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MOZ3LMプロトにて釣果報告頂きました!

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こんばんは、
気温が急に下がったので、
樹脂の機嫌取りしなくてはならない時期になりました。

本日、嬉しい釣果報告頂きました。

現在、MOZ3番のローモジュラスのプロトを、
加古川のLeaLeaさんに展示と、
店長にお客様へ、より詳しいご説明をして頂くために、
実際に使っていただいておりますグッド!

今回は、鳴門へ鰤を釣りに出られまして、
MOZ3LMで13キロの鰤をキャッチして頂けましたにひひ


鰤13kg1.jpg

鰤13kg2.JPG


LeaLeaさんブログにてご紹介頂きました。


なかなか釣れない中、
唯一の鰤が13キロで
頭小さくナイスワンですねべーっだ!

6キロくらいのハマチもキャッチされたようですべーっだ!

ファイトの方は、
腹にロッドエンドを当てて、
ロッドのクッションを使いながらリールは小さく、
ドラグ値が足りない分は指ドラグで制御しながらのファイトだったようです。

青物ジギングで
これが出来るのと出来ないのでは、
アングラーが得られるアドバンテージに大きな差が出てきます。
MOZはロッドを立ててもエンドグリップまで曲がりが入るので、
MOZは可能ですが、通常は非対応な扱いでしょう。

見た目は、スロージギング系のロッドで、
その中でも細いブランクですが、
ヘビーロッドの限界強度を持ち合わせています。

ですので、
食わせるまではスロージギング系スタイルでも、
番手を上げてアゲて食わすワンピッチ系スタイルでも可能で、
食わせてからは、ヘビーロッドのファイトスタイルでも、
脇に当てたままターゲットをコントロール重視するスタイルも可能です。

12モデルありますので、
どれでどんな釣りをするかの自由度があります。

リリース前ながら、
嬉しい釣果報告とMOZによる良い結果を叩き出して頂けた、
LeaLea店長ありがとうございましたビックリマーク

店長は
良いモノは良い、ダメなモノはボロクソのスタンスでして、
新しい道具出来たのを見ていただく時はいつもドキドキしてますカゼ
なので、面白い!と言って頂けた時は本当に嬉しいです。
お店の雰囲気はアットホームですので、
まだ行った事のない方様は、
一度お立ち寄り頂ければ、
釣具買う以外にマニアックな海のルアー釣り談義があるかもしれませんにひひ



最後に御問い合わせの多かった内容を。

MOZの低弾性素材のローモジュラス
MOZの高弾性素材のハイモジュラス
この2つで使用感が異なりますが、
どういった使い分けをするのも、
考え方や状況次第で変わってきます。

MOZでは低弾性(LM)と高弾性(HM)で分けてますが、
低弾性が低スペックとの先入観は持たないで欲しいと願います。
高弾性がハイグレードだという認識も持たない方が、
より良い選び方が出来ると思います。

一昔前のフルカーボンソリッドブランクと、
MOZのフルカーボンソリッドブランクは別物です。
近年になり、高弾性ソリッドで低樹脂の素材が流通し始めたので、
まだ昔の先入観からか、さほど注目されておりませんが、
扱いやすい使用感になっており、
軽さと感度面においても優れた素材となっておりますので、
ここ数年間カスタムオーダーにて、フルカーボンソリッドブランクで
8種の本数限定で御作りさせて頂いてましたが、
この度、満を持して「MOZ」というシリーズ名でリリースさせて頂きます。

LMとHM共に全ての番手を同じ価格に致します。


低弾性や高弾性に関しては、
過去にも書かせていただいたように、
カーボンt数より、
プリプレグの樹脂率とグラスコンポジットしているか、
フルカーボンで巻いてるかの方が
どんなロッドなのかの目安になるのですが、
その表記や公開をしている事は少ないのが現状です。


グラス混じってるのはダメなロッドと言ってる訳では無く、
設計者が意図したモノに仕上げる為に使うので、
タカミテクノスでも過去に、
グラスを混ぜたほうがイメージに近くなると踏み、
リリースには至ってませんが試作を作った経緯もあります。
ただオルタネイトやマーシャルやQEDのようなロッドを好まれるユーザー様からは、
求められていないモノに仕上がると感じました。
汎用性は高いですが、
際立った個性を感じないロッドになってしまいました。
もっと巧くグラスを取り入れる事が出来るよう、
積層の仕方を工夫したいと思います。


現在、MOZのマテリアルに限らず、
タカミテクノスのラインナップは、
24t~40tまで使い、
チューブラーでは単一の素材で作る事は無く、
どれもコンポジットしているブランクです。

そしてグラス素材は、
QED651と661でのみ裏打ちグラスを使用してます。
縦繊維がカーボン横繊維がグラスです。
グラスのメリットを活かしながらデメリットを少なく出来るシートです。
それ以外でグラス素材は一切使用しておりません。



MOZは、
2月27日(土)に国内外同時受注開始ですビックリマーク

かなり面白い道具になってます、
ご興味お持ちいただいている方様は、
是非、各種御問い合わせお願いいたします。


ではまたべーっだ!











大寒波前に。

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こんばんは、
先日の寒波でもロッド製作を控えたほど気温が急に下がったので、
本日はロッド製作場所の引越しをメインにべーっだ!

本当は、明日四国でアカムツ釣りに行く予定でしたが、
中止に。
この時期なので覚悟はしていましたが、
色々したい事あったので残念です。

ロッド製作場所は、
他の業務内容やスペースの兼ね合いで、
工場内を3回ほど移設してきましたが、
本日、1階入口前から2階の使ってなかった部屋に移動しました。


DSC_1047.JPG
赤い部屋。
画像にすると赤ですが、
赤っぽいオレンジです。

断熱性がそこそこある小さな部屋なので、
暖房も冷房もガンガン効きますにひひ


DSC_1045.JPG


今使ってるエポキシは、
硬化中は23度がベストな室温なので、
その温度に年中管理できますグッド!

当ブログでは釣りに関する自分なりの考えを
長々と書くことはあっても、
ロッド製作の事は書かないな、、、とお気づきの方様も居られると思いますが、
ちょっとだけロッド製作の内容をひらめき電球


ロッド製作自体は、
簡単なのでアシストフック作ることができれば特別な設備が
無くても時間は掛かるかもしれませんが組めると思います。
既製品が充実しているので、
材料を買えば後は組み立てるだけのプラモデルの感覚でロッドができます。

あとは、
何本も組んだり、組んではバラして組みなおしたりしながら、
徐々にブランクの特性と実際の使用感を掴んだ上で再度組んだり、
ガイドセッティングやリールシートの固定方法や、
ロッドの用途毎のバランス位置の取り方なんかを
イメージどうりに詰めきれるかどうかが重要になってくると思います。

こだわりだすと、
ロッドの振動する位置と度合いと減退なんかで、
レングスやブランク径や厚みなんかで変わったりする事に気付いたり、
求めるブランクが既製品に無いのがストレスになり、
そのあたりからモヤモヤし始めるかと思います。

増幅は難しいです、
要らないモノも増幅し、
止める部分が無いとエコー掛かった感じで邪魔になってきます。
止める部分はリールートで、
ラインの振動がリールシートで止まり、
出来るだけエンドに抜けないよう、
リールシートがスピーカーになる条件で組みます。
その条件で組もうとすると色々な制約が出てきます。

最適な条件で組んだロッドをお客様に見てもらって、
リールシートがスピーカーになってるロッドを体感していただいてましたにひひ
軽いロッドでないとなかなか鳴る条件にするのは難しいです。

ロッドの組み方や、重要視するところが他にあると、
増幅の考えではなく、
まずは減退を抑えて、
ロッドの用途と組み方では出来るだけ増幅させないような工夫をするか、
増幅するなら止める部分をシッカリ作ることが大切になってきまして、
これらを意識して良い所で組めますと、
誰が使っても使用感がクリアで素直なロッドに仕上がります。
僕は主にこちらを意識する事が多いです。

タカミテクノス立ち上げ以前から言ってる事なので、
久しぶりに持ち出して懐かしさもありますが、
感度面では原音再生を追及。
いわゆるハイファイなロッドをどのシリーズでも追求してます。

増幅(エフェクトも含む)を抑えて、
ボリュームがそもそも大きく、
それを減退させない。
こんなのをどこまでも追求します。

楽器でいう直アンのパッシブです、
さらにトーンはカーボン構成に依存。


タカミテクノスは、
ブランクもEVAもオリジナルで、
自分が考えた材料なので、
調子を調整するガイドセッティングをしなくて良いようになってます。

ブランクが曲がりたいように曲げてやるのがベストです。
ガイドセッティングで本来の調子を弄ると僅かでも突っ張り感が生まれます。

オフショアジギングはキャスティング考慮の制約があまりないので、
ブランクが曲がりたいように曲げてやるセッティングで組めます。

ガイド位置で調整しなくてはならない、
妥協した調子のブランクを使わなくてはいけなかった昔の経験がストレスで、
ロッド組むならブランクからオリジナルで!と思ってましたので、
竿屋始める前は、竿作りに手を出したらヤバいなと思ってました。

最近、弟が
「小学生の頃から屋根裏でゴソゴソとロッド作ってたのが、
大人になってもやってること変わらんとは(笑」とにひひ

僕の勉強机は常にウレタンでコテコテになっていて、
ライトはほんのりヒーター代わり。
自作ルアー吊るすワイヤー張ってたり。
作るのが好きから入った訳では無く、
ルアーとかロッドが高いから買えないので、
ある物でなんとかするってのが入口でした。
やってるうちに釣り仲間から誉めてもらったり、
あげたら喜んでくれたりで、
徐々に楽しくなっていった流れです。

作るのが好きというより、工夫するのが好きです。

画期的で斬新で前人未到で良い方法にたどり着いた時点でも、
常にもっと良い方法が存在する事のエンドレス感。
明日には最新素材が世に出て、
別の条件が生まれるかもしれないネトゲ廃人状態。

エジソンの、
there is always a better way です。



何を勉強してたのかを今になって理解してもらえたはず(笑
この頃から、上手下手に関係なく、
何かを作ること以外に取り得無い人生確定してましたねメラメラ


脱線しましたが、ロッド作りで考える点で、
良く聞く感度に関して。

組み方やパーツ構成を考える時点で、
感度良いロッドを作るというのは最優先では無いものの、
求めるいくつかの事でその組み合わせの中の一つに感度も入れてますので、
相性の良い理屈を搾り出すと、
感度面だけで書いていっても相乗効果やメリットの共有や、
デメリットのカバーなんかで繋がってきます。

単体の要素のみ追求すると、
癖の強い仕上がりになりやすいので、
そういったロッドは、
ワンオフまみれのフルオーダーで御作りさせて頂いております。


感度に関しては、
大きく分けて、
秒単位時系列での変化の相対感度と、
対象からの直接的な絶対感度の2つあるとして、
ジギングでは相対感度の割合が多く、
重要視してます。

例えば、
バス釣りでラバージグをボトムパンプさせてる状態で、
バイトやロッドに伝わるものがあるタイミングは、
ロッドに負荷が掛かっていない状態か、
あまり負荷が掛かっていない状態なので、
絶対的な感度が伝わってくる条件となり、
ブランクタッチや硬いパーツ構成、
軽いロッドや高弾性カーボンのメリット効果大であると考え、

ジギングのように、
宙の釣りで、
ロッドに負荷が掛かって曲がっている割合が多いような条件では、
ロッド挙動変化から負荷の違いで感じるようなのは、
相対感度を要求すると考えます。

潮の境目や、魚の追いやまとわりなんかは、
高弾性カーボンでも低弾性でも、
ロッド自体のトルクで返ってきさえしていれば感じ取れます。

ロッドのトルクが足りなくティップ~ベリーが起き上がってこないと、
変化はかなり掴み難くなります。

ジギングロッドは、バットのトルクというか補強で固めていたりして
大体強いので、
巻き取りトルクの強いローギアで巻物してる時の
変化をかき消すような状態になる事が多いと思います。

つまり、ティップで変化や感度を捉えるか、
ロッドが曲がりこんだ状態で変化や感度を捉えるかで、
ロッドへの考え方が変わってくると思います。
なので、ジギングロッドに関して言えば、
軽いロッド&高弾性=両方の感度が良い は半分正解で、
用途によっては低弾性の方が感度が良い条件もあります。

グラスを混ぜるのは感度面では良くないです。
コンポジットも極端にすると伝達路の振動数が不自然に変わりすぎたり、
体積と質量の変化率も、不自然に変わるので悪い方向になりがちです。
同じ事を2回言ってるような感じですが、
軽減する方法もあるので言い方を2通りで変えてみました。

力強く早く返るニュアンスではなく、
力強くゆっくり返ってくる方が相対的な感度は取りやすいです。
前者が駄目なのではなくて、
相対感度面だけを考えればの内容で、
ジグアクションさせる為に、
力強く早く返るニュアンスを選ぶ事もあると思います。

よりベストに近づけるには、
ロッドの番手とジグウエイトとリールの巻量、
水深とラインシステムを最適化していく為に、
何本もロッド持ち込んだり、色んなリールに色んなラインシステムを巻いたり、
ジグも各ウエイト、各タイプ準備し、
アングラー毎の過去の経験など、
海域やターゲットの知識で準備すると思います。

ジギングで絶対的な感度が出たときは、
既に針に掛かってるか触ってるので、
結果発表的な情報になる事から、
絶対的な感度が出る前の相対的な変化の情報量の大小で、
1匹でも多く釣るか、
追いに気付かず逃すかになってくると思います。

あとは、海の中の状況を把握するにも相対的な感度が必要です。
状況の変化に気付きヒーローばりに状況打破するか、
気付いた人の後追いをするかの違いが出てくると思います。



いわゆる感度と呼ばれるのは、
おおよそ絶対的な感度の方だと思いますが、
ジギングでは絶対的な感度は最重要ではなく、
良い材料で素直に組めば付いてくる程度で必要十分になります。

硬いロッドでは相対的な感度はわかりにくく、
先調子よりどちらかといえば、
曲がりこむ胴調子の方が掴み易いです。


感度に関してはこういった事を考えてます。



そんな事を長年考えてきながら、
自分のロッドを作るのではなく、
お客様の御要望やリアルタイムの現場のニーズを観察しながら
イメージを出来る限りシンクロするよう努めて参りまして、
自分の好みと現場のニーズがある程度一致しているであろうシリーズ、
MOZが2月27日、
国内海外同時受注開始ですにひひ

結局、MOZのアピールかの展開ですが、
これらの事は6年ほど前に始めてリリースした、
オルタネイトから同じ理屈を持ってましたので、
去年リリースしたQEDももちろん同じ理屈で開発しておりますグッド!



