Q.E.Dリリース開始から予想を超えるオーダー頂きまして、
ありがとうございます
現在、40件ほど頂いております。
40件目あたりの着手は2月半ばあたりとなるスケジュールにしております。
簡単な設備を新たに作って追加しようと思いますので、
少しはペースアップできると思います。
価格(税抜)は以下の通りです。
ベイトモデル
スピニングモデル
Q.E.D666@44,500(来春リリース予定)
下記画像はコーティング中ですが、
663のスタンダードモデルです。
ベイトスタンダードモデルの簡単な諸元(653、656共通)
レングス:6.5ft
ガイド:KT10~MNST5 12点(オールチタンガイド)
リールシート:TPS16
ガイドスレッドはアルミパーツカラーと同じカラーのピンライン入り
スピニングスタンダードモデルの諸元(663,666共通)
レングス:6.6ft
ガイド:KLSG-25H~MNST6 8点(オールチタンガイド)
リールシート:DPS18
ガイドスレッドはアルミパーツカラーと同じカラーのピンライン入り
元ガイド~3点ダブルラッピング
アルミパーツカラー選択可能
ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、パープル、ブロンズ
カスタムセミオーダーは以下の通りです。
・ガイドスレッドオールブラック@-2,500(安くなります)
・ベイトモデルの多点極小径ガイドセッティング
KT10~KT4or4.5 FCST4or4.5 14点(オールチタンガイド)@+2,500
その他カスタムも可能です。
・リールシートを大型に変更
・メタリックスレッドをガバーッと長めに巻くetc.
・レングスを少し伸ばす(少し短くするのは非推奨ですが可能です)
・マタギ製パーツを選んで指定して頂き組み込む。
・ブランク&リールシート全塗装+15,000~25,000円(高価な車の塗料です、カラー超豊富!)
・ダブルフットのガイドを使用する。
マニアックな方からの御依頼で、
思いもよらぬ内容も形にしてきましたので、
こんなのできないか?と思われた方様は是非お問い合わせください。
現在、お取扱い頂いているショップは、
明石からも近い
1月8日にショップオリジナルモデルを納品致しますので、
ご興味もって頂いてる方様は是非一度立ち寄って頂きたく思います。
お手数ではございますが、
店頭に在庫あるかの確認をしてから向かわれる方が良いと思います。
以下、日記程度の内容です。
少しスケジュールを詰め込み過ぎたようで、
昨日今日は寝る時間作れませんでしたが、
8件の制作準備と2件仕上げました。
Q.E.Dリリースから変化したのは、
ガイドラッピングに使うエポキシ。
3年前から気になって試作ロッドや自分用ロッドで試してました。
エポキシなどのガイドラッピングに使うようなコーティング材は、
1年目良くて2年目にガチガチのバキバキになったり剥離しやすかったり、
なにかと長い期間経過し、後々になって問題が出てくるのがエポキシ。
試しに3年使ったロッドの結果は、
今まで使っている外国のエポキシより良い面が多く、
日本製のエポキシに変更しました。
サラサラで水みたいな粘度で、
扱いに慣れとコツが必要ですが、浸透性とエア抜けの良さと、
無黄変と謳われるほどの透明度と耐紫外線。
2液性ですが、エポキシに珍しく両方超クリアー。
難点は硬化時間の長さ・・・。
今まで使っているのは夏なら4時間、
冬でも10時間でドライモーター止めても良いくらい硬化していたのが、
新しいエポキシは夏でも14時間前後、冬なら40時間は回したいほどの硬化の遅さ・・・。
その分、粘りがあるにもかかわらず、かなりの硬さになります。
内緒のエポキシ・・・・
私のガイドの巻き方は、フット根元を編み込むので
シングルフットでもフット抜けや廻りなどのトラブルが
今のところ5000個以上巻いてますが、
トラブルの報告や修理が無いです。
極小径のKT4で80ポンドのラインシステム使う事してますが、
問題なしです。おそらく普通に巻くと使えないと思うので、
初めてタカミテクノスのロッドを見た方は、
絶対にトラブル出ると感じるようですが、
私を信じて頂きKT4で組んだ方様も非常に多く、
安心した方はKT3でもいけそうと感じて頂いてますが、
ジギングブランクとKT3に合うトップガイドが無いので、
自分用の太刀魚ジギングロッドなどでトップガイド使わない方法で遊んでますが、
抜け無しで問題なしです
KT5よりKT4の方が剛性あって丈夫です。
シングルフットは大きくなるにしたがって弱くなります。
意外とヘビーな使い方にこそ4番ガイド。
KBにするとなお丈夫です。
新しいエポキシは、この巻き方とも相性良いです。
内緒の巻き方・・・・
口は堅い方ですが、
自分だけの事となるとなんでも色々と話してしまう性格ですが、
血のにじむ試行錯誤の末に編み出した工夫や材料は、
出来るだけ内緒にしておきたいです(笑
ガイドが曲がるのは、釣りをしている時ではなく
船に持ち込む際のガチャッと、
まとめて持ち運ぶ際が最も曲がりやすく、
注意する必要があります。
シングルフットでも耐久性を出せる巻き方をしているので、
タカミテクノスのロッドはダブルフットを使う事がめったにないのですが、
ガチャッとまとめて持ったりと雑に扱わなければ、
軽く使用感の良いロッドで釣りが出来ます。
ジグをガイドに掛けるのは、
ガイドもロッドも痛み破損の原因ですので、
掛けないようにお願いいたします。
ジグが外れてメリーゴーランド状態になると危険です。
船長も20ノット以上出しているのに、船を止めることもあります。
ジグをガイドに掛けずにするには、
ロッドホルダーに入れるか、
ロッドベルトでジグをロッドに縛り付けるのが良いでしょう。
雑に扱っても問題無いような頑丈なロッドは、
実は安い価格帯のロッドの方が丈夫なガイドとブランク使われている傾向があります。
ステンのダブルフットや低弾性厚巻きでグラス混じりブランクなど。
こうなると重いし使用感やバランス悪いので、
多くの方に気に入っていただけるロッドにはなりにくいです。
大体は高価なロッドこそデリケートですが、
丈夫さを売りにしているハイエンドロッドも少ないですがあります。
そろそろボンドが硬化した頃合いなので製作に戻ります
寒いのでエポキシボンドがなかなか硬化しない・・・。
なぜか毎年クリスマスシーズンになると、
エルレガーデンを聴きたくなる(笑
懐かしい・・・高校の頃思い出します。
聴きながらロッド製作進めます