こんばんは、
ここ最近バタバタしてましたが、
時間できたので書ける時に書かせて頂きます![にひひ]()
前回のクダコテスト釣行で
新シリーズのロッドについての御問い合わせ等が多く、
クダコで青物釣りに使いましたが、
ワンピッチ系のロッドではなく、
スロージギングロッドで全身ジャークセクションです。
![DSC_0822.JPG]()
![DSC_0825.JPG]()
(画像は使いまわしですみません。)
マーシャルのコンセプトを引き継ぎつつ、
使いやすく、使用ジグウエイトの上限を広くし、
マーシャルよりゆっくりシッカリをティップが返って来るロッドになります。
リリースは、
来春予定で進めてまして、
全部で12モデル+1モデルを予定。
ノーマルな1~6番
ノーマルよりレスポンスのある1~6番
モンスターモデル4.8ft前後のショートヘビーが1モデル
こんな感じです。
フルソリッドです。
フルソリッドというと、
変なイメージが付きまとうと思います。
それで普通だと思います。
感度無悪くて、ボヨンボヨンで重い。
この新シリーズはそうではないので、
フルソリッドと言わなければ、
気が付かないようなマテリアルと設計です![グッド!]()
破断テストや、
マテリアルの特性を工場内でテストしてました![べーっだ!]()
どのレベルで破断するのかは掴めましたが、
実釣時にその条件になる事はないでしょう。
直径7mmで40cmの短い長さで、
支点から70度付近で繊維が裂けました。
ベンドカーブの一番キツイ部分であるクリッピングポイントで、
40cmのスパンで角度が70度にするのは、
実釣ではする必要がない条件ですね![ひらめき電球]()
マーシャルの調子と反発ニュアンスを、
より食わせ重視にし、
破断強度が不壊レベルに近いものが出来そうです![グッド!]()
脇の下のブランクスルー箇所含む、
全身ジャークセクションで、
魚を浮かすバットセクションを必要としない強度。
思いっきりラインテンションでプレッシャー与えられます。
全身ジャークセクションと言っても、
ファイト時のドラグが寝てるタイムラグ程度はロッドがクッションしてくれるので、
脇の下のブランクをうまく使えるスキルがあれば、
バットが強いガチガチロッドより魚にプレッシャー与えられます![にひひ]()
バーチカルのジギングにおいては、
ファイト時にロッドが魚をリフトしている感覚になりますが、
一番プレッシャーを与えているのはラインテンションでして、
ロッドは補助的な役割がほとんどです。
バットが強いロッドほど、
傍からの見た目はロッドでファイトしてる!といった感じにみえて、
ファイトしている本人もスゴいロッドパワーだ!と感じますが、
バットセクションが長いと負荷の掛かっている位置が遠い分、余計にパワーが要りますので、
そのパワーを受け止めているバットがスゴいパワーだと錯覚してしまいます。
M(アングラーが感じるモーメント パワー)=F(魚の引き)×R(レングス バットセクション ベンドのクリッピングポイント)
魚の引きとベンドしてるクリッピングポイントが手元より遠いと、
手元より強い力が必要になる。
キャスティングの場合は、バットセクションがないと駄目ですが、
バーチカルジギングにおいては、
ファイトするバットセクションは、
無くても問題のない要素ではあります。
タカミテクノスのロッドラインナップでは
とあるコンセプト上、
ジャークをするために必要な、
補強の入ったバットセクションでは設計しているモデルもございますが、
ファイトする為のバットセクションとして設計したロッドは、
一本も存在しません。
ブランクのカーボンの内要になりますが、
使用感が優れていて、
かつ曲がりこんだままポンピングも出来る粘り強いブランクは、
チューブラーでは難しいです。
チューブラーで作るとなると
樹脂量の多いプリプレグを使う事になり、
使用感が悪くなります。
高弾性=軽くシャキッとしている
これは少しだけ正解で、
軽くシャキッとしているロッドを求めるのでありましたら、
カーボンの弾性を意識するのではなく、
プリプレグの樹脂量を知る必要があります。
高弾性で樹脂量タップリと、
低弾性で少ない樹脂量(低レジン)だと
後者の方がトルクも反発レスポンスも高く、
ロッド重量は同レベルか少し軽いといった事もあります。
高弾性低レジンはでジギングロッドにするには、
オルタネイトのような設計で、
製造レベルと検査の厳しいブランク工場で作ってもらわないと怖いです。
もちろん、グラスが混じると使用感悪くなりますので、
上記はプリプレグはフルカーボンの条件です。
カーボン90%グラス10%で表記するなら、
タカミテクノスのブランクは全てカーボン100%に限りなく近いものです。
さらに東レのカーボンで低樹脂量プリプレグのみ使用してます。
なので軽くトルクフルに仕上がります。
樹脂量が多かったり、グラスを混ぜたりすると、
雑に扱っても多少は大丈夫ですが、
タカミテクノスのブランクはフルカーボン低レジンで攻めてますので、
無茶な動作を避けて、
丁寧に扱って頂けると6年間メインで使って頂いてもヘタリの少ないロッドとして、
長くご使用頂けると思います。
しかし、次のシリーズは結構無茶効きます。
少なくともマーシャルより3倍の限界強度があります。
新シリーズは、
バーチカルジギングでベイトメインのスタイル、
全身ジャークセクションが好みのアングラー様は、
使って頂きたいシリーズになります。
ラインナップも豊富で、
1番は~100g
2番は~200g
3番は~300g
こんな感じで、
6番は~600g。
これにレスポンスが早い1~6番。
12モデルになります。
1番は~100gでスロージギングとなると、
なかなか出番ないですが、
1番でも200g吊ったりします。
目安で~100gということで、
ラインシステムやターゲットの狙い方などが合えば、
目安の倍の200gくらいまで使う場面があるでしょう![グッド!]()
僕が1番を使いたい海域は、
隠岐などの水深30~60mくらいでアコウを狙ったり、
鯛ラバにつかったり、シロイカジギングに使います。
太刀魚ジギングは強めのロッドを好んで使うので、
3~6番あたりでタックル組むと思います![にひひ]()
5~6番は、
六の瀬カンパチや対馬などでヒラマサ、
こんな用途が思い浮かびます。
これ以上の条件は、
ショートヘビーのロッドになります。
新シリーズはこんな感じです![ビックリマーク]()
リリース時期や詳しいスペックや販売価格の
御問い合わせを国内海外共に
たくさん頂いており嬉しく思います。
リリース時期は、
順調に進めば来春。
12モデル中どの番手がリリースとなるかは、
まだわかりません。
価格は、
まだパーツやブランクの単価が出てないので決めかねますが、
スタンダードモデルはマーシャル同様シンプルに致しますので、
マーシャルシリーズの+2,000~3,000円程度で納まるのではないかと思います。
ボチボチなんとかやっていけたら良いかなと。
来年はあまり釣りに行かないかもしれませんが、
色々やりますよ![グッド!]()
今後とも、宜しくお願いいたします。
ではまた![べーっだ!]()
◇オーダー方法◇
◇釣行記◇
◇ラインナップ一覧◇
◇アシストフック関連◇
◇タックルセッティング例◇
◇ユーザー釣果報告◇
◇製作させて頂いたロッドのご紹介◇
◇オンラインショップ◇
オーダーや製品に関する
御問い合わせは、下記へメールお願いいたします。
jigging@takamitechnos.com
ここ最近バタバタしてましたが、
時間できたので書ける時に書かせて頂きます

