長らく開発している「Q.E.D」ですが、
やっとイメージしていた試作が出来てきました![べーっだ!]()
メインとなるカーボンは去年春リリースする事が出来た、
マーシャルシリーズより前に既にテストが進んでいましたが、
イメージは初めからシッカリと決まっているものの、
調子を出すのに序盤に近いのが出来てから、
20本くらい微調整程度の試作繰り返してました。
ジックリと実釣テストしたかったので、
リリースは来春と余裕持ってましたが、
とっくに開発予算をオーバーして、
半分意地になってると自分でも感じてましたが、
こだわり通して良かった
と言えるところまで来ました。
「マーシャル」シリーズは、
タカミテクノスメンバーのスロー系担当である
森松氏の経験から生まれたコンセプトを軸に、
タカミテクノスの設計理念をぶち込む開発でしたので、
チームで作り出す心強さがありましたが、
「Q.E.D」シリーズは、これまで400件近い
カスタムオーダーで一件一件ユーザー様とのコミュニケーションや要望から、
こうゆうコンセプトのロッドがあればな・・・と感じたイメージを具現化するものでした。
相反する要素が多いコンセプトで、
難しかったです。
ソフトなニュアンスで誘うが、滑らかに出力する高トルク。
同クラス大きな負荷も受け止めるが高弾性バットセクション。
しかもベイトはショートバット、スピニングはレギュラーファーストで6.6ftと長め。
それらを高弾性と中弾性のコンポジットで綺麗なカーブを描く。
画像はQ.E.D B65L。
満遍なく綺麗なカーブで曲がっているように見えますが、
実は2段補強が入ってます。
どこにどんなカーボンが入っているか分からないくらい、
絶妙な補強量と補強箇所とカーボン選定が出来ました。
これがうまく行かず、
あと一歩のところから20本くらい作りなおして苦戦していたところです。
これでソフトなニュアンスで、滑らかに出力する高トルクが可能。
ロッドを立てた状態でも、
バットまで綺麗なカーブを描くので、
ロッド全体を使ったジャークでの使用感が良好です。
立てるとバットまで曲がりが入らず
レギュラーファーストになる調子は水平より上にロッドを上げた時に、
負荷がバット方向へ移行しないので、
トルクが弱く、伸されたティップ~ベリーでの吊り上げ気味ジャークとなるか、
強いティップ~ベリーでジグを飛ばすようなジャークとなります。
もちろんその調子が駄目という事では無いのですが、
いわゆる青物狙いのスロージギングや根魚狙いで、
ジグをタラ~っと滑らしたり泳がせるのには向いてません。
画像ブレてすみません。重くてプルプルしてしまいました。
Q.E.D S66M ほぼ水平2キロ吊り
スピニングモデルの調子はベイトモデルと比べて、
バットとベリーが長くティップは柔軟で、
カーボン構成は同じ。補強量と補強箇所の長さ違いで調整しました。
一般的に思うスピニングらしいと感じる調子とは思いますが、
強めのワンピッチや大きなジャークでは
バットまで曲がりが入るように調整してます。
Q.E.D S66Mはワンピッチでは
150~250gのジグでヒラマサ狙い、
メジロ~鰤狙いに使うクラスになりますが、
丹後海域のハイスピードはジギングに強く推したいのが、
この「Q.E.D S66M」です。
このモデルは丹後海域をかなり意識して設計しました。
全4モデル。
来春リリース間に合いそうです。
ガイドセッティングは、
ロッドシリーズのコンセプトから、
最小径4番ガイドではなく、
一回りだけ大きい番手を標準とし、
スピニングはキャストでの遠投性とライントラブルを考慮した、
新ガイドセッティングを搭載致します。
もちろん、
ご依頼者様のメインフィールドやスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。
スピニングはタカミテクノスとしては珍しくダブルラッピング。
ガイド点数8点というオルタネイトより1~2点少ない事と、
高負荷での耐久性と、ロッドバランスを考慮しての判断です。
価格帯はまだ単価が決まってないのですが、
最も安価でハイスペックなオールブラック仕様で、
45.000円前後を予想できます。
マーシャルと同じ価格帯でいけそうです。
既に最終プロトが完成しておりますので、
大阪のタカミテクノス工場へお越し頂けましたら、
手にとってどんなものか確かめて頂けますので、
御連絡頂きまして、是非お立ち寄りください![ひらめき電球]()
宜しくお願いいたします。
ではまた![べーっだ!]()
タカミテクノスHP
御問い合わせメールはこちら
(HP内のメール機能もご利用頂けます)
jigging@takamitechnos.com
やっとイメージしていた試作が出来てきました

