕様は流行りを意識出来るものでした。

ジギング経験の長い方から「時代が早すぎる、多くの人が理解できない」など、

使い方やジャーク方法が当時では新しい手法が必要だったため、混乱するような製品でしたが、

今ではこういったロッドもポピュラーになっています。

 

実はこの時点で既にMOZは完成してました。

しかし、僕がリリースしなければどこも作らないだろうという確信があり、

トレンドのウィークポイントのストレスでバブル崩壊のような時期が必ず来ると感じていたので、

そのタイミングでリリースしなければ面白さや驚きを感じて頂けないと思いまして

チューブラーの可能性の限界で作ろうとしたのがQ.E.Dでした。

このネーミングに込められる思いも、こういった背景があったので、

当時時点でのチューブラーの「議論の終わり」を意味するものでした。

 

ですのでQEDの開発には想像を絶する費用とテスト回数を重ね、チューブラーでの可能性をとことん突き詰めました。

各地方に週3回テストに行ってた時期もありました。

 

その時の開発で得た経験は今現在でも凄く有意義なものでした。

 

そして、QEDリリースから2年経ちその時が来た合図が急速に出始めました。

 

オルタネイト、マーシャル、QED、どれも全身全霊渾身の製品では御座いましたが、

ついに待ちに待ったMOZをリリースするタイミングが来まして、新たな幕開けと面白いモノを提供できるのですが、

僕の体と心は満身創痍となっており、資金も残り僅か、

待ちに待った時が来たのに、正直なところ「さぁやるぞ!!」といった気がしばらく起こりませんでした。

 

やれば必ずやっていける事はわかっていたものの、

生きる気力すら残っていない今の状態で何が出来るすら考えられませんでした。

 

しかし、ある出来事がいくつか重なり、

消えかけた炭から鉄も溶かすほどの炎が出るかの如く意欲が溢れました。

 

資金も残り少ないが、初回ロットの材料は仕入れられる。

工場家賃も3ヶ月分程度残る。

必ず忙しくなるから!と、塗装の熟練工である弟を説得しそして弟は信じてついて来てくれた。

 

釣具を副業とし始めた当初から「工夫する機会を重ねる事を目的」とした計画ではありましたが、

そのとおり今まで黒字になったことが無く到底継続性の無い事業でした。

 

そんな6年間ほどでしたが不思議と継続性のあるお仕事に成ることを確信出来ました。

 

そして、全く新しく、

トレンドから完全に外れてはいるがニーズは捉えられている唯一の製品をリリースする事が出来ました。

 

それからは記憶にないほど目まぐるしく変化し、

MOZの製法は今までの全てを注ぎ込み工夫の余地がありません。

 

社員も現在5名となり、法人化に至るまでになりました。

 

ただMOZをリリースしたからやってこられた訳ではありません。

 

直接販売だけでなく、お取扱店様も増えました。

中でもフィッシングエイト様はマーシャルの時代からお取り扱いの要望を頂けておりましたが、

販売力も影響力もあるお店ですので、原価割れの製品を大量に納品する事は出来ないので、

継続性を得られてからと待っていただいておりました。

 

そしてエイト様だけではなく全てのお取扱店様が積極的に、

ご来店されるMOZを知らないお客様に勧めて頂け、一気に広まりました。

お取扱店様の温かいお気持ち無しに、

この度の法人化に至る事は到底できない事です。

 

そしてタカミテクノス製品を愛してくださる方様からの、

ご友人への勧めは力強い地盤となっております。

 

今改めて19年間を思い返しましたが、

過去にいくつか事業をしまして、

ほぼ不要になった有限会社まで休眠させて残しておいて、

淡々と計画通りに順風満帆に思えますが、

応援して頂いているお客様、お取扱店様、そして仲間の御蔭で順風満帆でした。

 

途中、満身創痍になった時期はあったものの、人の思いを感じながら常にワクワク出来てます。

何があっても必ず良い方向に向ける努力をするので、今に残る悩みや苦労はありませんでした。

 

釣りの楽しみ方は変わってきてはいるものの、

先日も対馬にて釣りを楽しみました。

 

令和元年5月1日から新しいタカミテクノスが始まりました。

 

やる事は変わりません、面白い製品を提供させて頂く事だけにこれからも集中していきます。

面白い製品だけで継続性があります。

やりたい事を続けるにも志した頃に学んだマネジメントが活きてます。

正しいですが企業勤めだった頃に出来なかったことが今出来てます。

 

これからもタカミテクノスをよろしくお願い致します。

 

 

有限会社タカミテクノス

取締役 上原孝允

 

・予告・

近日、対馬釣行の件やMOZ620SPNシリーズの記事を書きます。

 

 

 

 

 

MOZ620SPNシリーズのスペックや使い分けの参考に。

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こんにちは

対馬釣行の内容も交えてMOZ620SPNシリーズを紹介させて頂きます。

 

 

