こんばんは、
今日組んだのは、
先日塗装をしたプロトブランクです。
本来組んで良いレベルまでの乾燥にあと1日必要でしたが、
同時に塗装したQEDが乾燥したら即組み上げで急ぎという事もあり、
本日をプロト1本組んでみました。
始動!というもののファーストプロトではないです。
マーシャルで言うと#4クラス。
スロージギングに特化させた、
ベイトモデルオンリーのシリーズです。
まだガイドスレッドで巻いただけで、
コーティングをしてませんが、
タカミ独自のスレッド巻法は
コーティング前に負荷掛けても全くズレません。
まだ50パーセントくらい余裕ある感触でした。
エンドグリップとライン角度を観てもらえると分かりますが、
ロッドをそこそこ立ててる条件ですので、
バットに負荷が移動しきらず余裕あります。
一番破断しやすいベリーの終わり付近に負荷乗せてます。
ドラグが滑らないようにフルドラグ+指で押さえてますが、
何キロ耐えてるかはまだ分かりません。
チューブラーでは耐えない負荷レベルではあります。
最近は、特に海外でこういったロッドで、
20キロを超えるターゲットを狙う方が増えてるので、
破断強度の高さにも焦点を当てました。
日本近海でも、
スローのスタイルでヒラマサの10キロオーバーや、
激流の鰤狙いをされるアングラーも増えて来てますので、
これからはこういったのも、
面白いロッドになってくると思います。
既にタカミテクノスロッドユーザー様内で
欲する方多数
マーシャルみたいな調子のロッドで、
思う存分ファイト出来るシリーズです。
しかし、マーシャルと言えば全身ジャークセクションで
ファイトセクションは無いんですが(笑
ド派手にブチ曲がったまま、
遠慮なくゴリゴリ巻いちゃってください。
激細ブランク。
一番太いバット径でも6.3mm程度。
強度はもちろん問題ないです。
あとは調子を実釣で見極めて、
反発のニュアンスやトルク感をチェックしないといけません。
24tソリッドと30tソリッドの2タイプ選べるようにし、
先行リリースは、
#2#3#4 モンスター狙い&激重ジグ激深向けショートロッドの4クラス
それの24tと30tで合計8モデル同時リリース予定です。
来春には出来そうな感じの手ごたえ感じてますが、
タカミテクノスメンバーのテストインプレ次第ですね
メンバー内でも得意なスキルに違いが有り、
ワンピッチスタイル、ハイピッチスタイル、スロースタイル
スピニング使いやベイト使いなどなど。
マーシャルの後継にあたるシリーズですので、
今回もスロジギリーダー的存在の森松氏にチェックしてもらいます
ロッド重量は、
#4で130g前半に抑えられると思います。
チューブラーブランクを使った際と同じくらいか、
高弾性の危ういロッドより10gほど重い程度です。
安価なソリッドはボヨボヨして、
欲しい反発出そうと設計すれば重く感じます。
設計にもよりますが、このシリーズや
残りわずかな始祖モデルの
6.5ftブランクの感度は同クラスのチューブラーブランクより
明らかに違いを感じられる程に良いです。
ソリッドカーボン=感度がチューブラーより劣ると言われる理由は、
穂先などの途中で継いでいるからです。
体積と調子と重量配分の急激な変化が感度低下の大きな原因です。
そうならないように考慮して穂先を別マテリアルで継いだ場合は、
継いでも「感度が大幅に落ちる」にならない事もあります。
継いで感度良くするのはかなり難しいですが、
巧いビルダーさんはそのあたりをクリアできていると思います。
ソリッド=ダルダルと言われる理由は、
安価な材料が原因であると思います。
昔使ったフルソリッドはとてもスロジギで使える気配を感じませんでした。
ではなぜ全てフルソリッドで作らないのかと言うと、
使用感良好で作れる調子が
胴調子かレギュラーファーストであることや、
ジギングロッドであれば6.3ftまでがバランス良く組めて、
ティップが細いインチク向きロッドでも6.5ftあたりが
バランスよく組めるボーダーラインです。
これより長くなると、
フルソリッドのデメリットを多く食ってしまいます。
そういった理由で、
フルカーボンソリッドを活かせるロッドというのが限られてきます。
チューブラーより全てにおいて優れているという訳ではないですが、
条件的にスロージギングのベイトロッドには適しています。
今後はフルカーボンソリッドで
スピニングモデルの可能性探ります、
マテリアルはアレ使ってこうゆうテーパー設計でならもしくは・・・
といった構想があります
本シリーズも
24tと30tを選べるように致しますので、
「ジャーク時に深く曲げ込みたい場合は24t」
「上げでレスポンス良くティップを戻したい場合は30t」
青物狙いなどでガンガン上げるワンピッチスタイル主体なら30t
青物狙いでやんわりジャークの場合は24t
底物でスロージグの特性が入力初期の抜け重視の場合は30t
底物でスロージグを使って長めのフォールで食わす場合で
入力のインパクト落としたいリフト向けに24t
あとは24tだけでも3クラスあれば持ち替えて、
合わせていったり、
#2クラスのライトなクラスだけ30tにするなど、
海域やスタイルに合わせていけると思います。
決して30tがハイグレードモデルという訳では無いです。
僕は好んで24tを使います。
「30tはレギュラーファーストに近くなる」
といった感覚をお持ちいただけると良いかと思います。
同じクラスならブランク重量は24tも30tも同じです。
こんなロッドをリリース致します。
コンセプトがマーシャルの後継なので、
マテリアル変更と微調整なので
プロト出来始めると展開が早いです。
タカミテクノスのロッドは
食わせ重視、魚暴れさせにくいのがほとんどですが、
このシリーズは特に良く食いますよ
乞うご期待
ではまた
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