メインとなるカーボンは去年春リリースする事が出来た、
マーシャルシリーズより前に既にテストが進んでいましたが、
イメージは初めからシッカリと決まっているものの、
調子を出すのに序盤に近いのが出来てから、
20本くらい微調整程度の試作繰り返してました。
ジックリと実釣テストしたかったので、
リリースは来春と余裕持ってましたが、
とっくに開発予算をオーバーして、
半分意地になってると自分でも感じてましたが、
こだわり通して良かった

「マーシャル」シリーズは、
タカミテクノスメンバーのスロー系担当である
森松氏の経験から生まれたコンセプトを軸に、
タカミテクノスの設計理念をぶち込む開発でしたので、
チームで作り出す心強さがありましたが、
「Q.E.D」シリーズは、これまで400件近い
カスタムオーダーで一件一件ユーザー様とのコミュニケーションや要望から、
こうゆうコンセプトのロッドがあればな・・・と感じたイメージを具現化するものでした。
相反する要素が多いコンセプトで、
難しかったです。
ソフトなニュアンスで誘うが、滑らかに出力する高トルク。
同クラス大きな負荷も受け止めるが高弾性バットセクション。
しかもベイトはショートバット、スピニングはレギュラーファーストで6.6ftと長め。
それらを高弾性と中弾性のコンポジットで綺麗なカーブを描く。

画像はQ.E.D B65L。
満遍なく綺麗なカーブで曲がっているように見えますが、
実は2段補強が入ってます。
どこにどんなカーボンが入っているか分からないくらい、
絶妙な補強量と補強箇所とカーボン選定が出来ました。
これがうまく行かず、
あと一歩のところから20本くらい作りなおして苦戦していたところです。
これでソフトなニュアンスで、滑らかに出力する高トルクが可能。
ロッドを立てた状態でも、
バットまで綺麗なカーブを描くので、
ロッド全体を使ったジャークでの使用感が良好です。
立てるとバットまで曲がりが入らず
レギュラーファーストになる調子は水平より上にロッドを上げた時に、
負荷がバット方向へ移行しないので、
トルクが弱く、伸されたティップ~ベリーでの吊り上げ気味ジャークとなるか、
強いティップ~ベリーでジグを飛ばすようなジャークとなります。
もちろんその調子が駄目という事では無いのですが、
いわゆる青物狙いのスロージギングや根魚狙いで、
ジグをタラ~っと滑らしたり泳がせるのには向いてません。

画像ブレてすみません。重くてプルプルしてしまいました。
Q.E.D S66M ほぼ水平2キロ吊り
スピニングモデルの調子はベイトモデルと比べて、
バットとベリーが長くティップは柔軟で、
カーボン構成は同じ。補強量と補強箇所の長さ違いで調整しました。
一般的に思うスピニングらしいと感じる調子とは思いますが、
強めのワンピッチや大きなジャークでは
バットまで曲がりが入るように調整してます。
Q.E.D S66Mはワンピッチでは
150~250gのジグでヒラマサ狙い、
メジロ~鰤狙いに使うクラスになりますが、
丹後海域のハイスピードはジギングに強く推したいのが、
この「Q.E.D S66M」です。
このモデルは丹後海域をかなり意識して設計しました。
全4モデル。
来春リリース間に合いそうです。
ガイドセッティングは、
ロッドシリーズのコンセプトから、
最小径4番ガイドではなく、
一回りだけ大きい番手を標準とし、
スピニングはキャストでの遠投性とライントラブルを考慮した、
新ガイドセッティングを搭載致します。
もちろん、
ご依頼者様のメインフィールドやスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。



スピニングはタカミテクノスとしては珍しくダブルラッピング。
ガイド点数8点というオルタネイトより1~2点少ない事と、
高負荷での耐久性と、ロッドバランスを考慮しての判断です。
価格帯はまだ単価が決まってないのですが、
最も安価でハイスペックなオールブラック仕様で、
45.000円前後を予想できます。
マーシャルと同じ価格帯でいけそうです。
既に最終プロトが完成しておりますので、
大阪のタカミテクノス工場へお越し頂けましたら、
手にとってどんなものか確かめて頂けますので、
御連絡頂きまして、是非お立ち寄りください

宜しくお願いいたします。
ではまた

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