MOZ621SPN

 

今、ちらほらと耳にするスーパーライトジギング等のスタイルにも対応する番手です。

ティップテンションはMOZ621LightZEROの寸法と思って頂いて、

バットパワーはMOZ624LMのパワーがあります。

ですので鰤クラスを掛けてからもライトタックルと思わせないファイトが可能ですが、

中型鯛、アジやイサキなどでもオーバーパワーと感じない仕様となっております。

 

ジグウエイトは80gクラス(50~110g)あたりを参考数値とします。

150gで10キロまでのヒラマサを積極的に狙ったりもできます。

MOZですので、魚のサイズに関わらず適切な使用感を得られます。

 

スピニングで根魚狙いも面白く、良く食う調子になってます。

 

MOZシリーズは強度と使用範囲の広いロッドですので、

MOZ621SPNでも、

ラインシステムは、PE0.8号~2号あたりまで無理なく使用できます。

 

鯛ラバやインチクをスピニングで!となりますと、

MOZ621SPNの一択となります。

 

ライトクラスロッドなので面白いですが、強度の心配する必要が無いので、

身切れやラインの強度を注意する事に集中できます。

 

MOZ620SPNシリーズも非常に綺麗に曲がります。

 

 

 

 

MOZ623SPN

 

今回リリースされるSPNシリーズの中で真ん中に位置するモデルです。

近海では最も使用頻度の多いパワークラスとして開発しました。

 

ジグウエイトは130gクラス(100~160g)を参考数値にします。

自由度の高い番手です。

 

これぞ「ライトジギングロッド!」という仕様に調整しました。

丁度良いという感覚を得られると思います。

 

ティップパワーは、MOZ621LMと同等、

バットパワーはMOZ625LMと同等です。

 

凄く扱いやすく癖のない、調子です。

ファイトは625LMの強力なパワーを持ってますので、2キロほどのハマチでも綺麗に無理なく曲り、

30キロほどのキハダまでやりあえる幅広さがある仕様です。

ジグウエイトやラインシステム、

水深さえロッドパワーに合えばライトタックルで近海のほぼ全てのターゲットを狙う事が可能なロッドです。

 

 

MOZ625SPN

 

今回リリースさせて頂く中で最もパワーのあるモデルです。

 

ティップパワーはMOZ623LMと同等です。

バットパワーはMOZ626LMと同等です。

 

このクラスになるとティップパワーに強さが出てくるので、ライトジギングロッドの範囲から出るかな?というクラスです。

ジグウエイトは、180gクラス(150~210g)を参考数値にします。

 

このクラスでは青物などが主なターゲットになると思います。

丹後に持ち込むのであればこのモデルです。

 

対馬にて鰤とヒラマサ入れ食いタイムにも使用しましたが、

入れ食いともなるとバットパワー不足を感じ水揚げテンポがパワーのあるロッドに劣りましたが、

丈夫なロッドなので強引で雑なファイトでも対応できました。

 

決して硬いロッドではないので、ティップテンションでジグに初速を付けた方が食ってくる場合は、

ターゲットがハマチでもツバスでもロッドは曲がってクッション代わりになる柔軟性と粘り強いトルクを持ってます。

 

 

 

 

 

このようなロッドが、MOZ620SPNシリーズになります。

リリースは6月半ばから製造で7月半ば~末に発売開始予定です。

材料の到着が遅れればその分リリースもずれ込むかと思います。

 

 

MOZ素材で僕がイメージするオールマイティーでベーシックなスピニングロッドを作る事は、

かなり苦戦しました。

5年前にMOZを初めてリリースした後、すぐにスピニングモデルの開発に入っていたにも関わらず、

今まで掛かりました。

途中、断念というか中断すらした時期があったほど、イメージする調子と使用感にたどり着けず、

何十本も試作ブランクを作るも、ブランクの時点で組むに至らない感触。

ヒントはMOZ626LightZEROの開発で、スピニングのイメージに近いものがあり、

寸法を計算してさらに試作ブランクを20本ほど作り調整して出来ました。

 

僕の場合、

完成度が高く良いモノの程、すんなりと完成する事が多く、

ここまで苦戦すると妥協点ありきで完成としなくてはならないのですが、

MOZシリーズは妥協点ありきのリリースはしてきてないので、納得できるまでブラッシュアップしました。

 

開発期間が長ければ良いモノではなく、試作ブランクを数多く繰りかえせば良いという訳ではありませんが、

満を持して完成しました。

 

渾身の作品を是非手に取って感じ取っていただければと思います。

 

 

さて、先日の対馬釣行は、ここ3年ほど悪天候にて出船が出来なかった日が多かったですが、

今回は3日間とも出船出来ました。

 

MOZ623SPNとMOZ625SPNを使い倒す予定でしたが、

スピニングリールを忘れてしまい、偶然入れていたステラ8000PG一個のみ。

しかも40lbラインシステム。

何とかなりましたが、3日間共に沢山釣れる日でしたので、

ドラグ出さずにバンバン釣りあげたい道具では無かったです。

 

