こんばんは、
なかなかブログ更新が進んでません、
そんな状態でも何か書いてないかなぁ?
と見に来てくださっていた方様、
ありがとうございます
ロッド製作がギリギリになってしまっていて
納期守るのに必死になってます
最近しみじみとオーダー頂き、
納品させて頂く際の、
嬉しさとありがたさを感じております。
2012年にオーダー受付をスタートして、
今年で4年目になるのですが、
当初から支えて頂いているユーザー様が、
現在も傍にいてくださり、
強く心の支えになっております。
受け渡し時も、
当初は近くの駐車場で待ち合わせをしていたのですが、
現在は、タカミテクノス工場があるので、
ゆっくりとブランク曲げながら打ち合わせと
受け渡しが出来るようになりました
先日、受け渡しの際に
工場横の遊歩道にてワイワイと
キャストテストと曲げてもらってました。
ロッドはQED663のブランクで
キャスティング兼ジギングロッドの、
6.9ftカスタムです。
ホッとするひと時です
久しぶりに
御問い合わせメール頂く事の多い内容についての補足を
「何々用のブランクで・・・」
との内容を頂けるのですが、
確かにQEDのベイトモデル用に作ったブランク!などはありますが、
ベイトモデルで使っているブランクをスピニングで
組んでフィーリングが合う方も居られます。
いうなれば、
フライドポテト向けに品種改良しジャガイモで
コロッケを作っても好みの方も少なからず居るような感じです。
調子で言えば、
オフショアジギングの場合は、
曲がりこむブランク程ジグを泳がしやすく、
先調子ほど初速をつけ易いです。
ライトなクラスのロッドに、重いジグを使って、
ロッドが負けてるバランスにするや、
ヘビーなクラスのロッドに、軽いジグを使って
ロッドが勝っているバランスを組んでみたりしてますが、
その感覚に加えて、
ロッドの曲がりこむ量に対しての、
リールの糸巻き量で、
使うジグの特性を引き出す感覚もタックル組む際に考慮すると、
釣れた魚の食った条件を少し多く掴めるので、
2匹目に繋げ易く、状況変わっても着いて行きやすいと思います。
僕はそんな釣り方なので、
とりあえず1匹釣らないと目隠しで釣りしてる感じで駄目です
経験が豊富なら決め打ち気味な釣り方出来ると思うのですが、
なかなかその域にはたどり着けません
完全に受信型の体質です(笑
上記で述べた事で、
ジグの特性に合わせてロッドの曲がりこみ量と、
上昇する際にジグが受ける水圧調整で、
ジグをミスアクションさせることなく、
活かせる泳がせ方を何年も前から時折書いているのかと言いますと、
かなり重要な事でして、
釣りで何連コンボ的な釣り方をする場合は必須な感覚です
ロッドが勝っている状況では、
初速調整であわしていきますが、
ロッド勝ちで相性良いジグは少なくなってきている感じですね。
それで釣れる状況も少なくなってきているように感じます。
イメージとしては、
ダーツや紙飛行機を飛ばす際のように、
スーッと安定させた状態で、
慣性付けてからのリリースで、
ジグが暴れない水の抵抗で安定したまま
フォールアクションに繋げるようなイメージです。
スーッと安定させながら慣性付ける動作は、
ロッドが曲がり込んでニュートラルに反発する
リフトしている時で、
ニュートラルに戻ったタイミングでリリース~フォールに繋がってます。
初速で飛ばすようなイメージは、
振りかぶって投げるかんじでしょうか。
ロッドが戻りきるまでに意図的にロッドの反発無くす動作も使いますが、
この感覚でジグアクションにその時良いのではないだろうか?という味付けします。
ジグが暴れてしまうと、
暴れたのが理由で食ってる事もありますが、
同じ暴れ方させるのはイレギュラー過ぎて再現し難いので、
できれば綺麗に泳がして食わせたいところです。
車やバイクで言うと、
グリップ力失ってスピンしたり、
逆にグリップ取り戻してハイサイドなどと同じように、
ジグも水をスムーズに受け流せる限界点があるので、
ジャークでリフトする際の力加減とタックルバランスは大事ですね
フォールアクションが安定しているジグは、
強い水の抵抗で暴れてしまいやすく、
抜けの良いジグは暴れ難いですが、
フォールアクションがイレギュラーになりがちです。
相性が良いのは、
曲がりこむロッドにフォールアクション安定している系ジグ。
先調子やロッド勝ちバランスで抜けの良いジグでしょうか。
スロー系ジグとロングジグや、
非対称ジグと対象ジグなんかです。
つまり、
カスタムオーダーロッドで出来る面白い事は、
ジグを暴れさせたくないが、
ロッドが負け過ぎるのも嫌な場合、
ベイト向けで設計したブランクでスピニングを組めば、
求めるロッドが出来るかもしれません。
ジギングロッドは6ft前後(182cm前後)を、
ジャークセクションとファイトセクションを取り合うことになるので、
曲がりこむロッドと先調子のロッドで
ジャーク重視とファイト重視も考慮する必要があると思います。
考えれば考えるほど、
その時々に合ったタックルを使うのが難しくなりますが、
バチッ!とハマッてる時の「今!良いタックルバランス」感は
釣れてなくても気持ちが良いです
タカミテクノスのロッドは、
ジグを暴れさせ難い設計のブランクがほとんどですので、
スピニングモデル向けに作ったブランクも、
ジグを泳がせる系スタイルに向いています。
大きい青物、特にヒラマサには良いです。
ロッドは勝たせるより、
巧く負けさせる方が難しいので、
より簡単にロッド負けバランスが出来るラインナップです。
長くなりましたが、
ロッド選びとタックルバランスと、
ジグアクションについてでした
長くなった割に、
狭い視野で考えた場合の内容ですが、
結構考慮している事が多いと思います
ではまた
現在オーダー頂きますと、
6月初仕上がり予定です。
過去に製作させて頂いた、
カスタムロッドの一例と、
参考価格はこちらからお願いいたします。
タカミテクノス製ロッド
スタンダードモデルの価格一覧とオプション価格
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タカミテクノスオンラインショップ
御問い合わせは下記メールアドレスへお願い致します。
jigging@takamitechnos.com
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釣りに行く準備もしなくては!
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