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次の展開のお知らせ

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こんにちは

毎年、GWは対馬ツアーのお誘い頂けて行ってきます。

準備するものは、

MOZ620SPN各モデルとスピニングリール3台とロペラ3/0とジグ20本前後のみ。

(※アレもいるコレもいるになる前の状態です。)

 

今年の対馬はスピニング縛りで曲げ倒してきます。

 

ここ数年、3日間の内、中止になる日が多く今年はどうでしょうか。

 

タカミテクノスのスケジュールとしては、

7月にMOZ620SPNシリーズ3種をリリースする準備に取り掛かっております。

材料が遅れればその分遅くなりますが、その確率は少なそうです。

 

そして次に展開するのは予定通り5.8ftシリーズの試作に入ります。

既に設計自体は進んでましたのでチェック程度で完成できる状態です。

リリースは620SPNシリーズの反響次第です。

反響が大きければ新製品のリリースは先送りになってしまいます。

生産キャパと需要と供給の関係が理由になってます、

5.8ftシリーズはベイトとスピニングの両方同時リリースの予定です。

 

620LMシリーズ以降の追加モデルは有難いことに、

どのモデルも反響が長続きし、むしろモデル毎の販売本数累計が増えれば増えるほど受注も増えてます。

実際にお客様に手に取って使って頂いて、

使っているのを見て興味を持っていただいて徐々に拡がっているんだと感じております。

MOZを詳しく説明するとMOZの面白さを狭めてしまうほど、自由度の高い(使用範囲)ロッドなので

使い方の詳しい説明は必要ないと考えており、控えております。

 

MOZは概念のブレイクスルーでありボーダーレスだから個々に思ったように使って頂いて、

結果、釣りの楽しさに役立っていれば間違いも正解も無いと思ってます。

 

 

続いて、キャスティングロッドの進行具合は、

まだ製法の確認と素材の選定をじっくりとしています。

ブランクの製法は秘密にすべきところが多いのでお話しする事はできませんが、

品質の安定性とカーボン繊維の強度を活かす事と、

実際の使用時の理想を併せ持たせることが出来る製法と設計がありますので、

そのバランスと数値を導き出しているところです。

 

これが完了すればロッドの調子やパワー調整をすれば良いだけなので、難しくはありません。

肝心なのは製法と素材とそれらを理想的な特性で形にする感覚も用いる計算式のようなものが大切です。

 

この製法で作られるシリーズを一繋ぎにして、

アジングロッドクラス~GTロッドクラスまで作る予定です。

 

PE8号想定(GT・マグロ・ヒラマサクラス)で製法サンプルが出来たので、ロッドにしてみました。

DSC_0501.JPG

DSC_0495.JPG

 

たたき台で製法のチェックなのでロッドとしての機能はあまり考慮してません。

良い調子では無いものの意外と現場にもっていこうかな?と思える出来でした。

もちろん完成イメージとは全然ちがいます。

 

強度に不安がある素材でも全身の体重を預けられる安心感があります、

高弾性素材ですが粘りが凄く出ます。

 

 

カーボンやプリプレグに少し詳しい方ならあの素材かな?と思うかもしれませんが、

今流行りの高弾性+粘りといえばまず思いつくアレじゃないです。

 

低弾性カーボンで高弾性ブランクにする方が粘りが出て反発もシルキーで安定する為、使いやすく好みの方様も多いです。

高弾性で強度を出そうとすると硬すぎて疲れるロッドになりがちです。

人間の体は超低弾性ですので。

 

つまり、低弾性カーボン分厚く巻かないと狙いの弾性にならないところを

高弾性カーボンなら薄く巻いても狙いの弾性に到達するだけなので、

薄い=強度弱

分厚い=強度大

GTクラスロッド=強度必要=低弾性厚巻きベース

という簡単な事ですが、これがスタート地点でさてどうするかが今試みている事です。

 

ブランクとハンドルパイプを同時に開発してますが、

ハンドルパイプが重要です。

ファイト時に大きく関わる部分がハンドルパイプです。

MOZはジギングロッドなのでジャークでもハンドルセクションを使ってますが、

PE8号前後になってきますとファイト時にしか曲りが入ってきにくい部分です。

もちろんキャスト時にも動いてますが、キャスト時はあまり動かない方がアキュラシーと収束が良いです。

 

どの程度の動き具合にするか、次のブランクとハンドルパイプを数タイプ試そうとしています。

次のはパワー調整と調子も狙ってます。

 

PE0.2~0.4号クラスのライトなキャスティングロッドも同時進行中。

昨年から開発中の6.9ftのキャスティングロッドもすごく良い出来になってきてますが、

今試している製法で最終チェックします。

 

 

新製法と素材が平均スペックを満遍なく引き上げ、

設計で、のちにベーシックと分類されるようなロッド、

ジギングロッドとキャスティングロッドに求めるところは違いますが、

信頼できる遊び道具として、

MOZのようなロッドが好きなアングラー様向けの癖のないキャスティングロッドを目指します。

 

それが出来る感触を得てます。

 

 

今年もGWは対馬に行ってます。

タカミテクノス工場にはスタッフが居てる日もあるのですが、

ロッドに関するお問い合わせに関しましてお答えできないかもしれません。

GW中盤~後半には僕が戻ってきてるので工場に居れば対応させて頂きます。

 

天候に不安もございますが良いGWを。

 

DSC_0503.JPG

 

ロッツオブアートのジグとルアー。

100本近くストックあるけど無いものを補充完了!

使いやすく僕にとって無くてはならないカッコいいアイテム達 

新製品ナムジグジョーカー185g追加で楽しみが増えました。

 

 

ではまたにひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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