こんにちわ
本日は、
MOZスタンダードモデルのEVAが変わる事をご報告させて頂きたく思います。
価格は変わりません。
「 HGEVA (High Grip EVA) 」
EVA表面にラバー素材を採用する事により、通常EVAよりハイグリップな特性を持たせたEVAです。
通常のEVAと寸法は変わりございません、デザインはこんなのです。
籠目模様を採用致しました。
なお、通常のEVAも引き続き選択可能ですので、
今後は御予約の時点でお好みのEVAをお選びいただける形となります。
お取扱店様によっては、現行EVAも混ぜながら店頭在庫としてご注文頂いているお取扱店様もございますので、
ご購入の際にどちらのEVAかをご確認ください。
採用は、12月末納品分からスタートとなります。
重要な報告は以上となります。
下記は、
HGEVAに関する補足です。
このHGEVAをスタンダードモデルに採用する事にした理由は、
元々はセミオーダーで選択できる内容にしようと思っていたのですが、事前リサーチで使用感とデザインが好みという方様が多かったので
思い切ってスタンダードモデルに採用する事と決定しました。
コストは掛かるのですが、
コストが高い物は付加価値が付いてますがロッドとして必ずしも良いモノというわけでもなく、
通常のEVAがお好みの方様も居られますので、受注生産となりますが、
お選びいただけるように、HGEVAとEVAどちらも相当数を常時パーツ在庫する事としました。
今後、店頭在庫などで流通量が主となりますのはHGEVAになっていくかと思います。
弊社、タカミテクノスについて。
この事をお伝えすべきか悩むところですが、
タカミテクノスの小さな規模の個人ロッドビルダーによるガレージメーカーです。
現在はMOZシリーズだけで手がいっぱいになってしまうほど生産力の乏しい体制で運営致しております。
タカミテクノスの癖として挙げられるものは、品質の平均点を上げ、さらにバラつきを狭くする工夫と努力を日々してます。
釣具製作販売を始めてまだ10年にはなりませんが、
応援頂いている方様から多大な御助力頂きながらアニバーサリーと言える時期も近くなってきました。
生産力が乏しいと申し上げましたが、品質安定性と生産効率はグングン上がってます。
生産効率が上がればその分1本あたりに時間を費やすようにしている為、
いつになっても沢山作る事が出来ない様にしてます。
今回のHGEVAをスタンダードモデルに採用する事もそうですが、
これからも益々、
お客様に満足して頂く為に「手間暇」「材料品質」「ラインナップ数」の充実にて還元させて頂きます。
MOZはリリースさせて頂いてから丸3年が経ちました。
初期のMOZと現在のMOZは見た目には大差ありませんが、内部構造や構成部品などが変わってます。
どんどん良いロッドになってます。
そして間もなくHGEVAという見た目が変わる変更を実施いたします。
徐々にでは御座いますが、
初期にご購入頂いたMOZユーザー様が古くなったMOZを新しいMOZに買い替えて頂く流れも出てまいりました。
作り手としましては最高に嬉しい気持ちになります。
数年使用して頂いても、また同じロッドを使いたいと思って頂ける事に感謝いたします。
MOZは高品質な国産カーボンを使用している為耐久性が高いですが、
消耗品の範囲を超えず、大きく調子が変わる事はありませんが、使ううちに疲労してまいります。
この度HGEVAのデザインとなり一つ大きな区切りが出来ました。
少し前に意味深な文面を書かせて頂きました。
「買い替えをご検討頂いている方様へ、もう少し後の方がデザイン面で良いです」というような内容がありましたが、
本件を予定していた為、出来る限りの表現でメッセージさせて頂きました。
HGEVAがお好みの場合はご検討のほどお願い致します。
12月末からお取扱店様にて店頭在庫として並ぶかと思います。
HGEVAの採用はMOZリリース後、一番大きな変更となりました。
今年も残すところ僅かです。
来週、本年のまとめ記事を書かせて頂きます。
内容は2019年にタカミテクノスは何をするのか?
よろしくお願い致します。上原