最後に、
私自身も思い入れの強いオルタネイトシリーズの「100」

オルタネイト100の在庫が無くなり廃盤となりました。
多くの方様から御注文いただきまして、
ありがとうございました。

デッドストックで、
組みかけていたオルタネイト100 6.5ftベイトモデルがありまして、
それを今になってスレッド巻きなおして仕上げました。

数日間工場にありますが、
月末に加古川のLeaLeaさんの
タカミテクノスコーナーに置いてもらおうと考えてます。

未だにオルタネイトシリーズが一番!と言ってくださるユーザー様が何人も居まして、
何百匹も鰤ヒラマサ掛けて釣りすぎてホグれるように折れたりしても、
同じロッドがまた欲しいとオカワリ注文頂けるほど。

オルタネイト150と200はまだ10本前後在庫あります。

40t高弾性カーボンをバットの補強に使ってますが、
上記で書いてるように、
100→150→200になるほど、
不自然な補強ではないように調整し設計してます。


3月からはMOZの製作が多くなると思われますので、
昨年のQEDリリース後5ヶ月待ちペースで製作進めてまして、
だいぶ追いつき2月末納品でまだ2件ほど余裕あります。

QED666のブランクが焼きあがり届きまして、
塗装も完了しましたので、
明日からQED666の製作に入ります。


長文でしたが、
最後までご購読ありがとうございました!!

ではまたべーっだ!

MOZについて 第三談

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こんばんは、
本日もこんな時間に更新ですにひひ

MOZ公開後、
今までに無いレベルの反響で多くの御問い合わせ頂き、
ありがとうございますビックリマーク

こんなに注目していただけるのであれば、
受注開始日をもっと早くにしても良かったと思いました。
しかし、国内外同時受注開始日は、
2月27日(土曜)に変わりなく、
宜しくお願いいたします。
製作開始は3月からです。

受注開始日の数日前に、
御予約に関する詳しい内容を伝えさせて頂きます。

御問い合わせが多かった内容を下記。


Q.オーダーからどのくらいで届く?納期について。
A.  QEDリリース後と同等の初期受注数としましても、早くて1ヵ月後、遅くて6ヶ月後になるかと思われます。
ロッド組むのは私一人ですので、少なからずお待たせしてしまいますが、
少しでも早くお届けできるよう3月4月はロッド製作に集中したいと思います。
1ヵ月半でスタンダードモデルですと60本組むスケジュールと準備をしております。


Q.MOZの使い方とLM(ローモジュラス)HM(ハイモジュラス)の使い分けは?
A.  使い方は、以前ユーチューブにアップしたような使い方は一つの例でして、
番手を使い分けると太刀魚ジギングやスロージギングから、ロングジグをガンガンしゃくるスタイルにも対応します。ガシラからクエまで、アジからGTまで狙ってください。

ご自身のスタイルで番手選定をして頂ければと思います。
スローからガンガンしゃくるスタイルまで対応します。
見た目はスロージギングロッドではありますが、
見た目にとらわれないで頂きたく思います。


LMとHMは、弾性のレスポンスと調子が違います。
LMはリールシート~20cmまでの重要なセクションのトルクが使いやすく、
HMはLMと比べ、やや先調子方向です。
よってHMは「バットが少し長い」「LMと比べ早いテンポについて来る」といった感じです。

使いこなせば色々出来るLM、扱いやすいHM


Q.スペックと価格を知りたい。
A.  スペックは受注開始前にHP更新にてお伝え致します。
価格は、スタンダードモデル全て48,000円(税抜)です。
竿袋はございません。
保障もございません。(初期不良のみ対応させて頂きます)
アフターサービスは超特急で対応致します。


Q.スピニングモデルは無い?
A.  MOZは12モデル全てベイトロッドですが、
今後は派生モデルとして本数限定でスピニングモデルも予定しております。
まずはオルタネイト100の調子をMOZマテリアルで復刻し6.3ftほどのスピニングモデルに。
スピニングモデルは完成度の高いQEDがあるので新しいモデルを作る隙が無いです。


他にも、まだデザインやスペックも公開していない今の時点で、
既にマニアックな御問い合わせも頂いております。
「機能部品以外は何も付けないでほしい(アルミパーツや余分なEVAグリップ等)」
「ガイドは極小径でコーティングも極薄(1シーズン持てば良い)に加えてブランク塗装無しで」
「ラークに取り付けるからグリップ延長と補強を(何をお釣りになられる?!)」
「電動ジギング用にリールシートを新しく出たアレにして」

海外とはまた違ったレアな使い方や、
釣果最優先のエキスパートな御問い合わせありがとうございます!

攻めたカスタムは個人的に好きで得意ですにひひ

スタンダードモデルの時点で既に攻めたカスタムロッドで、
オールチタンKT(10~4.5番でデカいフットで重たいKBは使わない)
オールシングルフット(45lbまでのタックルシステム向け)で、
コーティングもブランクに被らせない余分をこそぎ落とした組み方で、
独自の超軽量リキッドアーバーでリールシート固定。
ここまでして、
使っていてガイドが抜ける等、その他のトラブル一切無いです。

ですので、ここからさらに攻める事は出来ます。
フットを限界まで短くし(約半分程度)、
トップガイドには重たいパイプ式ではなく、糸巻き式を使用しコーティングを工夫。
ここまでやると、流石に使用範囲に制限が出てくるんじゃないか?と思います。
違いはわかるのか?と疑問になるレベルですが、
繊細な方ですと、
スタンダードモデルをある程度使って、
攻め攻めな上記カスタムに持ち替えるとハッキリわかります。

ライトなロッドほど
ガイドにメタリックの飾り巻き5周巻いたのと、オールブラックでは
別のブランクかと思うほど違いが出ます。
MOZはガイドスレッドがスタンダードでオールブラックです。

昨年半ばあたりからガイドコーティングをスレッドの上のみにし、
ブランクにはガイドコーティングが被らないようにしました。
オールブラックをさらにコンパクトな固定幅にする事が可能で、
下記画像の様に、3周ピンストを入れても、
以前のブランクにコーティング被せたオールブラックと同等になります。

元々、オールブラックだと、
フット先端から2周しか余分に巻かない手法で、
フレーム根元から巻き始めてます。
固定方法も独自の手法で編みつけてます。
抜こうとしてもガイドが先に壊れるので
通常使用では小径ガイドのKTなのに絶対に抜けません、
さらに根元のコーティング割れに強いです。

特徴的な使用感は、ブランクのポテンシャル以外に、
上記のガイド取り付け方法と独自のガイドセッティングによるもので、
シルキーな負荷伝達と
ブランクの中にラインが通っているような感覚に近づけています。
感度も原音に近くなります。





力強くよく曲がるブランクは、
コーティングがブランクに付いている様で
剥離している事が多く、
剥離した部分は僅かにノイズ出すことがあります。


ブログでどれだけ説明させて頂いても、
現物みないとわかりませんよね。
ここが問題でして、
ロッド現物を見れる場所は、
加古川のLeaLeaさんか、(展示在庫があるかご確認ください)
大阪のタカミテクノス工場(事前にご連絡ください)
この2箇所しかございません。

ご不便お掛けしておりますが、
細々長々とやって行きたいと考えておりますので、
自分の道具をアピールする為に、
広告を打ったりメディア露出したり、
御取り扱い店を積極的に増やす行動をしておりません。


目標は国内にあと2店舗ほどあると嬉しいなと思いますが、
なかなかフィットする実店舗型のジギングに強いショップ様が無いと感じております。

現在、ありがたい事に8割が口コミやご紹介とリピーター様で
2割がLeaLeaさんと海外といった状況で、
依頼者様とほとんどが直接オーダー、または近い距離感というのは
嬉しく恵まれていて、ニーズの変化や改良点やインプレもリニアで、
今後も大切に最重要にすべき事と心得ております。

今でも対応が遅れたり納期が掛かったりしてますので、
これ以上大きく手を広げず、
「タカミテクノスでロッド作って良かった」
「釣りがよりいっそう楽しくなった」
「釣りに行く回数が増えた」
「釣果がちょっと良くなった」
こう言って頂ける方がもっともっと増えますように、
面白い道具作りに努めて参りたいと思います。


色んな釣りをしてきて、
色んなロッドを使ってきたベテランさんでもストレスを感じない、
面白くて気持ち良いロッド作ってます。


最後にお知らせを。

HP更新前後に、
新たな試みでタカミテクノスの公式スマートフォンアプリを、
i phoneはAppstoreから、
Androidはgoogleplayからダウンロードできるようになると思います。

HPでは公開しないような、
本数限定モデルなどをプッシュ通知などでイチ早くお伝えしたいと思います。
あとは気まぐれ一点モノブランクや
特化させすぎロッドの製作を公開してみたりするのもやってみたいですね。
他には、
オンラインショップと連帯して、
ポチっと選ぶだけで簡単にセミオーダー出来るような試みも考えてます。
どんなことが出来るか可能性探ってます。
機能的には色んな事が出来るようになってますが、
それらをうまく活用できるかは世に出してみないと分からないです。
まずはβテストとしてリリース致します、
ご協力とアドバイスお願いいたしますビックリマーク



ではまたべーっだ!




最近仕上がったロッドの一部。

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こんばんは、
只今スタンダードモデルをベースにしたロッドが多くなってきております。

一部ご紹介させて頂きます。

QED666の、
シンプルな花魁デザインのブルーです。

意外と、当ブログを良くご観覧頂いてる方様から、
「花魁デザインで。」とのオーダーがあり、
元々なぜそう言うようになったのかは、
綺麗な着物に使っている配色を参考に、
青、赤、紫と作ったのが始まりで、
少しづつ変化してきてはいるものの、
どこかに「和」のテイストを入れるようにしてます。


QED666
スタンダードモデルをベースに、
カラーリングと、
ブランクをブラックに塗装。












QED666
スタンダードモデルをベースに、
メタリックスレッドでガイドラッピング。
ガイドラッピングは、
下巻きナイロン黒+バーガンディー(見える部分)、
上巻きナイロン黒(ガイド固定)
1回目コーティング(浸透確実にしながら極薄)
ガイド上巻き仕上げ バーガンディー
2回目コーティング(極薄+ひと工夫)
3回目仕上げコーティング

この工程で、
スタンダードモデルを2本は組めます。












お洒落な色ですねべーっだ!





QED656

マーシャルデザイン。







このデザインも年々少なくなってきましたが、
久しぶりに組ませて頂くと、
なんとすっきりしたロッドなんだろうと再確認ビックリマーク




画像撮る前に慌てて発送してしまったカッコイイのがあったのですが、
リピーターのお客様で全て同じデザインで統一されておりますので、
またの機会ににひひ


お客様から直でオーダー頂く事がほとんどですので、
お客様のこだわりや好みも掴めますので、
永くご贔屓頂ける様努め、
お客様の釣り人生専属ロッドビルダーとして携わらせて頂ける様に、
そうなれるように精進致します。



只今、MOZのリールシート塗装準備に入り、
40個下塗り完了致しました。

ブランクが届きましたら、
急ピッチで最効率で塗装できるようにします。

スタンダードモデルのカラーは、
黒ベースなのですが、
ただの黒ではなくて、
「和」のテイストを入れた黒に致します。

国産高級塗料をベースに、
超微細な金銀が立体的な奥行きを出し、
調色しタカミテクノスだけの塗料です。
金が奥にさりげなく見え、
表に銀がさりげなく見えるような質感です。

パッと観ても金銀が混じってるように見えるか見えないかの、
かなり微妙ですので、嫌味の無いレベルです。
金銀のラメがあまり好きではない私が使いたい!と思えるものにしました。

ブランクとリールシートが同色です。


ここ最近、MOZについての御問い合わせがさらに増えまして、
日本でもこういったロッドにご興味持っていただけて嬉しく思います。

2月27日(土曜日)に受注開始です。

あと23日。

ブランク、パーツ、ロゴ、
届くのを待つのみです。

現物を見てご判断頂ける時期は、
3月半ばになると思います。
タカミテクノス工場または、
加古川のLeaLeaさんにて見ていただけます。
どちらでも12モデル全て見れるという事は、
3月半ばの時点では無いです。

サンプルロッドを今まで作る事は出来ておらず、
粗雑なプロトロッドを代わりに利用しておりました。
自分用のロッドもあまりなく、
釣行は手元にあるプロトでなんとか釣りをしてきましたが、
MOZは全て作ります!

