謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
2023年になりましたね。
タカミテクノスとしては特別な年になります。
長らくお伝えさせて頂いていたフルモデルチェンジの年ですね。
数か月後にMOZ620HMシリーズのフルモデルチェンジシリーズである、
MOZ620HM2Gをリリースします。
2Gというのは、2nd generationです。
MOZ620HM2Gに続いて、MOZ620LMも2Gに移行します。
移行はしますが、本年中は現行シリーズの材料ある限り受付可能な状態となります。
さて、どう変わったのか簡単にご説明させて頂きたいと思います。
MOZ620HM2Gに関しましては、従来リリースしていた素材と同じです。
厳密には初期HMと今のHMは材料が廃盤と進化しているので数年前に変わっています。
高弾性素材を採用し、設計を今のニーズに合わせて高弾性素材を活かす設計となっております。
デザイン面も、パッと見てMOZだとわかりますが、
グリップが特殊なコルク素材であったり、エンドグリップも今のニーズに合わせて再設計しております。
デザインの詳細は材料が整い次第、お伝えさせて頂きます。
ガイドセッティングなど、各部最適化も行いました。
MOZ622HM2G,MOZ623HM2G,MOZ624HM2Gの全3モデルです。
1番や5番6番などは高弾性モデルとしてのハイレスポンスの意味合いが薄くなる番手ですので、
今のところリリースの予定はございません。2Gシリーズは機種を絞ってスタートします。
HM2GとLM2Gの使いどころ、守備範囲のようなものに大きな差を設けます。
現行620シリーズのベイトモデルは、LMとHMとLightZEROの3シリーズ計18モデルで細かく幅広く使い分けが出来ましたが、
新シリーズの2Gは、620LM2Gを6モデル、620HM2Gを3モデルで計9モデルというシンプルな構成でスタートします。
現行ラインナップは全30モデルあった時期もありましたが、2Gは全20モデルほどで落ち着く予定です。
わかりやすいラインナップになります。
変わったモデルやコアでマイノリティーなご要望や需要を満たすプロジェクトを別に行いますので、オーソドックスなラインナップは絞ることにしました。
LightZEROは在庫限りでシリーズ丸ごと無くなりますが、需要が今でも大きいモデルである下記、
MOZ621LightZERO
MOZ622LightZERO
MOZ623LightZERO
MOZ621LM
MOZ622LM
この5機種が活躍する場面は、MOZ621LM2Gを是非お求め頂きたいです。
現行モデルで主力であるMOZ623LMやMOZ624LMはスペックバランスをそのまま全てアップデートしています。
使いどころは同じです。使い心地は異次元です。
フルソリッドの持ち味やメリットを伸ばし、不快な部分やデメリットを小さくすることに成功しておりますので、
物凄く釣り心地の良いロッドに仕上がっています。
詳しくはまだお伝え出来ませんが、順次お伝えさせて頂きます。
本年中に、順次モデルチェンジを進めて参ります。
620HM2Gに関しましては、高弾性チューブラー系のニュアンスをお求めの方様には合うと思います。
高弾性ですので、LMシリーズのようにブランク強度は頑丈ではないですが、チューブラーブランクよりは頑丈です。
最後に、
今後は常時ラインナップしない特別なモデルや個性豊かなモデルもリリースして参ります。
当ブログとフェイスブックをチェックして頂けますと変なモデルを発見して頂けるかもしれません。
オーソドックスなラインナップもフルスペックでアップグレードしますが、機種はニーズに合わせて絞ります。
おかげ様で世界中の多くの方様にご評価頂けるに至りました。
しかし、利益を狙える大量生産や当たり障りないモデルの方向に向かいません。
今後もより一層マニアックに小さなカスタムロッド屋を維持します。
もう少し時間が必要ですが準備が出来次第、フルオーダーも本格スタート出来ると思います。
MOZを超えるMOZの開発は、現行MOZをリリースした直後の8年前からスタートしており、
超えたか?と感じる技術やモデルが出来てから3年と少し。テスターの
松井さんとじっくりじっくり確認しながら、新MOZを完成させました。
長らくMOZをご愛用頂いてるユーザー様へ自信を持ってお届けできるロッドが完成しました!
沢山お使い頂いてMOZがボロボロになっていて、もっと良いMOZをお求め頂いている方様は、
MOZ620LM2Gをご検討のほどお願い申し上げます。
620HM2Gも抜群に良いロッドに仕上がっておりますが、620LM2Gが虎の子です。
本年もよろしくお願いいたします。