前回のクダコテスト釣行で
新シリーズのロッドについての御問い合わせ等が多く、
クダコで青物釣りに使いましたが、
ワンピッチ系のロッドではなく、
スロージギングロッドで全身ジャークセクションです。


(画像は使いまわしですみません。)
マーシャルのコンセプトを引き継ぎつつ、
使いやすく、使用ジグウエイトの上限を広くし、
マーシャルよりゆっくりシッカリをティップが返って来るロッドになります。
リリースは、
来春予定で進めてまして、
全部で12モデル+1モデルを予定。
ノーマルな1~6番
ノーマルよりレスポンスのある1~6番
モンスターモデル4.8ft前後のショートヘビーが1モデル
こんな感じです。
フルソリッドです。
フルソリッドというと、
変なイメージが付きまとうと思います。
それで普通だと思います。
感度無悪くて、ボヨンボヨンで重い。
この新シリーズはそうではないので、
フルソリッドと言わなければ、
気が付かないようなマテリアルと設計です

破断テストや、
マテリアルの特性を工場内でテストしてました

どのレベルで破断するのかは掴めましたが、
実釣時にその条件になる事はないでしょう。
直径7mmで40cmの短い長さで、
支点から70度付近で繊維が裂けました。
ベンドカーブの一番キツイ部分であるクリッピングポイントで、
40cmのスパンで角度が70度にするのは、
実釣ではする必要がない条件ですね

マーシャルの調子と反発ニュアンスを、
より食わせ重視にし、
破断強度が不壊レベルに近いものが出来そうです

脇の下のブランクスルー箇所含む、
全身ジャークセクションで、
魚を浮かすバットセクションを必要としない強度。
思いっきりラインテンションでプレッシャー与えられます。
全身ジャークセクションと言っても、
ファイト時のドラグが寝てるタイムラグ程度はロッドがクッションしてくれるので、
脇の下のブランクをうまく使えるスキルがあれば、
バットが強いガチガチロッドより魚にプレッシャー与えられます