そして全て手元に置いて、
貸し出しも控え、
出来るだけタカミテクノス工場に12モデルあるようにします。
それをしばらく釣行に使わせて頂きます。

つまり、
12本全て船に束ねて持ち込みます。
同船できた際には是非御声掛けてください。
ロッドホルダー埋めてご迷惑掛けないように致しますので、
ご一緒できた際には是非使ってみてください。

これは何年も前からやりたかった事でしたが、
手元にロッドがないので出来ませんでした。
今回は実現させます。
釣竿屋なのに、
釣りに行く際に最適な竿を選べるほど手元に竿が無い状況です。
僕よりリピーター様の方が、
たくさんタカミテクノスロッドを持って頂けてるのが嬉しいですべーっだ!

だからこそ、「やっぱりアレが要る!」と再確認できたりするのはメリットですが、
妥協や代用というのはストレスの溜まる釣りになるのは間違いないです。
デメリットは僕の場合は合わないロッドが気になって、
その日の釣りの楽しさが半減しますカゼ

いつも何か面白いモノ作ろうと考えてるので、
釣れなくて正解の釣りをするのも経験になります。
釣ろうとする釣りばかりしていると、
本当に必要な道具が見えてこないと感じます。

同船者の方はセオリーと言われている釣り方で釣ろうとしてるので、
自分はあえて違う事をして釣れなくて正解のデータは、
大体、確信になったり、
ただ単に集団心理のような、
またはシンクロニシティのような感覚でセオリーといわれてるだけ、
というのを何度も重ねていくうちに区別できると、
売れる売れないは別として
面白くないコンセプトを立ててしまうことを避けられますにひひ



現在のような極小な規模では、
サンプルロッドを12本準備する事はかなり苦しいですが、
現物を見ていただけるようにしたいと思います。
トラブルを避ける為、レンタルは不可です。

どこかのショップさんに
短期間置いて頂く事は、
のちのち出来ればと思います。

色々とやりたい事はあるのですが、
これ以上広げずにやっていこうと思います。



ここまで連れてきて頂き、
本当に感謝致します。

今後とも宜しくお願いいたします。上原



フィッシングショー2016行って参りました。

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こんばんは、

今年も業者日ですが、行って参りましたグッド!

海峡の森田船長と某K氏と共に。
朝お迎えに行くも遅刻・・・そう、、、寝坊zzz

だいぶ焦りました。

現地ではいつもどおり御世話になっている、
マタギさんへご挨拶とお邪魔しにべーっだ!

富士工業さんへも。
一通り、各メーカーさんへご挨拶を。

毎年の事ですが、
曲がれば「まいどです!」、
振り返れば「どうもどうも!」
タカミテクノスは出展して無いですが、
とにかくしゃべり過ぎて喉から血が出ましたあせる

年々ジギングの割合と活気が増している事を感じますグッド!

明日明後日は、
工場にこもってます。

合間ができれば、
HP更新準備を。


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スマホっぽいデザインと使用感をイメージしました。

コンテンツはシンプルながら、
内容はキチンと詰めます。

MOZのスペック公開。


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分かりやすいスペック。

スタンダードモデルは、
全てタックルシステム45lb。

なぜタックルシステムという聞きなれないワードで表記するのは、
ドラグマックスやPE〇号みたいに書くのに抵抗があります。
ロッド角度(ライン角度)や、
フッキングのスイングスピードや、
船の揺れ(海の荒れ具合)によって、
全く異なる為、
タックルシステムと表記しました。

45lbというのは、ブランク強度ではなく、
ラインシステムや接続具、
フックの強度など、
アイテムを選定する際のバランス取りする目安です。

スタンダードモデルは、
フロロリーダー10号前後まででバランスの良いタックルをセッティングすると、
ロッドのポテンシャルを活かしきれますよ!という意味合いです。
ドラグ値は使うラインシステムやターゲットや、
状況(根がある、ファイトリーダー付ける)などで変わりますし、
ドラグ設定を釣りの最中に弄らない事は経験を詰めば積むほど無いので、
紛らわしいものは表記せず、
タックルバランス取りの参考になる表記にしました。

聞きなれないので余計、紛らわしいかもしれませんが、
表記はテキトーです。状況によって変化しますので、
大雑把にこんなもんかといった程度です。
参考程度にしてください。
MOZのマテリアルは世に無いのでスペックは計り知れません。
使い込むほどにポテンシャルの奥行きを感じて頂けると思いますグッド!
使えば使うほど見つかるアビリティの多さ。

ジギングロッドも数多く、
他にも面白いコンセプトのロッドもたくさん世にありますが、
MOZは唯一無二なので、新鮮で面白いと思いますにひひ

これだけジギングロッドが充実している昨今、
どのロッドもいまいちシックリこないのも珍しいのですが、
そういったコアな方様には是非一度MOZを使って頂きたいと思います!!

良く考えられているロッドほど、
メリットとデメリットがハッキリしていたり、
使用条件がシビアに設定されていたりしますが、
MOZはマテリアル自体が特殊で、
何も足さず何も引かず、
純粋にマテリアルの素質を活かし、
今欲しいジギングロッドにしただけの
オーガニックな生まれ方してますので、
素材と使用者の相性が合えばバチッ!っとくる事は
間違いないですメラメラ
出来ない事が出来ると感じて頂けることが多いロッドですグッド!
こんな事もできんの?
じゃあこれは?・・・出来る!
こんな遊び方やってみてください。
さすがにこのカーボンマテリアルでも限界はあるので、
抜きあげは事故るので非推奨です。
折れても折っても無償保障はないので注意してください。
魚の抜き上げは色々と危ないです叫び


本日、MOZ4LMのプロトを、
海外パートナーへ受け渡しましたので、
現在手元にMOZのブランクすらない状態ですので、
お越しいただいても目新しいモノは無いですカゼ

加古川のLeaLeaさんに
MOZ2LMブランク
MOZ3LMプロトロッド
MOZ5LMブランク
MOZ4.8ftショートヘビーブランク
を展示頂いておりますので、
ご興味お持ち頂いている方様は
是非お立ち寄りお願いいたします。

タカミテクノス工場には、
早くて22日にブランクが届きます。
ロゴは20日です。
EVAが一番遅くなりそうです。

全て揃い、塗装が完了次第組み始めます。

スタンダードモデルは、
オンラインショップから御予約頂くように致します。
メールだとフィルターがかかったり、
サーバーの問題を懸念しまして、
オンラインショップですと、
確実に受注受け付けることが可能です。
発送先やご連絡先も明確ですので、
御手数ですが、
受注開始の2月27日にオンラインショップから御予約お願いいたします。

オンラインショップが苦手な方様は、
メールでも御電話でもFAXでも受け付け可能なように、
受注開始日前に当ブログにてご案内させて頂きます。

オンラインショップでは
御予約注文頂いてからのちほど、
納期をお伝え致します。
納期が合わない場合は、
その時点でキャンセル可能です。
もちろんキャンセル料不要です。


2月27日の数日前に、
受注に関する詳しいご説明を致しますので、
ご不便お掛けいたしますが、
ご新規様とリピーター様の順番の公平の為、
ご了承願います。


本日は、フィッシングショーにお邪魔させて頂いて、
良い刺激と、会いたい人に会え、
新たな出会いで、
これからもっと頑張らなな!といったパワーを得てきました。

小さい釣竿屋で、
小さいままやって行きますが、
小さいまま濃く硬くしていきますべーっだ!

今後とも応援、
宜しくお願いいたします!!




























ロッドとリールのバランスについて。

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こんばんは、
今年のフィッシングショーも賑やかだったようで、
会場から近いタカミテクノス工場へ、
帰りに寄って頂けるユーザー様も何名か居られましたべーっだ!
ありがとうございましたビックリマーク

タカミテクノスはフィッシングショーにブースを出していませんが、
事務所は賑やかになりましたべーっだ!
何もしていないのに恩恵受けましたので、
何かの形で恩返しできればと思いますにひひ


今日は、
ロッドとリールに関する考え方の一つをご紹介させて頂きます。
MOZの番手選びにもお役に立てればとおもいましてひらめき電球

まず題材として
「扱いやすい」「タックルのポテンシャルを使いきる」、
こんなのを狙いとした視点や考え方で
オフショアジギングにおいて
ロッドとリールの組み合わせ方は、

①ロッドの調子がどんなものかを初めに把握します。
(パワーと、曲がり幅が少ない先調子なのか曲がり幅が多い胴調子か。)

②調子をみてロッドが曲がり込む分量を把握します。
(トップガイドの位置が想定するドラグ設定で真っ直ぐからどこまで移動するか)

③曲がりこむ量に合わせたリールの巻き取り量を合わせます。
(良く曲がるロッドほど巻き取り量の多いリール、
曲がりこみ量の少ないロッドほど巻き取り量の少ないリールでも良い

この時点では
リールはハイギアやローギアの概念はなく、
単に1回転での巻き取り量です。

そうしますと、
柔らかく曲がりこみ量の多いライトロッドと小さいリールは相性悪いです。
ライトな柔らかいロッドほどデカいリールを組むと扱いやすいです。

例 マーシャル#2にジガー2000HG(1500HGでは巻取りが間に合わない場合があります)

逆の発想かに思えますが、
オフショアジギングはラインを50~200mほどは普通に出します。

バイトがありラインテンションを掛けようとしてリールを巻き込みます。
素早くラインテンションを掛けたいところですが、
ゆっくりなテンポで操作している時ほど、
ラインのフケも多く、ラインテンションが掛かるまでに邪魔するモノがあり、
ロッドがある程度深く曲がりこみ、
踏ん張ってテンションが掛かるまでの時間と、
ラインのフケと伸びが有る程度解消できるまでの時間があります。

このあたりの理由で、
柔らかい曲がりこむロッドやタックルほど、
巻き取り量の多いリールを組み合わせると、
バイトからフッキングに繋げる際に、
素早くラインテンションを掛ける点で、
大きなアドバンテージがあがります。

しかし、棒みたいなロッドで解決!ではなく、
曲がりこむロッドでジグを美味しそうに泳がせたいし、
人間の気配を消している時間を長くしたいので、
ロッドは曲がりこみ量の多いタイプを使いたいところです。

そうなるとリールは必然的に大きなものになります。
少なくても一回転90cmは巻きたいところです。

マーシャルは6.5ftでしたが、
MOZは6.2ft(詳しくは6.15ft)に。
長いほど曲がりこみ量が多くなるので、
相性の良いリールが大型リールになってきます。

考慮して使いますと、
ロッドは長いほど食わせのポテンシャルが高い状況にハメる事が多くなります。
曲がりこみ量が少ないロッドが良い場面もありますが、
シビアな状況ほど、人間の気配を少なく出来る、
曲がり込み量の多いロッドが有利な場面が多いです。

硬いロッドで人間の腕でラインを引いているか、
ロッドが曲がりこんで返ってる最中、
ロッド単体でラインを引いているかは、
決定的なニュアンスに違いがあります。

速さや加速減速で食わすようなジギングでない限り、
人間がシャクルより、
ロッドがシャクル方が圧倒的に食います。


上記は、柔らかいロッド視点ですが、
下記は曲がりこみ量の少ないロッド視点で。

シャキッとしていて先が柔らかい先調子に、
レベルワインダー付きの小型の部類に入るリールを組み合わせると、
良く釣れる事が結構ありますよね?
そんな時にデカいリールと組み合わせるとイマイチ合わない経験も。

いわゆる、キビキビと動かすイメージですね。

この場合は、ジグも考えに入ってきまして、
ジグが安定して動く水の抵抗の度合いが関わってきます。

ロッドは先調子でラインテンションが早く掛かるので、
巻き取り量の少ないリールでバランスが良いですが、
巻き取り量の多いリールを組み合わせると、
ラインテンションが掛かり過ぎてしまい、
糸を強く多く引っ張るのでジグに大きな水の抵抗を受けさせ、
ジグ姿勢のバランスを失いブルブルっと回ったり、
動きが詰まったり、
ダートやX軸のスライドや滑り等のジグの持つ特徴を失ったアクションになり、
あまり釣れなくなるのが要因です。

ロッドに対してリールが勝っている状態です。
例外でもないですが、
ロングジグのように抜けの良いタイプのジグは、
リールが勝っているようなタックルバランスが良い事もあります。

ロッドに対してリールが負けていると、
ラインテンションの掛かりだしが遅れますので、
バイトがあれば、
ロッドを立てることなく、下げる事もなく、
ラインテンションがしっかりと掛かるまで
とにかく何回も素早く巻く意識が必要です。
このあたりを理解してるアングラーさんのフッキングは、
手元が忙しくなってます。
道具の事をしっかり掴んでおられます。

このように、
組み合わせ方によって、
シャクリ方もバイトからフッキングまでの動作も異なるので、
スタイル自体が変わってきます。

いろんなスタイルを駆使出来る方でありましたら、
どんな組み合わせ方をしましても、
「このタックルバランスはこうゆう風に使わないと」と意識する事無く、
体が勝手に動くと思いますが、
スタイルと相性の悪いタックルバランスでジギングをすると、
どこがどうと言う事も無く、
シャクリが合わない感が出たり、
「バイトがあればとにかく巻く!」と意識していても、
とっさに来るバイトで、ラインテンションがまだ掛かりきっていない
スカスカの状態でロッドを先に上げてしまったりして、
魚からフックを外しバラす助けをしてしまったりします。
(根掛を外すテクニックに近いラインテンションの掛かり方します)


ここまではロッドとリールの組み合わせと、
一部、使うジグの水の抵抗許容範囲で、
出来る限りシンプルにまとめて書いて見ました。

一概に言い切れない・・・というような曖昧な内容ではなく、
物理的な理屈ですので、
もっと簡潔に書かせてもらおうと思ってましたが、
書きだすと結局ややこしくなってしまい、
すみません。

他にタックルバランスに関わってきますのは、
リールの巻きトルクの勝ち負け、
ロッドのレスポンスの大小、
ロッドとラインシステム+ジグの勝ち負け
この3点がタックルバランスを考えるあたりで考慮する、
大きなファクターだと思います。

どのタックルバランスが、
その日の状況に合っているかや、
海域の癖やターゲットの好みで調整しているかと思います。

文にしますと、
ややこしい雰囲気になるのは申し訳なく、
いつもオチが同じになってしまうのが、

つまりは、
「ラインテンションのコントロール」
これになってしまいます。

ジグ動かすのも、
フッキングも、
ファイトも、
感度を出すのも、
底取り時のラインメンディングも、
全てラインテンションからですので、
アレはこうコレはこうとバラバラの視点で考えるよりも、
ラインテンションの掛かり方視点で統一して道具立てすると、
バランスが良く、ジグやロッドのポテンシャルも引き出せ、
釣りがしやすいタックルになると思います。

釣りに常識は有るかもしれませんが。
常識に囚われない考え方で、
釣りを楽しみながら、
見た聞いた経験したの積み重ねで、
一人に一つのスタイルが出来てくるのではないと思います。
と、改めて言うこともなくそうなってると思いますにひひ


MOZの受注開始2月27日(土曜)まで、
残り18日!!


