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今年最後の種子島遠征へ行ってきました。

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こんにちは

 

今年はキャスティングロッドのテストが多く、

現在は製造方法開発中ですが、実際に現場でターゲットを狙うという事もしてみました。

 

7月に1回、9月に一回、10月に2回、11月に一回。

運よく出船率も高く、様々なテストをする事が出来ました。

 

場所は全て、種子島 民宿しまさき さんにお世話になっております。

 

今回も無事キャッチできました。

サイズはともかく、海の状況が悪く食いが渋い状況の中、

毎遠征、投げ続ければ必ず一回はバイトがあるので

いつヒットしても良いように構えてます。

 

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今回の綺麗なGT。

 

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前回のサイズの割にカッコいいGT。

 

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9月のカッコいい産卵後の体長あるGT。

 

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エイト本店勝田さんもシイラ連発でエキサイティング!

シイラ釣りも好きです。

 

 

GTは6本釣りあげるチャンスあったのですが、

徐々にキャッチ率を上げていきたいと思います。

沢山釣れるターゲットでは御座いませんが、

決して釣れないターゲットでは無いです。

投げ続けて入れば必ずチャンスが訪れるターゲットです。

 

今年は沖縄も種子島も奄美もGTの調子が良くないとの事ですが、

良くない年でもこうして楽しめますし、しっかりと派手にバイトしてきてくれるので、

その日釣果が無くても期待もって投げ続けられる魅力的なターゲットです。

 

GTはキャッチ&リリースですが、海域にもよりますが種子島ではキハダも食ってきますし、

GTポイントで休憩がてら後ろでジギングをすると美味しい根魚が沢山釣れます。

その日のお刺身やお料理にもなります。

食べる分だけ釣って一生懸命GTを狙うって方も多いようです。

 

 

僕は魚をあまり食べないので釣果の匹数やサイズよりも、

ドラマやプロセスに満足感を得るタイプですので、

沢山釣れる日より、

ちゃんとすれば反応がある、ちゃんとしなければ反応が得られない、

いわゆるあまり釣れない日の方が燃えます。

でも全く何のヒントも得られないほど海の状況が悪い日は嫌ですね。

わがままですね。

誰も釣れていなくても、釣れそうで釣れない時が一番楽しい。

 

GTフィッシングと聞くと敷居が高いというイメージを良く聞きますが、

僕は左手の握力がバイク事故の後遺症で20キロほどしかなく、

すぐに腱鞘炎になりますが、重いルアーを投げ続けてファイトも出来ます。

 

 

後遺症が無ければもっと楽に釣りあげられると思いますが、

釣り道具を作る立場としましては丁度良いとポジティブに捉えており、

僕が楽に釣りができる道具はオーソドックスで適切なバランスになっていると思います。

専用設計のような極端なスペックは好みません。場合によっては極端な仕様は楽しさをそぎ落としているように思います。

誰でも使えて楽しいと思って頂けるように適切でオーソドックスですが、ハイスペックを目指してます。

投げて、誘って掛ける、釣りあげる。どのターゲットでも共通する このキャスティングの基本動作をバランスよく高次元にします。

 

 

今年持ち込んだテストロッドは6本。

まだ調子を出す段階では無いものの、良い特性を確認出来ました。

全くパワー調整も調子も出ていないのに、良く飛ぶし、ファイトも楽。

ガイドセッティングも良好方向に調整出来ている。

ではパワー調整と調子が出れば、どれだけ心地よくキャスト出来、

どれだけ安心して釣り心地を満喫でき的確なファイトが出来るか。

楽しみです。

 

来年は簡単な調子出しをして強度テストをクリアしますと、

本格的にモデル開発に入ります。

 

同じ製法で、アジングなどのライトゲームロッドから、GTが出来るビッグゲームロッドまで展開しようと考えております。

タカミテクノスのロッドは全て自社にて製造しております。

外注製造ではありません。

一本一本、全てタカミテクノス社内にて作っております。

 

今現在、この記事を書いている隣の工房で塗装を、後ろでガイドを巻いております。

一階では仕上がったロッドの出荷準備で梱包をしております。

 

5名と少人数で小さくショボイ工場ですが、全スタッフが気持ちを込めて

世界中へタカミテクノスロッドを送り出しております。

外注では不可能な製法。なぜならタカミテクノスが編み出した独自の手法が満載だからです。

 

ジギングロッドシリーズのMOZシリーズも永らくご愛用頂いているユーザー様が待ち望んで頂いている、

MOZを超えるMOZの開発も進めてますが、MOZでなくてはならない難しさ。

MOZが良いと言って頂いている方様に、MOZじゃなくなりましたが超えました では駄目です。

この路線で超えたと言える進化はするが変化してはいけない。

難しい課題ですが、常に取り組んでいます。

 

今後展開していくキャスティングロッドシリーズも、MOZのように個性的な独自路線で釣りが面白くなる釣竿にします。

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昨年と今年は予定通り、MOZシリーズのモデル追加をしたのみでしたが、

来年はMOZシリーズの完結以外にも、新しい製品のリリースを予定しておりますので、

今後ともタカミテクノスをよろしくお願い致します。

 

ではまたにひひ

 

 

 

 


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