こんばんは、
8月に入ったかと思うと、
早くも半ば過ぎました
![えっ]()
直接オーダー分も残り数件、
8月分のLeaLeaさんへの納品は完了。
(アルビノはまだです、極少量発送予定)
本日から10日間ほどは、
某遊漁船のOEMロッド製作です。
既にすべて売り切りで、
別注MOZ系落とし込みロッド6.2ft。
フルソリッドブランク入荷2本(未塗装)あります。
御好評頂いていたMOZの基となった、
30tフルソリッド6.5ftのブランクです。
本数が少ないので、オンラインショップへは入荷致しません。
ビルダー様向け、
または来年のフルカスタムオーダー用に置いときます。
4日ほどスケジュールが遅れてるので、
明日からガイド巻き強化週間で
工場引き篭もり時間増し
![メラメラ]()
釣りに行きたいな。
大き目の太刀魚が近くで釣れてるのが気になる
![にひひ]()
道具も新たに準備したものの、
来月まで出番無し。
今までは、ロッド開発の為に数年間、
スタードラグのジガー系を使ってましたが、
元々僕はレバードラグ派。
スタードラグのリールは全部、
スーパーサポーター「弟」にプレゼントして、
今後しばらくは、
オーシャンマークL30 3台
マーフィックスN4 2台
ジガー2000LD 3台
ジガー4000LD 1台
とりあえずはこの少な目の台数でやってみます。
換えスプールがあるのでなんとかなるでしょう。
ロッドテストの為の釣りなので、
いろんなリールを使いません。
いろんな状況ありますが、
出来る限りは同じリールを使って、
ロッドだけを変えて差を明確に掴みたい為です。
釣果を考えると、
いろんなリールを使い分けた方が、
釣りやすいので面白いと思います
![グッド!]()
レバードラグの使い方は、
5年ほど前の記事でたまに書いてたりしましたが、
改めて僕なりのレバードラグの使い方は、
「サミング代わりの微テンションドラグ」
激流や深い水深での2枚潮などで使用。
ジグのフォール速度を調整したり、
早く落としてゆっくり落としてを繰り返す緩急フォール。
「ドラグ性能が良い」
純正でも良いんですが、イジって良くしていく感じです。
ストライクなどのレバー位置ありますが気にせずに
設定するドラグ圧で安定する位置を見つけて、
出来るだけ手前の位置をストライクとして使用。
上記の微テンション掛けてフォールで使う時は、
レバーをフルに入れた位置でストライクにして使用。
(調整幅と精度が上がりますが、
フルの位置でのドラグは反応が鈍い時があります)
工夫次第でいろいろと遊べます。
工作機械がないと難しいかもしれません。
「ワンテンポ遅れない底切り」
親指をレバーに当てて、
ハンドルは6時付近、
底に着いたら巻き始めると、
親指がレバーを押してドラグが入り巻き上げる事で、
スタードラグと同じタイミングで使用可能。
激流でもレバードラグリールを問題なく使えるようになります。
これをするので、
長いハンドルを使わなかった一つの理由です。
上記のレバー位置を手前でストライクに調整するのも、
これをやる為です。
昔に親指代わりになるよう、
レバーにビス立てて、
巻けばレバーが入るように改造しましたが、
巻き始め位置が中途半端になるので外しました。
オーシャンマークのL30では標準で付いてます。
良くも悪くも一気にストライクまで入ってしまうのと、
巻き始め位置が慣れてない位置からなので、
気になったら外します。
慣れたら便利かもしれません
![にひひ]()
他にも色々できる、
自由度の高いレバードラグリール。
細いラインでも安心。
出だしが素直なリールが多いので、
スタードラグより少し強気なドラグ値でも安定する。
ショボイのもあります。
糸巻き量や、船際、
掛かりどころなどの加減で、
ドラグ調整が楽チン。
シルキーな巻き心地は期待できませんが、
それ以上のメリットが有ると思って、
僕は好んで使ってます
![べーっだ!]()
同じギア比でも、
レバードラグリールは「平歯車」のタイプが多いので力の伝達効率が
シルキーな「はすば歯車」と比べて良いです。
軽いハンドルにすると感度の差も感じやすくなります。
リールの事はこの辺とさせて頂きまして、
ロッドの方は、
MOZショートロッドのプロトを
どんな折れ方するのか試しに折ってみました
![にひひ]()
この間、手加減して曲げてみた画像です。
![1470149172367.jpg]()
この状態で、お尻が付いて、
背中が付きそうになったら折れました。
痛くてロッドを腹には当てられないので、
地面に立てて足で蹴って固定してました。
船上で人間が出せる力じゃないので、
スタンディングでのホモサピエンス用釣り竿としては、
十分な強度をクリアしてましたが、
折れるとしたらどのレベルでどんな破断面かを知りたくて、
折ってみたくなりました
![えっ]()
調子があってなかったので、
次の試作はさらに強度が高いですが、
これ以上の強度は、
あっても仕方が無いレベルです。
それでいて、
このクラスのロッドとしては驚異的な軽さ!!