トラブル無くパーツが届くのを願います。


ではまたべーっだ!


QEDの釣果報告

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こんばんは、
今日はMOZではなくQEDの内容を。

QEDをリリースさせていただいたのは、
2014年の12月末でして、
リリースから1年と2ヶ月弱になりましたにひひ

ラインナップはベイトモデルの、
651、653、656の3モデルと、
スピニングモデルの
661、663、666の3モデルの計6モデルです。

現在、
ベイトモデルはMOZ公開後のオーダーはほぼゼロに近くなりましたが、
スピニングモデルは徐々に増えていますべーっだ!

特に666。

しかもカスタム度の高いオーダーがここ最近増えてます。
中でも661、663、666のベイト仕様ビックリマーク

「粘り強いオルタネイト」というのに近くなります。


そんなQEDのカスタムロッドで、
メンバーの松井さんが対馬でガンガン掛けてきてくれましたひらめき電球

詳しくは、
対馬遠征(松井さんのブログ)


海外では、













海外のユーザー様は
釣れたよ!というメッセージと共に、
釣果レポートを積極的に送ってきて頂けます。

国内のユーザー様は、
良い釣果出せた際に工場の方へ遊びにいらしてくれて、
使用感や、インプレなど直接伝えていただけますグッド!

なにより嬉しいです。
自分で釣りに行って、
魚釣るより格別に嬉しいですにひひ


オルタネイトは150と200が残り10本程度です。
近海では軽さを活かして、
軽快にアグレッシブなスタイルで青物ジギングするには、
最高スペックだと思いますグッド!
ジギング暦が長い方ほどオルタネイトを好まれる傾向ですが、
思い入れがあり、惜しまれつつも在庫限りですえっ


フルカスタムオーダーで少量在庫していた、
非公開チューブラーブランクも追加しておらず、
フルソリッドブランクを徐々に充実させていこうと思いますが、
まだ何を作るか決めてません。

MOZで12モデルもあるので、
リリース後の受注が一段落したあたりでジックリ考えたいと思います。

作りたいのは山ほどありますグッド!

今、公開できる奴は、
イカ竿。
鯛ラバ竿。
ディープカンパチ系ショートヘビー。
ライト泳がせ竿(落とし込みなど)。

いつ作れるかわかりませんが、
楽しみですにひひ


今月末からしばらくブログも書けないほど、
工場にこもるので、
今の内にお伝えしたい事を書かせて頂こうと思います。


ではまたべーっだ!


MOZについて 第4談

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こんばんは、
MOZについての御問い合わせが、
受注開始の27日に近づくにつれ、
徐々に多くなって参りました!

国内にもMOZのようなコンセプトのロッドにご興味持って頂ける、
マニアックなアングラー様が多い事に驚いております。
嬉しいですにひひ

MOZのコンセプトをもう一度知っていただく為には、
下記の過去記事をご参考お願いいたします。

MOZ初公開記事

MOZについて 第1談

MOZについて 第2談

MOZについて 第3談

MOZ3LMプロトによる釣果報告

ロッドとリールの組み合わせの考え方の一例


上記の過去記事を全部読むのは大変かと思いますえっ

詳細は過去記事に詰めてますが、
MOZがどんなロッドかをまとめてみます。


・12モデルの豊富なラインナップで全てベイトロッド6.2ft。
・フルソリッドブランク
・LM(ローモジュラス6モデル)とHM(ハイモジュラス6モデル)の2つの個性。

ザックリしてますが大きく分けてこの3つです。


1文にしますと、
「フルソリッドブランクのベイトロッドで
LMとHMの2つの個性と豊富な12モデルの中で求めるパワーを選び、
あらゆるオフショアジギングをしてくださいビックリマーク
といったロッドです。

個性はLMとHMで2つに分けまして、
単にパワーのみを変化させた各6モデルです。

使い分ける際のLMとHMの特徴は、
LMはジャークテンポの遅いスタイルに。
HMはジャークテンポの速いスタイルに。

つまり、
LMは深く曲げこみやすくトルクフル。
ロッドは曲がりこむほどにバットの強いセクションを使えます。

HMは曲がりこみの浅いタイミングでの
ベリー付近を使ったレスポンスの良いジャークをしたい時に有効です。

その為、

DSC_1058.JPG

このように、
スペック表の
使用ジグウエイトがLMでもHMでも変わりが無いです。
LMで200g、HM250gと数値を変化させてしまうと、
HMで使いたいベリーセクション部分で250gではないので、
LMはバットで200g扱い、HMはベリーで200gを扱うといった理由です。
参考にはしていただけますが、
ジグウエイト数値は大体こんなところかなの参考程度です。
1番で300g使う事もあれば、5番で200g使う事もありますし、可能です。
状況次第です。
表記はメーカーによってもシリーズによってもアングラー側でも異なるので、
基準も無く、数値を決めるのが苦痛です。

サンプルロッドを12モデル全て出来た時点で、
参考動画を撮影してきますので、
条件毎のロッドの挙動でご確認していただけると、
スペックや当ブログの記事を読んで頂くより、
分かりやすいかと思います。
撮影を終えたら、出来るだけ早く動画編集します。

今シーズン御使い頂く場合は、
現物も詳細動画も見ない状態でのオーダーいただく事が確実です。
ご不便お掛けしますが、
MOZとQEDはタカミテクノスの定番シリーズとしてやって行きたいと思いますので、
ジックリと御検討お願いいたします。
モデルの廃盤や追加・変更はあります。
高いロッドですが、まずは試しに1本!を是非ビックリマーク


コレより下記は、
無駄に長い内容になりますにひひ


何用ロッド、何スタイルロッドなどコンセプトの的を狭く絞れば、
少ないモデルで簡潔化できますが、
例えば、太刀魚ジギングロッドと言っても、
海域の癖やシーズンやベイトによっては、
実際のところはMOZの1番~5番程度までは使います。

おそらく「太刀魚ジギングロッド」と的を絞れば、
3モデル程度でもいいと思いますが、
「この調子でそのままパワーアップしたクラスがあれば、
青物ジギングに使いたい!」
ローカルジギンガーあるあるだと思います。

不親切かもしれませんが、
MOZは12モデルと2つの個性で、
何用かはご依頼者様が判断して決めていただけるように、
豊富にラインナップ致しました。

ジギングロッドとしては超ウルトラライトロッドとなる、
「MOZ 1 LM」の調子とパワーで、
チューブラーブランクだと強度に不安があり、
小さいターゲットにしか積極的に使えないストレスがありましたが、
MOZなら不自然にも使えてしまいますにひひ

釣りの現場で同船された方からすると、
一番太い部分が鉛筆より細い6ミリに満たないウルトラライトロッドで、
を狙う姿は不自然に見られる事でしょう。
MOZに慣れてしまうと不安なくそんな事ができます。
オフショアジギングにおいては、
魚をロッドパワーで浮かせるというのはゼロではないにしても、
ほぼ錯覚ですので、
ドラグとラインシステムによるラインテンションで主導権を得てください。

ロッドが派手に曲がりこむと、
無意識にリールを巻く手を止めてしまいがちですが、
MOZはロッド角度水平付近で派手にブチ曲がったまま、
ドラグが滑るか滑らないかの速度で、
コンスタントにゴリゴリとリズム良く巻くのが良いと思います。

MOZに慣れない内は躊躇してしまうかもしれませんが、
ド派手にブチ曲がったまま、ゴリゴリ巻いてください。

ドラグが出ていない状態で、巻く手を止めたり、
ロッドの曲がりが変わるほど、ロッドを操作したりすることなく、
ひたすら巻いて一定のラインテンションでプレッシャーを掛けるのが良いと思います。
あとは、船べりだったり根を考慮したり掛かりどころが怪しいと感じた場合などは、
上記に拘ることなく、
その時に応じた適切な動作をするかと思います。

わざとラインテンション抜いて、
ジグの重さで方向変えたり(ジグが重い場合)、
ラインのウォータープレッシャーを巧く利用したりするのは、
例外で必要になってきますが、
それが適切かどうかは僕程度の経験では、
ギャンブル的なテクニックとなる場合が多いです。

ファイト中にロッドの上下操作をし、
波の上がり下がりの影響や魚の動きに合わせて、
人間側の動作で調整し、
ロッドの曲がりが一定で
ラインテンションを出来るだけ変化させないのが
ステップアップしたテクニックになります。(重要)

走る魚なら機嫌うかがいながら、
出来るだけ直線に走らせないでグルグル泳がせながら、
自分の釣座の足元方向で螺旋を描かせて浮いてくるように、
魚と力比べするべき状況と、
魚と喧嘩すべきではない状況がありますが、
どちらでも出来る調子は曲がりこむロッドになります。
曲がりこむと、ラインテンションがドン!と掛かりづらくなるので、
魚が直線に走りにくくなります。

硬いパワーのあるロッドほど、周りとオマツリしやすいです。
ライトなロッドがオマツリしやすいイメージがあるのは、
曲がりこんで巻く手を止めてしまうと直線に走りやすく、
他の方のラインがあるエリアに侵入させてしまいます。

それと魚種により異なりますが、大体は
一気に走らせてバテた魚は重いです。
そこそこ元気で遊泳力あるやつほど軽いです。
同サイズなら遊泳力あるヒラマサの方が鰤より重量感が軽いのがそれです。
ファイト中にデッドした魚が重いのと同じです。
深いところから浮かせたときに、
浮き袋の影響で軽くなるのはまた別の要素になります。

曲がりこむロッドで、
魚に過度のプレッシャーを与えずに、
元気なまま船べりまで浮かせると、
船を嫌がって一旦は走ることが多いですが、
魚の頭の方向把握し、安全な向きに来たタイミングで、
「走るなら今走って!」と綱を引いて走らせる事に成功すると
船べりでのオマツリも少なく出来ます。
僕がオマツリ少なく船下に入られ難いのは、
このテクニックを使っているのも大きいと思います。

鰤とヒラマサは結構素直で、
あまり言う事聞いてくれないのは大きなサワラです(笑

船べりで反対弦に入られると辛いので、
出来るだけコントロールしたいところです。
生き物は影に逃げる傾向があるので特にカゼ


ファイトに関して考えている事を、
むっちゃ細かく書いてみました。

MOZに限らず、タカミテクノスのロッドは
ほとんどのモデルでこういった点も考慮してますので、
掛けてランディングまでスムーズに釣りが出来るかと思います。

僕は派手なスタイルでは無いですが、
強引ではないですが遠慮もせずに
魚の機嫌に合わせる様にしてます。



MOZ受注開始まで残り12日!
今、バックオーダーを前倒しで進めておりますが、
ここ数日、
仕上がるペース以上にオーダー頂いております。
ありがとうございますビックリマーク
MOZの製作は3月半ばあたりからになりそうです。


ではまたべーっだ!