念のため持ってきたMOZ626LightZEROとブルーヘブン50HGに60lbラインシステムがあったので、

こちらで水揚げ貢献しました。

対馬ではいつもの事ですが釣果は何匹釣ったかではなく、釣りたいだけ釣れるという結果でした。

 

そうゆう沢山釣れる楽しい日に実験する事は、

ギリギリ釣れる条件の端っこ探しをします。

釣れない条件の確認もします。

常にターゲットの視線を感じられる、こうゆう日じゃないと出来ない事ですね。

 

釣れる方法より釣れない方法を知る方が、道具開発には大切と思ってます。

おそらく安全な道を探るよりも危険な道を知っておいたほうが比較的安全というような感じです。

釣りも不確定要素が多いので釣れても釣れた理由は不明確なままですが、

釣れる日なのに釣れなかった条件の積み重ねと反復は道具に反映させるに足りるデータです。

 

そういった研究テストを繰り返し、

タカミテクノスは釣れない条件になりにくい製品を開発しリリースしております。

 

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MOZ621SPNにステラ3000PG

オッズポート PE1号

リーダー4号

 

デカい鎧鯛。最大級。

 

 

 

 

 

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開発中のGTロッドクラスプロトでキャストジギング。

良型鰤ぶっこ抜き!!余裕。

海面に反応は薄かったですがトップでも釣れました。

ゴツいロッドでもちょっと重いくらいですがゴツン!とフッキングできて掛け心地最高!

 

 

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MOZ626LightZEROで10キロまでの青物ジギングは最適、。

良く食うタックルバランスがロッドだけ簡単に組めます。

ジグウエイト180g前後で、

青物食い食いワンピッチスタイルを求めるならMOZ625LightZEROかMOZ626LightZEROです。

ジグはナムジグジョーカー185gです。ベストマッチでした。

 

 

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全てロペラ3/0のフロントツインフックです。

セパレート式です。

 

 

DSC_0552.JPGDSC_0550.JPG

 

 

対馬へは毎年GWにお誘い頂けて、

もう何年目になるかわかりませんが僕にはいつも優しい海です。

体力の限界まで釣りたいだけ釣らせてくれる。

物凄く雑く、強引で自分勝手な使い方に耐えてくれる道具たちを作ってます。

そしてバラさないジギングフック「ROPERAシリーズ」。

 

今年も最高のGWでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MOZ620SPNシリーズのサンプルロッド展示スケジュール

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こんにちは

 

本日からフィッシングエイトグループ様に展示頂けております。

 

MOZ620SPNシリーズ、3機種ともにご覧いただけます。

本日はエイト本店様に展示中です。

サンプルロッドが回るスケジュールは、

 

エイト本店様 ~6月16日まで。

大阪南店様  ~6月23日まで。

アネックス店様 ~6月30日まで。

京都伏見店様 ~7月7日まで。

一番池田店様 ~7月14日まで。

1BAN梅田店様 ~7月21日まで。

 

この日程で回していただけます。

エイトグループ様、ありがとうございます!!

各店舗様の展示最終日はサンプルロッドが移動しているかもしれません。

 

MOZ620SPNシリーズの説明を書いた過去記事は

こちらからお願い致します。

 

サンプルロッドは、店舗内でも曲げて頂けるように白いPEラインを通しております。

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発売日は、7月半ば~末と予定しておりましたが、

予定通り7月半ばに出来る見込みです。

正確な日程は7月に入ってからお伝えさせて頂きます。

 

 

さて、待ちに待ったMOZ620SPNシリーズのリリースも目前となりましたが、

タカミテクノスは既に次の試作に取り掛かっております。

 

MOZ580LMシリーズと、MOZ580SPNシリーズです。

 

先日試作ブランクが届きまして、

580シリーズは南の海でテストしてみたいと思います。

 

南の海でテストする別のロッドがございます。

 

キャスティングロッドです。

 

Facebookでは少し前に動画をアップした際に、ザワザワしたやつです。

 

タカミテクノスFacebook(少し前なのでスクロールしてください)

 

 

 

DSC_0606.JPG

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動画では8キロ垂直吊りなど、粘り具合を確かめてます。

強度があるのは当然!という製法と素材です。

そして軽い。重量無視での開発でしたが相当軽く仕上がりました。

 

テストキャストの動画でわかるように、

オーバーウエイト気味のルアーを投げてもブレが少なくシャキッとしてます。

柔らかく見えますが棒のように硬いクラスです。

 

 

こんな感じの製品開発状況です。

 

MOZ580シリーズと、キャスティングロッドは来年以降のリリースとなります。

キャスティングロッドに至っては、来年一年もテストに費やす予定です。

 

面白いロッドがドンドン出来ます!

 

ではまたグッド!

 

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