細身で軽くて、
復元力はチューブラーでは出せないレベル(棒になる)、
綺麗に曲がりこんでトルクフル。
ロッドは、
丸く曲がってるところは活きている部分で、
ピーンと真っ直ぐになっている部分は
パワーを出していない(出し切った)部分です。
![DSC_1004.JPG]()
![DSC_1009.JPG]()
物理的に、
釣り竿の条件では、
穂先が曲がりきって真っ直ぐになっている状態は、
感度が著しく鈍くなります。
当ブログではティップの死なない設計というのは、
ジャーク時にティップが伸びきらない設計というのを、
オルタネイト、マーシャル、QED、MOZ、
全てのシリーズで取り入れてます。
バーチカルジギングの条件は、
宙の釣りで、
1回前のジャークとの対比的な感度が求められるので、
ロッドの一番柔らかい部分である穂先の曲がりこむテンションや
反発するテンションの具合を体感できる設計が重要である為、
穂先が曲がりきってしまって、
次のジャークも曲がりきってしまうと、
差があっても感じられないという事になってしまいます。
宙の釣りなので、
ニュートラルの状態で感度を取る事は少ないので、
穂先のテンションは大切です。
あとは、
ラインテンションを抜いているタイミングを
どう作るかでバットとベリーの調子を決めます。
ルアー釣りは、
ロッドでラインを張っていると、
なかなか食わないですよね。
潮でジグを押している場合は
まだ食ってくる事が期待できますが、
潮がない時は特に
ロッドでラインを張っていると食わせ難く、
シャクッてラインを弛ませるってのが、
根本的なあたりだと思います。
餌釣りでもいわれる、
いわゆる「なじませ」という状況作りです。
マッチザ自然。
海の中の道路標識を守れるといい感じです
![ひらめき電球]()
鯛ラバはまた別です。
ドリフト気味で引けるともっと食ってくると思います。
細いラインシステムなので、
中間に磯釣り用のフロートラインで潮に押させてみましょうか
![べーっだ!]()
不確定要素が多い釣りなので、
道具も様々、進化・変化していってます。
その中で、
タカミテクノスは今年「MOZ」をリリースさせて頂きましたが、
進化とも変化ともいえず、
スロージギングロッドでは類を見ない方向へ行ってみました。
フルソリッドカーボン自体は進化してますので、
昔のイメージを持っている方は、
「重い」「ダルい」「感度が悪い」の3拍子ですが、
今のフルソリッドは、
チューブラーブランクで使うプリプレグ程ではないですが、
進化しております。
実際に御使い頂いたユーザー様からも、
面白いロッドとの御声を頂いております。
良く食わせ、
良く伝え、
思いっきり曲げて釣り上げる。
綺麗に曲がる竿で魚のヒキを楽しむ。
釣りの醍醐味を余すことなく楽しめるロッドである事を、
自信を持って勧めさせて頂きたく思います。
現在、タカミテクノスのアイテムは、
「加古川LeaLea様」
(12月製作分御予約受付中)
「フィッシング エイトグループ様全店」
(11月分御予約受付中)
「アンバージャック様」
(12月分内容打ち合わせ中)
「タカミテクノスオンラインショップ」
(9月1日に10月製作分の御予約開始 少数)
国内では、
この4つのルートのみで販売となっております。
海外は、
シンガポール、マレーシア、イギリス、ベトナム、
ドバイ、オーストラリア、ギリシャetc
海外のロッド製作枠が少なすぎるのを、
なんとかしないといけません。
色んな国から多くのオーダー頂いても、
海外ひとくくりで国内での一店舗分です
![カゼ]()
いつまでも今の忙しさを与えて頂けるとは思っておりませんが、
海外の製作枠拡大は
来年の課題です。
一日2本を
一日4本に出来れば、、、、、、釣りに行ける!!!
御問い合わせは、下記へメールお願いいたします。
jigging@takamitechnos.com
タカミテクノスオンラインショップタカミテクノスHPではまた