MOZのオーダー方法について

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こんばんは、
MOZの受注開始まで残り9日となりました。

受注開始は、
2月27日(土曜日)0時0分0秒ですひらめき電球


MOZについての詳細は下記をご参考お願いいたします。


MOZ初公開記事

MOZについて 第1談

MOZについて 第2談

MOZについて 第3談

MOZ3LMプロトによる釣果報告

ロッドとリールの組み合わせの考え方の一例

MOZについて第4談






オーダーが完了し、
製作から仕上がり納品までの流れは以下のとおり。


①なんらかの方法でオーダー(オーダー)

②のちほど何月仕上がり分になるかの納期連絡(納期)

③製作約1ヶ月前に電話にて変更点ないかの連絡致します。
 その際に代金と振込先をお伝え致しますので、
 ご入金をお願い致します。(ご入金)

④仕上がったタイミングでご入金が確認出来次第、発送。


以上の4ステップになります。


パーツが遅れており、
サンプルロッドを作れない状況です。
現物やデザインを確認したのちオーダーする方様は、
3月半ばあたりになるかと思います。


製作ペースを上げて参りますが、
何ヶ月待ちになるか予測できません。
有る程度の受注数に達しましたら、
一旦オーダーストップ致します。(一年待ちになりそうな場合)



オーダー方法


オーダー方法は、
①タカミテクノスオンラインショップにてオーダー
  こちらでは、
「スタンダードモデルのオーダー」と、
カスタムオプションで
「スレッド1色追加」と、
「アルミパーツカラー変更」のオーダーまではオンラインショップで可能です。

コチラからお願いいたします。

まだ画像が無いです。
おそらく27日の時点でも画像が間に合っていないかもしれません。

最も早く確実なオーダーになります。


②メールでのオーダー

jigging@takamitechnos.com

    または、

HPのメールフォームにてお伝えください。
お伝え頂く内容は下記。

件名に「MOZオーダー」の一文。(御問い合わせとオーダーの区別に必要です)

・MOZのどのモデルか。
・カスタムの有り無し、カスタム内容をおおざっぱにお伝えください
・御名前 
・発送先となる住所(郵便番号から) 
・電話番号(製作前に御電話にて確認致します) 

注意点は、不具合にて文字化けや届かない等の問題があります。


FAXにてオーダー

FAX 072-333-8835(こちらへ送信してください)

お伝え頂く内容は、メールでの項目と同じです。
納期の連絡は記載している御電話番号に掛けさせて頂きます。
受注開始は深夜になりますので、
後日日中にさせて頂きます。




電話にてオーダーは、
ほとんど繋がらないと思いますので、
受付はできません。
会社の電話はほぼファックス専用で、
工場に居るときは大体作業中で電話に出られない場合が多いです。
色々掛かってくるので折り返しもしてません。


ほとんどのオーダーが、
メールやSNSのメッセージ機能で
大雑把な打ち合わせをし、
製作前に電話にてオーダー内容を
ご確認頂く事が多いです。

リピーター様や、
lineやフェイスブックのフレンド様は、
SNSのメッセージ機能で、
メールでお伝え頂く項目をお願いいたします。





つまりいつもどおりのオーダー方法で大丈夫です。
スタンダードモデルに関しては、
オンラインショップが早く確実です。


27日に御問い合わせ頂きましても、
オーダー関連の返信を優先致しますので、
ご質問やカスタムの御問い合わせは、
26日までにお願いいたします。

下記メールアドレスでお願いいたします。
 jigging@takamitechnos.com

またはHPのメールフォームをご利用ください。



カスタムロッドをオーダー経験の無い方様も、
御気軽に御問い合わせください。

初めての方様でも
メールのやりとり3往復程度で、
意外と簡単に自分だけの1本ができる事があります。




27日過ぎるまで、
当ブログの更新は致しませんが、
サンプルロッドが間に合った場合、
オンラインショップにて画像掲載いたしますので、

タカミのフェイスブック
ロッド製作の日常と仕上がったロッドについて一言してたりします。

タカミテクノスのインスタグラムギャラリー
スタンダードモデルから離れたオーダーロッドを中心にアップ致しております。

カスタムする際の参考にして頂ければと思います。




MOZリリースまでもうすぐですね、
リピーター様も、ご新規様も海外向けも
平等なオーダー順で「27日(土曜)!」としましたが、
混雑して、深呼吸しないと整理がつかなくなるほどのオーダーお待ち申し上げますビックリマーク

メールや御電話で、
「27日0時1秒にオーダーするよ!」
のようなメッセージが、
御新規様もリピーター様からも頂いておりますので、
一日でも早く手にしたい方様は、
御疲れのところ申し訳ございませんが、
出来るだけ早いオーダーをお願いいたします。




ではまたべーっだ!






MOZ受注開始!

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こんばんは、
27日(土曜)にMOZ受注開始し、
1日間で80件を超えるオーダー頂きましてありがとうございます!

まだMOZ用に製作したパーツが揃っていなくて、
現物が1本も無い状態なので、
予想を超えるオーダーで驚いています。

5月製作分が埋まりつつあります。

まだまだ御問い合わせや、
オーダー頂けてますので、
8月以降のシーズンにMOZを使う方様は、
御早めにオーダーお願いいたします。

スタンダードモデルは、
オンラインショップでもオーダー可能です。

「オンラインショップはこちら。」

または、スタンダードモデルに限らず、
カスタムモデルは下記メールアドレスで可能です。

jigging@takamitechnos.com






早速マレーシアのパートナー様が、
MOZ4LMプロトで釣果画像送って頂けました。




4番になると150~200gのジグをワンピッチするような、
ジギングロッドにもなりますね。


DSC_1083.JPG

DSC_1082.JPG




あと数日で全てのパーツが揃います。

1本だけでも先にMOZのスタンダードモデルを組み上げ、
どんなデザインかお伝え致します。
「デザイン見てから」「サンプルロッドの現物触ってから」という方様が、
多く居られますので、出来るだけ早くサンプルロッド12本全て組み上げたいと思います。
12本仕上がるのは、3月半ばになります。

現在、MOZ以外のバックオーダーが、
20件ほどありますので、
オーダー頂いたMOZの製作は3月末か4月初になります。

製作に入る15~30日前に、
ご依頼者様にお伝え頂いた連絡させて頂きます。

ロッド代金は、
15~30日前の連絡から、
仕上がり発送までにご入金の確認取れましたら、
最短で発送致します。





HPリニューアルしてます。

タカミテクノスHP


カスタムやアフターサポートに関してのページ


とりあえずのHP更新ですので、
画像等、
少しずつ内容詰めて行きたいと思います。

HPで一番やりたい事は、
セミオーダーのページを作る事です。

いくつかある項目毎に1つ選んで頂くだけで、
イメージに近いカスタムロッドが出来るページです。
セミオーダーロッド本体の価格も分かるようになります。

ぼちぼちやって行きたいと思いますにひひ


釣りに行けてなく、
4月末まで釣行予定無いので、
早くMOZ持って釣りに行きたいですえっ

サンプルロッドが仕上がる3月半ばに
MOZの紹介動画を撮影しに行くのですが、
出来るだけ魚の居ないところに連れてって!とチャーターしましたので、
魚釣りではないです(笑



パーツが何もかも遅れてしまい、
現物も画像すらない段階でのMOZ受注開始となり、
申し訳なく感じております。
そんな中、多くのオーダーありがとうございました。
ご新規様も多く、ありがとうございます。

これからも出来るだけ目立たないように、
ひっそりやっていこうと思いますので、
これからもユーザー様のご紹介とクチコミだけで
ご用命頂けるよう努めて参りたいと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

ではまたべーっだ!

MOZのブランク到着!

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こんばんは、
MOZのブランクが届き、
12モデル各1本の塗装完了しました。

早くて明日、EVAが届きますにひひ
遅れすぎ・・・えっ

まだバックオーダーが10本近く残ってまして、
その後に、
MOZサンプルロッド35本前後を特急で組みますメラメラ

お客様から頂いたMOZオーダーは、
4月初めから製作開始致します。

釣行予定は、
4月末に1回とGWに対馬です。

3月半ば過ぎに、
MOZの紹介動画を現場で撮影してきます。
明石で天気の良い日に出来ればと思いますにひひ


MOZ12モデル各1本、タカミテクノスで持ちます。
紹介動画撮影後は、
6モデルタカミテクノスに置き、
6モデルは加古川のLeaLeaさんに展示して頂きます。

LeaLeaさんへは4月20~25日あたりまで、
6モデル展示して頂きます。

4月末の釣行と対馬に12モデル持ち込みます。
全部のモデルでヒラマサ掛けてこようと思いますべーっだ!

MOZ1LMで青物掛けても、
ロッド起こしたまま獲れる所を撮影して観ていただきたいですにひひ


しばらくの間、
ロッド製作に集中致しますメラメラ


タカミテクノス工場へブランクを観にお越し頂く際は、
御手数ですが事前に下記メールアドレスへ、
御希望の「日時」の御連絡をお願いいたします。

jigging@takamitechnos.com

またはこちらのHPのメールフォームから。


オーダーや御問い合わせも、
上記メールアドレスとHPメールフォームからお願いいたします。



現在、
MOZのカスタムのオーダーは少ないですが、
アルミパーツカラー変更が中でも多いほうでした。

スタンダードモデルのロゴとアルミパーツは、
LMがシルバー、HMがゴールドですので、
アルミパーツだけカラー変更すると、
統一感は失われますが、
ユーザー様毎に番手を色分けするような効果があります。
ロゴのカラーはシルバーとゴールドしかありません。


DSC_1082.JPG

DSC_1083.JPG



MOZのカスタムで効果的で、
かなり攻めたカスタムは、
極小径ガイドセッティングにして、
ガイドフットを短くカットするカスタムなんかは良いですね。
特殊なガイド取り付け方しますので、
元ガイドのKT10でもフット長5mmあれば抜けません。
フルソリッドならではのカスタムです。
ガイドの固定方法が想像を絶するコンパクトさになりますビックリマーク
軽量化ではなく、曲がりを阻害しないのが目的です。

オフショアジギングロッドは特に、
無駄に軽くても重くても駄目です。

とはいっても、
贅肉はそぎ落としますが、
筋肉で少し重くなるように設計してます。
そして曲がりを阻害するような関節を極力減らしたロッド。

ガリガリでスグにバテて非力な軽いロッドか、
痩せマッチョで運動神経抜群の軽量級のロッド。
後者がMOZやQEDのイメージです。


MOZのガイドセッティングは、
スタンダードで4.5番の多点小径です。
多点極小径は4番になります。
4.5番でもかなり小さいガイドです。

4番でも60ポンドリーダーでジグをぶん投げてます。
僕は過去に50ポンド前後で何千投してますが全く問題無しです。
注意点はノットの処理を綺麗にしたほうが良いです。
糸端が出てると回収時にコツコツ引っかかります。

リーダーの端を焼く方様は、
デメリットをまともに食いますが、
ガイドは1~2番手大き目が良いです。

リーダーの端を焼かないで安定したノット組める方様は極小径4番でも大丈夫です。
リーダーがトップガイドに入る前にロッドを下げて、
ノット部を拾い上げるような動作でカバーできます。
ファイトでは、ティップがお辞儀してるので、
案外スッと通ってくれます。

小さいガイドの注意点は、
ラインに絡んでくるクラゲ!
日本海などで梅雨前後あたりに多いですよね。
大きいガイドで、リールにクラゲを巻き込むか、
小さいガイドでトップガイドで玉にして取りながら回収するか、
どっちにしてもクラゲは厄介です。
ファイトで回収中に、
トップガイドでクラゲが絡んで、
リーダーのノット部が通らなくて最後は手で手繰ってランディングする事もありました。

ラインに絡むタイプのクラゲが多い海域がメインの方様は、
クラゲ対策で大きめのガイドを付けるのもアリかと思います。
完全にはクリアしないですが、
5番くらいがよいかと思います。

スタンダードモデルのMOZのガイドセッティングでは、
セカンドリーダーや、ファイトリーダーと呼ばれているような、
太目の先糸を結んで使えません。

使うシチュエーションが特殊な為、
それを想定したセッティングにはしていませんので、
セカンドリーダー付ける方様は、
5番~6番あたりをカスタムすると、
メリットとしてノットのコブは通るかもしれません。
5番では通らない結び方もあります。

無難に5番か5.5番をスタンダードにしていたら誰でも問題無いと思いますが、
MOZはマーシャルの後継として位置するので、
コンセプトがスタンダードモデルの時点で
そこそこ攻めたほうが効果的なシリーズです。

マーシャルはブランクを塗装をしてましたが、
スタンダードモデルで多点極小径4番で、
パーツ点数も少なく攻めまくってました。

MOZも塗装をしてますが、
自社で塗装をしていて、
マーシャルより軽い塗膜に仕上がってます。

リールシートも塗装してますが、
塗装で3gの重量増しは手元ですので問題なしです。
指輪や腕時計しているのとしていないの違いです。
重い下巻き糸か軽い下巻き糸かで論争するのはマニアックで、
あまり表では聞かない程度のレベルですので、
リールシート周辺のアルミパーツや塗装で、
使用感が著しく変化する事は無いです。

こだわる方は居られますので、
カスタムにて不必要なものを何も足さない、
裸仕様のカスタムも可能ですグッド!

ブランクの薄吹き超軽量クリアーも可能です。

見栄えがサッパリとしてしまうので、
御値段なりの外観ではなくなるのですが、
スペックは多少高くなります。
こういったマニアックなオーダーが多かった時期もありましたにひひ


マーシャルはボンドを使って、
ブランクとリールシートを固定してましたが、
MOZはリールシートとブランクの固定に
ボンドを一切使っておりません。(EVAはボンド使います)
方法は内緒のやつです。
リールシートとブランクの間に
歪な空間もありません。

隙間無しの完全密着で、
軽くて硬いマテリアルをたった約10~15gだけ使用し、
ブランクとリールシートの隙間を完全に埋めて
ボンド不使用で固定してます。
これ以上軽くて完全密着の固定方法は無いと思います。

タカミテクノス独自の手法です。
軽量樹脂や発泡ウレタンではありません。

パイプ継ぎで、反響するような空間を確保するべきコンセプトや
材料の組み合わせと、
完全密着で歪な空間を排除した方が良いコンセプトや
材料の組み合わせがありまして、
MOZのようなロッドは完全密着が心地よい使用感になります。

QEDは継いでませんが、
チューブラーは、パイプで継いだ方が、
扱いやすいロッドになりやすいです。

かなり微妙な差ですが、
少ない体積で歪な空間は出来るだけ無い方が良いです。

均等に空間が確保できれば少しマシですが、
ボンドを使うと、空間が歪になってしまいます。
空間を埋めるほどボンドを使うとMOZのような
細いブランクに内径の大きなリールシートだと
30g近く重くなってしまいます。
しかし、量産性や簡単な組み方となると、
従来の方法が作業性も材料のコスト的にも良いです。

僕の作るロッドは、パッと観は特に変わった事してないように見えますが
内緒の方法が随所に山盛りですべーっだ!