バーチカルのジギングにおいては、
ファイト時にロッドが魚をリフトしている感覚になりますが、
一番プレッシャーを与えているのはラインテンションでして、
ロッドは補助的な役割がほとんどです。
バットが強いロッドほど、
傍からの見た目はロッドでファイトしてる!といった感じにみえて、
ファイトしている本人もスゴいロッドパワーだ!と感じますが、
バットセクションが長いと負荷の掛かっている位置が遠い分、余計にパワーが要りますので、
そのパワーを受け止めているバットがスゴいパワーだと錯覚してしまいます。
M(アングラーが感じるモーメント パワー)=F(魚の引き)×R(レングス バットセクション ベンドのクリッピングポイント)
魚の引きとベンドしてるクリッピングポイントが手元より遠いと、
手元より強い力が必要になる。
キャスティングの場合は、バットセクションがないと駄目ですが、
バーチカルジギングにおいては、
ファイトするバットセクションは、
無くても問題のない要素ではあります。
タカミテクノスのロッドラインナップでは
とあるコンセプト上、
ジャークをするために必要な、
補強の入ったバットセクションでは設計しているモデルもございますが、
ファイトする為のバットセクションとして設計したロッドは、
一本も存在しません。
ブランクのカーボンの内要になりますが、
使用感が優れていて、
かつ曲がりこんだままポンピングも出来る粘り強いブランクは、
チューブラーでは難しいです。
チューブラーで作るとなると
樹脂量の多いプリプレグを使う事になり、
使用感が悪くなります。
高弾性=軽くシャキッとしている
これは少しだけ正解で、
軽くシャキッとしているロッドを求めるのでありましたら、
カーボンの弾性を意識するのではなく、
プリプレグの樹脂量を知る必要があります。
高弾性で樹脂量タップリと、
低弾性で少ない樹脂量(低レジン)だと
後者の方がトルクも反発レスポンスも高く、
ロッド重量は同レベルか少し軽いといった事もあります。
高弾性低レジンはでジギングロッドにするには、
オルタネイトのような設計で、
製造レベルと検査の厳しいブランク工場で作ってもらわないと怖いです。
もちろん、グラスが混じると使用感悪くなりますので、
上記はプリプレグはフルカーボンの条件です。
カーボン90%グラス10%で表記するなら、
タカミテクノスのブランクは全てカーボン100%に限りなく近いものです。
さらに東レのカーボンで低樹脂量プリプレグのみ使用してます。
なので軽くトルクフルに仕上がります。
樹脂量が多かったり、グラスを混ぜたりすると、
雑に扱っても多少は大丈夫ですが、
タカミテクノスのブランクはフルカーボン低レジンで攻めてますので、
無茶な動作を避けて、
丁寧に扱って頂けると6年間メインで使って頂いてもヘタリの少ないロッドとして、
長くご使用頂けると思います。
しかし、次のシリーズは結構無茶効きます。
少なくともマーシャルより3倍の限界強度があります。
新シリーズは、
バーチカルジギングでベイトメインのスタイル、
全身ジャークセクションが好みのアングラー様は、
使って頂きたいシリーズになります。
ラインナップも豊富で、
1番は~100g
2番は~200g
3番は~300g
こんな感じで、
6番は~600g。
これにレスポンスが早い1~6番。
12モデルになります。
1番は~100gでスロージギングとなると、
なかなか出番ないですが、
1番でも200g吊ったりします。
目安で~100gということで、
ラインシステムやターゲットの狙い方などが合えば、
目安の倍の200gくらいまで使う場面があるでしょう

僕が1番を使いたい海域は、
隠岐などの水深30~60mくらいでアコウを狙ったり、
鯛ラバにつかったり、シロイカジギングに使います。
太刀魚ジギングは強めのロッドを好んで使うので、
3~6番あたりでタックル組むと思います

5~6番は、
六の瀬カンパチや対馬などでヒラマサ、
こんな用途が思い浮かびます。
これ以上の条件は、
ショートヘビーのロッドになります。
新シリーズはこんな感じです

リリース時期や詳しいスペックや販売価格の
御問い合わせを国内海外共に
たくさん頂いており嬉しく思います。
リリース時期は、
順調に進めば来春。
12モデル中どの番手がリリースとなるかは、
まだわかりません。
価格は、
まだパーツやブランクの単価が出てないので決めかねますが、
スタンダードモデルはマーシャル同様シンプルに致しますので、
マーシャルシリーズの+2,000~3,000円程度で納まるのではないかと思います。
ボチボチなんとかやっていけたら良いかなと。
来年はあまり釣りに行かないかもしれませんが、
色々やりますよ

今後とも、宜しくお願いいたします。
ではまた

◇オーダー方法◇
◇釣行記◇
◇ラインナップ一覧◇
◇アシストフック関連◇
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