リールシートも、
ガイドもそのまま使う事は少なく、
大体は加工して使います。
もちろんEVAもブランクもオリジナルです。

スレッドもオリジナルにしようかと考えてます。
スレッドのロット毎に変わる色味が気になりますカゼ


現在オーダー頂きますと、
5月末~6月半ば仕上がり予定になります。
設備とスケジュールを強化しますので、
どの程度ペースが上がるかまだ分かりませんが、
スタンダードモデルが多いので、
もしかすると早い納品が可能かもしれません。
ある程度は仕掛かり出して見ないとわかりません。


ではまたべーっだ!








どデカイ魚の釣果報告頂きました!

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こんばんは、
本日は御予約頂いたユーザー様のMOZの打ち合わせ2件と、
MOZのサンプルロッド2件製作と、
オーダーロッド2件進めてました。

昨日の夕方過ぎから塗装の工夫や、
塗装作業などで夜が明けてしまい、
今日も結局徹夜になってましたえっ

昨年春のように48時間で一日にしときますグッド!

本日、作業の合間に、
30分仮眠取るか旋盤作業やっとくか考えてたところ、
タカミテクノスロッドユーザーの
イナムラルアーの代表からメールが。






アブラボウズ 169cm 65.5kg

僕より重い!

目が覚めましたにひひ

昨年に代表から、
アブラボウズ用のロッドをフルオーダーで製作のご相談頂きまして、
綿密な打ち合わせから選定させていただいた、
オルタネイト380カスタム。

狙いどうりキャッチされており鳥肌モノでした。

今回のタックルは、

ロッド タカミテクノス オルタネイト380カスタム
リール オシアジガー5000
ライン スーパーファイヤーライン3号
リーダー シーガーFXR船14号
フック クダコ4/0×2
ジグ イナムラルアー陽炎700g


オルタネイト380は、
タカミテクノスメンバーは大体所有しているほど、
隠れた必須ロッドになってます。
オルタ380がメインになる海域もあります。

そのオルタ380gをカスタムしまして、
想定する海域でのアブラボウズ向けにチューンした特別仕様です。

レングスからガイドセッティングなども、
狙いを定めたものにしてます。

ヘビーなロッドですが、
マーシャルの4番くらいのロッド重量。
もしかするとマーシャル4番より軽いかもしれません。
普段からロッド重量を測る習慣がないので、
何グラムかはわかりません。
とにかく軽い。そしてハイパワー!

オルタ380のブランクは残り3本ありますグッド!

ぼーず専用カスタムの打ち合わせで
代表と打ち合わせしていた時の会話を思い出して感動してます。
自分で釣るのとは違う嬉しさがありますべーっだ!
ロッド製作打ち合わせのプロセスを得て、
「アブラボウズ連れて来てね!」と魂込めて組ませて頂き、
狙いどうり釣っていただく方が嬉しいのは間違いないですグッド!


嬉しい事が多かった48時間でしたクラッカー


イナムラルアー代表、
メモリアルなキャッチレポートありがとうございました!
オルタネイト380を活かして頂き嬉しいですにひひ


最後に、
オルタネイト380を超えるモンスターロッドのプロトブランク出来てます。

「MOZ亜種 4.8ft モンスターモデル」

合間見て組み上げます。
エゲつないパワーと軽さを両立。
曲がるけどロッドのトルクに人間がどこまで耐えられるかの気配。

ディープカンパチに。
クロマグロに。
クエに。
アブラボウズに。
あらゆるモンスターを狙いにいけるモデルです。



今日は早めに寝ますzzz



ではまたべーっだ!



MOZサンプルロッド完成。こんなデザインです

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こんばんは、
MOZのサンプルロッド仕上がりました。

こんなデザインです。


DSC_1133.JPG

DSC_1134.JPG

DSC_1137.JPG

DSC_1136.JPG

DSC_1135.JPG

DSC_1140.JPG

DSC_1139.JPG

DSC_1138.JPG



「MOZ1LM std」と「MOZ1HM std」です。

LMはシルバー、
HMはゴールドです。


1番~3番は細くて軽い感覚です。
4番~6番になると、
見た目は軽そうな割に詰まってるのでチューブラーより少し重い印象になりますが、
スペックから見ると、
かなり軽い部類に入ります。

軽いロッドになるよう意識をしてはいませんが、
材料や組み方をシッカリ考えてるので、
結果軽く仕上がりますグッド!

6番なんかはバランサーだけで30g近く入れます。
バランサーを入れなければスペックに30g軽く書けますが、
バランサー無しのロッドはかなり重く感じ、
使いにくいです。



近い内に、
サンプルロッド12本全て仕上がります。

MOZサンプルロッド全種は、
3月17日~20日の3日間タカミテクノスにあります。
既に完成しているのもありますので、
しばらくバタバタしてますが
一度見てみたい方様は、
下記へ御連絡お願いいたします。

jigging@takamitechnos.com



3月20日以降に行う、
MOZの紹介動画撮影後は、
LeaLea様へ12モデル中6モデルを
4月末あたりまで展示して頂けます。
残りの6モデルはタカミテクノスにあります。



MOZのstdモデルのご予約は、
オンラインショップからお願いいたします。

タカミテクノスオンラインショップ

または、

jigging@takamitechnos.com

までお願いいたします。
カスタムや御問い合わせもお待ち申し上げあげます。


現在オーダー頂きますと、
6月初~半ば仕上がり予定です。

ではまたべーっだ!



本日の動画。MOZ6HM JIG1400g

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こんばんは、
本日はMOZの製作準備と、
昼からユーザーメンバー2名、
工場へMOZのサンプルロッドを見にお越しいただけました。


MOZ6HMに700gのジグをぶら下げてみました。



MOZ6HMに1400gのジグをぶら下げてみました。


1400gが軽く見えるほどロッドが動いてますが、
1.5ℓのペットボトルをイメージしますと、
かなり負荷が掛かっていると想像していただけると思います。

共に、条件は陸上で、
ロッドは立ててベリー部のトルクを確認して頂きました。

ロッドのパワーだけで重いジグも上下に動かせます。

現場での水中だと、もっと軽く動きます。
動画ではベリー部分に負荷を掛けてますが、
バットを機能させるとより強いパワーを出せます。

パワーの有るロッドは棒になりがちですが、
MOZのブランクマテリアルは、
素直に曲がりこみ強力な復元力を生みます。



チューブラーだと、
このブランク径で同等のパワーを持たせると、
棒に近くなり曲がりこみ難い調子で、
ロッド重量も破断耐性をMOZ同等に引き上げると、
2~3倍程度のロッド重量になるかと思います。
(MOZ6番 ロッド重量175g  バランサー30g前後含む)
(MOZ1番 ロッド重量125g バランサー15g前後含む)



MOZシリーズの特徴である、
ベンドカーブが共通というのが分かる画像を撮ってみました。


DSC_1167.JPG


バラバラに並べて、
LM6モデル
HM6モデルの計12本です。


綺麗にカーブが揃っています。


同じテーパー設計ではカーブが揃いません。
各クラス毎にテーパーが違います。
工場、素材共に純国産の
可変テーパーフルソリッドブランクです。


DSC_1154.JPG
DSC_1155.JPG
DSC_1156.JPG
DSC_1157.JPG
DSC_1158.JPG
DSC_1159.JPG
DSC_1160.JPG

LMとHMでも同じカーブでは同じ使用感かと思われますが、
明確に異なる調子になります。

パワーの出方に違いがあり、
LMはレギュラーの調子で、ティップがスッっと入り込み、
HMがややレギュラーファーストよりで、ティップのテンションが強いです。

しかし同じベンドカーブという不思議に思えますが、
実際は同じベンドカーブに感じないようにしてます。

マジックの種のようなものです。



今回は最もパワーの有るHM6番の動画でしたが、
LM1番でもジグウエイトは異なりますが、
ロッドの挙動は同じです。
さすがに1番で1400gをグイグイ動かすパワーは無いですが、
LMの1番に2キロをぶら下げた画像があります。



DSC_1009.JPG

グイグイ動かす力はなくても折れはしません。


かといって、フルソリッド=ダルくてボヨンボヨンしている
ではなく、
このブランクマテリアルは、
高弾性コンポジットスローテーパーのチューブラーブランクより
シャキッとしていて感度も良いです。

フルカーボンソリッドブランクのイメージが悪いのを、
MOZで最新フルソリッドブランクを体感して頂きたく思います。

フルソリッドカーボンもチューブラーブランク同様、
進化してます。



現在オーダー頂きますと、
6月半ば~末仕上がりの
6月製作分です。

宜しくお願いいたします。



ではまたべーっだ!








MOZの紹介動画撮影完了!!

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こんばんは、
30日に行ってまいりました。

御世話になったのは、
明石 江井ヶ島 阪本丸さんです。

これまで当ブログでS丸と言っていた船です。
遊漁船として既にスタートしてますグッド!
HPはまだ準備してませんが、
チャーターメインで仲間といっしょにワイワイ楽しめます。
今ならシーバスジギングが出来ますね。
当たり年ではないかもしれませんが。


撮影したのは、
MOZ12種類全てです。
内容は、
例えばMOZ3LMですと、
ウエイトちょうどよいスロージグ350g(マリンベイト 極光)
ウエイトオーバー気味のスロージグ(マリンベイト550g 極光)
ロングジグ225g(ロッツオブアート マドリー225g)
こんな感じの3パターンです。

約5ヶ月ぶりにシャクッたので、
かなり腕がなまってますが、
超非力な僕が使っても700gが軽く見えるかと思います。
実際には700gを肘当てではしないかも知れませんが、
とにかくロッドを曲げてやるとあとは、
MOZに任せておけば勝手にシャクッてくれるので、
アングラーは曲げてやれば
リフトまで人間の腕でしなくても良いように作ってます。
人間の気配を消したい狙いがあるので、
ワンテンポ遅れてロッド単体で勝手にシャクってくれるのがMOZです。
そのワンテンポ遅れる特徴が如実なのがLMタイプで、
ワンテンポ遅れる特徴を少なくしたのがHMタイプです。
リールハンドル刻むスタイルやハイピッチではHMが合うと思います。

撮影でのスタイルは2つor3つに絞りました。
ワイドストロークなスローテンポなジャークと、
普通のワンピッチ。
265gからはハイピッチの項目の中盤から、
肘当てのロングジャーク。


その模様の一部はフェイスブックにて公開中。

MOZ5LM マドリー265g動画(フェイスブック)
中盤から、
僕が丹後でやっている、
普通はスピニングのコンビネーションジャークでやる
ロングジャークのベイト版です。
色んなジャーク方法有る中でも、
ミスアクションが少なく、滞空時間をかなり長く取れるジャークですので、
ベイトロッドでも積極的なアプローチができます。
御参考になればと思います。
イワシベイト以外にイカベイトの時に良い思いしてます。

MOZ6HM 極光700g動画(フェイスブック)


こんな感じで撮影してきましたので、
あとは分かりやすく編集してユーチューブにアップ致します。
しばらくロッド製作で手が一杯ですので、
余裕できそうな4月末あたりにアップできればと思います。


ご報告があります。
加古川のLeaLeaさんに、
MOZのサンプルロッドを展示頂いておりますので、
実物を見ていただければと思います。

4月25日あたりまで展示していただけますので、
宜しくお願いいたします。

その後は、
実釣動画撮影に四国と対馬に持って行きます。


DSC_1154.JPG


あと5日後に、4月分オーダーに取り掛かります。
少し遅れていますが、
数日後、
設備を一日3本組めるようにしますので、
なんとか遅れる事なく納品させていただけるかと思います。

とにかくMOZは仕上がるまでの日数が掛かります。
塗装~コーティング完了まで最短で15日は必要です。



現在オーダーいただきますと、
6月末納品の6月分がまだ可能です。
海外のオーダーはまだ来てないので、
2~3ヶ月後にそこそこ纏まってオーダーがくるのではないかと思いますにひひ


ちゃんと針を付けて釣りがしたいカゼ


4月末~GWは四国行ったり対馬行ったりしてます、
工場には塗装等でだれか居ますが、
サンプルロッドを見ていただいたり
オーダーの打ち合わせは出来ませんので、
ご訪問頂く方様は事前に御連絡お願いいたします。



ではまたべーっだ!













MOZでのキャッチレポート

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こんばんは、
本日は少し早めに終えましたにひひ

メンバーが沖縄にて、
合間の短時間ですがMOZのサンプルロッドの使用感を試しに
使って来てくれましたべーっだ!



2016年4月5日
大潮
沖縄県国頭村安田漁港 流星丸
豪雨のち曇り

ロッド MOZ LM5
リール ソルティガ15HG
ライン ヨツアミPE3号
ジグ ナムジグジョーカー165g  シルバー
フック ソルティガライトアシスト 2/0

水深90~130m

ジギング実釣時間 3~4時間

釣果 カンパチ3キロクラス1本、1キロクラス4本、タイワンカマス?

特大(2~3キロクラス)1本 残りは船頭さんの釣果です。
今年は小型のカンパチが多い状況らしく、
前評判通りの釣果でした。
アーラミーバイは多いですが潮によって来る日と来ない日がはっきりしている様です。
この日はダメな日だったみたいです(笑)

HMの5番もLMの5番と対比させるため、
全く同じ条件でロッドだけ変えてやってみました。

陸で曲げ比べた時より明らかに分かる位ティップの戻りスピードが違うように感じました。

残念ながら小型魚しか釣れなかったので
このロッドの実力は見れませんでしたが、
次回はエンドグリップまで曲がるようなファイトを味わってみたいです。


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以上。メンバーによるキャッチレポートでしたグッド!
天候とスケジュールで大変だったかと思いますが、
ありがとうございました。


釣りに行きたい気持ちを忘れるほどの近況でしたが、
釣りに行きたくなりましたべーっだ!


MOZ5LMに165gのジグは、
ロッドが勝ってるバランスですが、
ロッドの特性で使用範囲がかなり広いです。

5LMに165gくらいのロッド勝ちバランスで、
リールは巻き量巻きトルクを少し抑えた組み合わせでの、
ハイテンポなワンピッチで食ってんじゃなかろうかとイメージします。

このタックルバランスは、
ハマチやシオ・ネイリが好きなニュアンス出せるやつですね。

明石西のハマチ数釣りでしたら、
統計的に考えるとMOZ2HMに80~110gが合うので、
ロッド勝ち気味にするのであれば、
MOZ3LMを使うようなバランスになります。


MOZの特徴は、
リーリングとジグウエイトでロッドを曲げ、
ワンテンポ遅れてシッカリかつゆっくり戻ってくるので、
ワンテンポ早くバイトが出る事が多くなります。(←ワンテンポ遅れてるのにワンテンポ早くなるのが説明が難しく難解ですが重要なポイントです)

MOZについての文章での過去記事で説明した内容を抜粋してみました。


MOZについて第二談

・・・・・・・・・・・・抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ワンテンポ遅れて返る事に、
なぜこだわるのかを説明するのは難しいですが、
ロッド(ジャーク)とジグはシンクロしていないという事に着目し、
ラインテンションのかかり方は、
大きく分けて3つ
「リーリング先行」
「ロッドの持ち上げ(ジャーク)とリーリングを同期、またはクロスオーバー」
「ロッド(ジャーク)先行」

ざっくり2つの事を書かせて頂きます。

人間の体を動かしながらロッドを操作している最中のバイトは少ない。

ラインの伸び縮みがジグウエイトや糸フケ、
水深やライン素材によって異なり、
条件によっては考慮する必要性をさほど感じない事もあるが、
ラインテンション入力後に遅れて始まる縮みとほぼ同時に
入力したなりのラインテンションがマックスに到達するタイミングが、
ラインテンション入力と実際に末端のジグへ影響する僅かなタイムラグ。

こんな感じの事を考えながら
スロージギングに留まらず、昨今のベイトロッドに求める事は、
ジグの重みをシットリ拾い上げるようにティップ~ベリーにもたれさせながら、
リーリング先行でロッドを深く曲げこんでロッドを水平~真上手前付近でロッドの動作をストップ、
ロッドのベンド単体だけでトルクフルかつゆっくりとティップまでシッカリ返りきるようなのをイメージしてます。

マーシャルの時点で同じことを重要視してるので、
過去にも同じ事をブログに書いてますが、
MOZでは、
この欲張りに求めていたイメージを超える仕上がりになってます。

リーリングの入力からロッドの返りがワンテンポ遅れると、
上記に書いた内容の、
ちょうどラインテンションが掛かり始めやすいタイミングで、
ロッドが返り始める事になります。

ロッドがリーリングのタイミングと遅れて反応することで、
「ラインテンションの掛かり始め」と「ロッドの返り始め」を、
より適切なタイミングでシンクロに近く補正する機能があるので、
ワンテンポ遅れて返るロッドにこだわってます。

レスポンスの良い返りで、スローテンポのジャークをすると、
ラインテンションが掛かり始め難いタイミングで、
ロッドはシャキッと戻りきってしまいますので、
ジグが潮噛まずに抜けた気持ち悪いアノ感触・・・になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オフショアジギングのベイトロッドにおいて、
長年追求し執着し続けているポイントです。

マーシャルの開発あたりから
いろんな角度からお伝えできればと記事にしてまいりましたが、
本日は今までと少し別の言い方にしますと、

「ロッドが曲がって、ロッドが戻る。」

オフショアジギングのジャークにおいて
「曲がったロッドが戻る」
という重要なポイントを、
ただラインを伸ばす事に無駄使いするのか
ロッドの挙動をジグに影響させるのか。

もちろん浅い水深や早いテンポのジギングスタイルだと
ラインの伸びの影響で
ジグにラインテンションが伝わるタイムラグやインパクトが少なくなりますが、
ゆっくりなテンポのスタイルで水深が深い場合ほど、

「ロッドがワンテンポ遅れて、シッカリかつゆっくり返ってくる」
事が重要になってきますので、
MOZのLMシリーズは、
その難しい課題をクリアしてます。

ローレスポンス+ロートルクでは駄目で、
ローレスポンス+ハイトルクで可能です。

相反する2つの要素です。

ローレスポンスにする為に、
低弾性を使う。までは良いですが、
欲しいトルクを出すにはカーボンシートを分厚く巻き(プライ数増)
ブランクが曲がりこみ難くなる。

ではグラスシートや繊維方向が特殊なシートを混ぜる。
感度が激落ち、だるくなりティップまで返りきらない。

高弾性を適所に混ぜる。
負荷によるベントカーブがスムーズな負荷移動でなくなり、
ロッドの挙動が不自然で悪くなる。

極端なスローテーパー設計にする。

破断強度に不安のあるロッドが出来上がる。

チューブラーで
ローレスポンスかつハイトルクなロッドを作ろうとすると、
上記のような補えないものを補おうとするエンドレスになるので、
試しに叩き台のプロトブランクすら作るに至らないですが、
MOZのフルソリッドカーボンブランクだと可能です。

特にLMが如実です。
HMは扱い慣れたチューブラーブランクに寄った個性がありますが
LMの特徴も残ってます。


ジャーク時に、
リーリングでロッドに負荷を加えるタイミングと、
ジグがラインを張るタイミングと、
ロッドのどのセクションでその2つの負荷を受け止めて曲がりこみ、
曲がりこんだままほんの一瞬止まって、
ジャークでロッドを上げきってから、
コンマ秒前に一瞬曲がりこんで止まっていたロッドが、
シッカリかつゆっくりとティップがピーン!となるまで返りきるかが重要で、
MOZはその理想を可能としました。


その特徴が出ている動画です。
動画: 40秒付近のロッドの挙動をご参考ください(フェイスブック)



ジグの動きがを船べりで見て良いアクションしてると、
なんとなく釣れそう!というのは極自然ですが、
ロッドの動きからジグにラインテンションが伝わっているので、
負荷を調整しながら伝えているロッドの動きも、ジグの動き同様に重要です。

ジグの動きは目で見えませんが、
ロッドの動きは目で確認できますので、
「このジグで、ロッドがこの動きしてる時は良く釣れた経験が多い」
と言う風に、
ロッドの動きを意識しているのも良いかと思います。

船べりや護岸で、
ジグを動かしていて、
毎ジャーク、ジグを狙いどうりのほぼ同じ動きさせようとすると、
ロッドは真っ直ぐに返りきる事が重要と気付けます。

水深の浅いところでも、
慣れないとジグが思い通りに動かないので、
実際の水深で狙いどうりの動きをさせたい場合は、
ジグの動きが想像の範囲を完全に脱っする事が出来ませんが、
唯一、目視できるタックルの中でジグに影響させている
動きをしているのがロッドだと思います。

ロッドの曲がりが
気持ち良さそうで、綺麗に挙動しているアングラーを見ると、
船内全く釣れてなくても、
釣るならあの人かな?と見ていると、
思ったとおり釣ってしまう事は良くありますよねべーっだ!

角の無い動きか、
角の有る動きか。

角の有る動きはガンガンしゃくるか、
タックルバランスでロッドを勝たせるか、
巻き量を増やすかで出来ますが、
角の無い動きを出すのは難しいです。

MOZは角の無い動きが出来るシリーズで、
角を出そうとすれば、
ジグウエイトはそのままで
LMをHMに変えて調整するか、
ロッドの番手をただ上げれば良いだけですグッド!


最後に、
スローテンポなワンピッチの場合は
出来る限り、
人間の腕の動きに連動させてジグを動かすのではなく、
人間はロッドを曲げる事だけでジグを極力動かさずに、
曲がりこんだロッドが返ってくる挙動だけでジグを動かすと、
良く釣れます!!

こんなスタイルの場合にレスポンスの良いロッドは、
人間がロッド動かしている最中にロッドが反応してしまうので、
人間の動きが止まると、ロッドもすぐに止まります。

「人間がロッドを曲げて、
曲がったロッドがジグを動かす。」

昨今のベイトスタイルのオフショアジギングでは
極当たり前のようになってきている事ですが、
これを隙無く出来るロッドはMOZだけ!という訳では決して無いですが、
僕の知っている限りでは、
かなり限られたロッドです。


MOZは、スタイルを問わず
ワンテンポ遅れて、シッカリかつゆっくりと返るのが特徴です。



長くなりましたが、
最後までご観覧頂きましてありがとうございます。
書ける日に書けるだけ書かせて頂きました。

昔から当ブログをご観覧頂いている方様からすると、
数年に渡り何度も記事にしている内容ですので、
「また言ってる・・・。」となったかもしれませんが、
僕の中でロッドを作る上で最重要ですので、
定期的にネタにさせて頂きますべーっだ!


現在オーダーいただきますと、
7月製作分です。
仕上がりまで御時間掛かってしまいますが、
もうしばらく伸びる方向です。

釣りにいかず休まずですが、
予定通りのペースでガンガン作っておりますメラメラ

4月製作分でオーダー頂いた方様は、
遅くても5月の2週目に仕上がり発送です。
出来る限りGW前にお届けできるように努力致します。



ではまたべーっだ!













MOZについて

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こんばんは、
本日は工場内設備増強と車検でした。

こんな時間になってしまいましたけど
何かとバタバタしていたわりには
いつもどおりロッド製作2件仕上げることが出来ましたひらめき電球

4月末~5月半ば製作予定のオーダーは、
諸事情により5月末~6月初に
集中発送になりそうです。


6月半ば~7月半ばに製作予定のオーダーは、
スムーズに仕上がりそうです。



シンプル過ぎるタイトルです。
MOZについて。


もういいだろう!となるほど、
いろんな角度からどんなロッドかというのを
説明させて頂きましたが、
文章にするととてもややこしくなりました。

ブログ更新後は、
真剣に御考え頂いている方様から、
ピンポイントなご質問を頂いたり、
補足になる返答を致しておりますにひひ
ご質問頂きまして本当に嬉しく思いますグッド!


今回も別角度から紹介させて頂きます。


前回のブログ記事

上記の記事をベースに以下。

MOZを説明する上で最重要ではありますが、
かなりコアなポイントを書いているので、
難しいロッドの印象をお持ちになられないように、

いわゆる、
従来、アングラーのテクニックや、
状況に応じて、たくさんのタックルの組み合わせで
緻密なタックルバランスで狙いのロッドの挙動にしていたのが、
MOZそのものが狙いの挙動である為、
誰が使ってもオートマチックにロッドが機能します。

狙いどうりのロッドの挙動とは、
上記リンクの前回記事等で書いている、
「ワンテンポ遅れて、シッカリかつゆっくりと返る」
ゆえに
「ジグに伝えるラインテンションの掛かりはじめと、
ロッドの返り始めをシンクロさせる」
というものなんですが、

逆にMOZを使って、
MOZの挙動でないロッドの挙動をさせるには、
わざと番手をオーバーパワーにする必要があります。

いわゆる角を出したい場合や、
ハイテンポのジャークをしたい場合や、
リールハンドルを分割して、
細かく刻むなどのスタイルにする場合などです。

それは番手をただ上げてロッド勝ちにすると出来る事なので簡単ですが、
ワンテンポ遅らせて返らせようと番手を下げると、
ロッドパワーが足らなくなってティップがピンとなるまで返りきらない問題が出てきます。

といった感じのロッドです。

MOZはフルソリッドブランクですので
番手を上げてロッドがオーバーパワーでも
柔軟で棒にならない特性が有ります。
ダルさはライトになるほど無く、
優秀な特性です。
チューブラーブランクの逆ですね。
チューブラーはライトになるほどダルくなります。

チューブラーブランクの良さは、
レスポンスが良くて、
4番以上のクラスや6.5ft以上などの条件では
フルソリッドより軽く出来ます。
ネガな部分は、パワーを持たせるほどに棒の気配が出てきます。
棒の気配を消す為の設計をする事になりますが、
そうするとスペックを下げる方向になってきます。

今年2月にMOZをリリースした影響で、
昨年リリースしたQEDの影が薄くなってますが、
QEDは6.5ft以上のモデルばかりで、
6.6ftのスピニングモデルである、
QED661、QED663、QED666は
ハイエンドカーボンチューブラーならではのスペックを持ってます。

軽い!粘る!振りやすい!引きやすい!
長年追求していた、
オフショアジギングのスピニングロッドは
既にQEDで完結しましたべーっだ!

完結したといっても、
コンセプトを変える仕様変更は致しませんが、
材料の進化や御要望にてモデルチェンジはしてまいります。
タカミテクノスでは、
シリーズ2年毎に仕様変更の見直しを一旦挟んでます。
変更無しの場合もあります。

今後はQEDはスピニングシリーズメインで、
MOZはベイトモデルメインのラインナップになってくると思います。
という事で、
MOZの6.3ftスピニングも視野に既に動き出してます。
早くて来年に本数限定ですが製作する予定です。

日本海の鰤釣りや10キロまでのヒラマサ狙いに
QED666はバッチリはまりますが、
さらにパワーもたせたQED669も欲しいところですねグッド!

MOZのスピニングは、
明石などの海域で活躍する80~150gあたりの6.3ftと、
オオマサ向けのスピニングですねにひひ
既にプロト発注済みです。
じっくりテストしてみますので、
早くて来年発売です。遅くて再来年のスケジュールです。
本数限定を予定していて、
今あるMOZ12モデルのように
常にブランクをストックしないモデルになります。

御当地コンセプトや、
コアなスタイル向けで、
色々と痒いところに手が届くモデルも考えてます。

既に4.8ftのモンスタークラスMOZは、
プロトブランクですがあります。
合間見て組み上げたいところですが、
新しい工法を試したいので、
もう少し考えてジックリ進めます。

そうゆう釣りに慣れたアングラーですと
楽に扱えそうなブランクですが
エゲつないパワー持ってますビックリマーク




ここでキャッチレポートグッド!

広島のメンバーからサンプルロッドでの釣果






MOZ3HM。伊予灘。

かなり痩せたメジロだったようです。
僕の経験上、大概、
魚が痩せている時は釣るのがややこしい状況が多いですドクロ

あとは、
MOZ5LMで紀北にて鰤。
4月3日 泉佐野 剣さんにて。
ジグはロッツオブアートのマドリー225g

他にも、
メンバーの松井氏が、
MOZ初釣行にて。
記事を書いて頂いてます。
再度後日、丹後にて釣行も行っておられます。

MOZは釣るのが難しい状況に強く、
なんとか1本搾り出せる事が多くある様子で、
僕の苦手な状況なんかでも頼りになりますえっ

僕は、テクニックや経験で良い釣果を出せるタイプじゃないので、
ほとんど道具で、あとは
ちょっとしたキッカケ得た直感でなんとかやってきてる感じです。

ここ数年は道具のテストばっかりで
キチンと魚釣り出来てませんが、
道具開発の為の釣りもかなり楽しいです。

そろそろQEDもMOZも出来てロッド開発が落ち着いたので、
次はジグやルアーをにひひ

今年もアルビノ作りますが、
もうしばらくお待ち願います。

作りたいジグとは、

DSC_0107.JPG





昔から当ブログご観覧頂いている方様、
懐かしくないですかはてなマーク
だいぶ昔に作った錫ジグですね。
この構想を今のスタイルで形にしたいと思いまして。
このジグは、
今で言うスロージグみないな形状ですが
「投扇興」のように、
ヘッドウエイトでリア形状で抵抗溜めて、
流体力学や航空力学を応用し
平面の段差でブレーキと抵抗開放のような理屈です。
見て分かるように、一発目の試作で設計がかなり甘かったので
面白い動きでしたが
このジグを使うのはシビアで、
MOZに合わせた形状とバランスで作って、
しばらく遊んでみたいと思いますグッド!

MOZはこの名も無い変なジグ。
QEDはアルビノ。

当時は毎月、色んなジグ作って、
釣ってはすぐ飽きて放置。。。
DSC_0126.JPG



DSC_0146.JPG




DSC_0366.JPG

バーチカルジギングで使えるバイブレーション的なモノも。
バイブレーションみたいに震えると引き重りするので、
スローリトリーブででS字、早巻きで緩いロール。
タコつけてリアに抵抗無いと安定しないので、
面白くなくなって放置。。。。




DSC_0419.JPG



アルビノは扱いやすくて釣果も安定しますが、
昔作ってたジグは、セッティングがシビアでしたが、
かなり釣れました。
無垢の金属の肌はグアニンに近く、
ルアー的に言えばローアピールなんでしょうか。
ゆっくり誘うなら金属肌。
鉛のジグもボロボロなったついでに
塗装剥いでエッジ調整して磨いて使ってました。
釣れますよグッド!




話が脱線してしまいましたが、

MOZはロッド自体が良く動くので、
こういったロッドを使うジギングスタイルに慣れていないアングラー様でも、
ロッドがオートマチックに動いてくれるので釣果も出て楽しめ、

釣りこんでるアングラー様ですと、
狙いのロッドの動きは簡単に出せるので、
集中力を別のテクニックに向けられたり、
今まで組むのが難しかったタックルバランスが可能になり、
スタイルの幅が確実に増しますビックリマーク

MOZだから出来る!という事がたくさんあります。


現在オーダー頂きますと、
7月製作分です。


今日はこのあたりで。


ではまたべーっだ!







近況報告です。

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こんばんは、
本日は早めに帰宅しましたえっ

ロッド製作の方は今のところ、
遅れてはいるものの一日2件ペースで仕上がってます。

ありがたい事に、
リリース直後の第1波が予想を超えるオーダー頂けまして、
EVAの発注が半月遅れたのもありますが
半月間に合わず、
アルミパーツもメーカー欠品でモタつく気配ありです。
なんとかします。

現物を御覧頂いた遠方のユーザー様や
御仲間からのオーダーも増えてきており、
第2波に入ってきていると思われます。

海外の方は、
まだ本調子ではないものの、
発注数頂く度に倍数化してきており、
現在オーダー頂きますと、
8月製作分になりました。


続々ととキャッチレポートも頂いておりますにひひ
ありがとうございますビックリマーク
また改めてご紹介させて頂きます。


複数本オーダー頂いた方様からのインプレでは、
MOZ1~3番、特に1番2番が驚いたとの内容が多いです。

MOZは、
ライトな番手でもダルくなく、
しっかりとジギングロッドであるようになってます。
フルソリッドブランクならではの特徴です。
重いと思われがちですが、
MOZは高弾性チューブラーロッドと同等のロッド重量です。

タカミテクノスでは、
ロッドを軽く作ろうとしているわけではないのですが、
考えられる最高の材料のみで構成している為、
必然的に軽く仕上がっているだけです。

むしろ柔らかさやパワーが狙い通りであれば、
オフショアジギングロッドは150g前後が良いです。
樹脂やグラス増やしたり、
組み方や構成パーツで重くなるのは駄目ですが、
プリプレグやその他のロッドの自発的な動く力に関係する部分は、
筋肉モリモリにしていた方が使用範囲も広くなり、
メリットしか出てきませんべーっだ!

筋肉で言えば、
オフショアジギングロッドのベイトモデルは、
高弾性高反発カーボンロッドのような、
速筋(そっきん)ではなく遅筋(ちきん)の方が、
好まれるようになってきました。(タカミテクノスでは)

MOZのカーボンは、
完全に遅筋です。
エンジンでいうと大排気量の2st。
楽器で言うとフレットレスの六弦ベース。
もちろん感度はハイファイ。

MOZリリースして以降、
「フルソリッドカーボンのジギングロッドを探していた!」
との御声が多く、
もっと早くにMOZをリリースしていても良かったかなと思いました。

タカミテクノスの工場や、現場に持ち込んでいたのを
知っている方も多いと思いますが、
4年前からジックリ暖めていたマテリアルでした。


MOZ3LMに1.5キロ
同じ事をMOZ1LMでも可能です。
1461767676647.jpg

6LMや6HMですと、
1.5キロ程度ですと、
ブチ曲がりながらも
ロッド単体でシャクれます。

今度10~20キロぐらい吊ってみたいと思います。

想定外の重量やロッド角度などの条件ですら
軽いロッドでシッカリ深く曲がって、
グングン動かすポテンシャル。
これが出来るロッドは他にはないですねグッド!


1~2番はライトなのにシャキッとしたジギングロッドになっていて、
5~6番はヘビーなのにシッカリ曲がってロッドがジグを動かすようになってます。
死角無し!!

このカーボンマテリアルのデメリットは、
キャスティングするとダルさが目立つ、
6.5ft以上長いと重さが出てくる。

MOZはオフショアジギングロッドなので、
デメリットである、
キャスティング性能は伸ばさなくて良いです。
レングスも6.2ftですので、
重さが出てくる6.5ft以内です。


MOZの特徴は、
破断強度が計測不能レベルですので、
その点が目立ちますが、
強度はオマケです。

高い強度は
これまで出来なかったスタイルで釣りが出来るのですが、
パワーファイトをする為の強度もありですが、
腹に当ててゴリゴリ巻くと楽チンで、
ロッドがクッションの役割となり
ノットやフックの強度も適切になる上に、
ドラグも有効に使えます。
ワンランク以上ドラグ性能が良い条件になります。

細いラインシステムほど
ロッドのクッションを使うと良い効果あります。


良い所だらけのMOZを宜しくお願いいたします。


現在8月製作分となり、
約4ヶ月待ちになります。
お待たせして申し訳ありませんが、
少しでも早くお届け出来るよう工夫しております。


ではまたべーっだ!






愛媛 幸丸さんにて初釣り!

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こんばんは、
昨日30日に行ってまいりましたにひひ

御世話になったのは、
愛媛県 幸丸さんですグッド!

誠さんの気配を感じるべーっだ!

タカミテクノスメンバーのチャーターで、
池本さん、サクラさん、松井さん。
現地サポートしていただいた、
四国と静岡担当の西岡さん、久保さんの6名です。

ハガツオ祭りとおもいきや、
祭り!ほどの調子で無い様子で、
キハダジギングしに行く事にグッド!

マグロと言っても、道具は大きめの鰤狙う感じでOKです。

MOZ12モデル持込んで、
主にMOZ3LMにジグはマドリー265g、
ラインシステムはPE3号に12号。
フックはロペラの2/0フロント非連動ツイン30mm。

朝イチ1投目に、
松井さんが20キロ台キャッチした数分後、
準備できた池本さんが1投目に20キロ台キャッチにひひ

ロッドは、
松井さんはMOZ6HM、
池本さんはオルタネイト280プロトスピニング(お倉入りモデル)。

その後、僕がMOZ3LMで13キロの小ぶりなのをキャッチ。
ファイトタイム3分前後。

ロッドエンドまであるファイトセクションを使って魚の動き抑えながらファイト。

腹に当ててロッドを立てる。

ランディングは魚をトップガイド手前まで巻き込み、
ネットに叩き込む。







朝イチの松井さん。MOZ6HM。




池本さん、オルタ280プロト。



西岡さん。
DSC_1221.JPG

DSC_1229.JPG


朝イチはキハダジギングで、
4本キャッチ。

その後は、アヤメカサゴ祭り。

流す筋変えたら、
超紺ディンションの良い8キロ前後の鰤祭り。
今までの8キロ級鰤では最高に強いヒキで、
鰤とは思えない感じにひひ
重さはキハダが重いですが、
朝釣ったキハダより引いたかも。



こんな感じの初釣りでしたにひひ

ではまたべーっだ!





2016 GW対馬釣行

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こんばんは、
大荒れのGW後半でしたが行ってきました。

もちろん中止覚悟で対馬に向かいましたにひひ

3日のスケジュール中2日中止で、
久しぶりに時間がゆっくり過ぎる感覚でリフレッシュできましたねべーっだ!


最終日は出船できましたが、
昼からフェリーに乗って帰るので、
夜明けから昼まで釣りが出来ましたグッド!


丁度良い波ッ気。


ポイントは上対馬の1級ポイント。


持ち込んだタックルは、
MOZ12モデル全部と、
リール3個、ジグ20本くらい。

やることが決まってるので、
道具は少ないです。


結果から言いますと、
朝から帰りまで3時間ちょっとの間、
イレグイグッド!

潮が効き出してからの1時間半は
釣ろうと思えばいくらでも食わせられる活性の高さ。

主に釣れてくるのは、
「5キロ前後のコマサ」
「10キロ前後の鰤」
大体このどちらかで、
小さいコマサやヤズがたまに混じりました。

3時間ほどはひたすら釣って、
5人で100匹以上あげて、
大型イケス2個満タン、クーラー満タンでしたひらめき電球

2日間目の前に対馬の海があるのに、
船を出せなくてプルプルしていて、
最終日に朝イチからガンガン釣れて楽しさはマックスですが、
ガンガン釣るだけでは内容が無い日なので、
ある程度釣ってから、
試したのは、
釣ろうとすればいくらでも釣れるなら、
そんな状況でどうやったら食ってこないかの検証。
回収ついでに魚付けて揚げて来る、
そんな過去最大の超釣れる日でした。
運が良く、
対馬行く時は大体これに近い日ばかりに当たりますにひひ



速度や、ジャークパターンなど、
この日の広いストライクゾーンの範囲を知っておきたかったのと、
バイトのタイミングを意図的にズラす方法などなど。


やはり試したい事試すには釣れる日がやりやすいですねひらめき電球

内容が無いというのは、
既に魚にスイッチが入ってるので、
ジャークパターンを何層かに積み上げることなく、
速度とラインテンションの掛け具合だけで食ってきます。
食わすだけならタックルはなんでも良い日でした。

ただし、この日は最終日で
食材確保の為、
効率重視で5人みんなでガンガン釣っていて、
今回、画像撮る間無しですみませんカゼ

ある程度釣ってから、
リクエスト頂いていた、
MOZ1LMで何か掛けようとして1投目。











メーターオーバーの鰤でしたが、
初めて鰤に30mくらいラインを一気に引き出されました。
ラインシステムは40ポンド。
ドラグもライン強度マックス付近まで掛けてました。

引き方や頭以外の体型がヒラマサっぽく、
またハイブリッドかも?と思いましたが、
たぶん普通の鰤ですにひひ


ファイト動画は、フェイスブックにアップしました。


MOZ1LMファイト動画

別シーン



5名で大きな船でしたのでスペースもあり、
7キロくらいまでは全て抜きあげ。
MOZ5HMでならそこそこの鰤サイズも抜きあげ。
事故って怪我したり、
ロッド折れないように注意はしてましたグッド!


今年はこれが2回目の釣りで
体がなまっていて大変でした。
左手握力持ちませんえっ


全体釣果では、
オオマサは出ないものの、
10キロくらいのはあがっていたような。
中でも印象に残ったのは、
今まで見たこと無いデカ鰤!!

こんな感じでしたにひひ


MOZしか持ち込んでませんでしたが、
一番ヘビーなMOZ6HMでガンガンやるのが良さそうでしたが、
体力的な問題で主に5HMでやってました。

色々と気付くことがあり、
良かったですビックリマーク

ではまたべーっだ!



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