先日、急遽組んだ試作ロッド「QED651」。
現在、QEDシリーズは4モデル、
ベイトモデルの65系統「653」と「656」
スピニングモデルの66系統「663」と「666」を受付開始させていただいております。
続いてのモデルで、
ウルトラライトなジギングロッドとして、
1番クラスの651と661の開発を進めてます。
計6モデルのラインナップとなります。
全て6.5ft前後で少し長めのレングスです。
今後の展開は、
5~6ftのレングスも予定しております。
こちらは現在の6モデルと比べ、
より大型魚をターゲットにしたモデルになるかと思います。
カーブはこんな感じです。
125g負荷。
タカミテクノスで一番柔らかいモデルのマーシャル#2よりも
柔らかいです。
陸で曲げてハッキリと差を感じると、
実際の使用ではかなりの差です。
![DSC_0316.JPG]()
鯛ラバロッドみたいな入り方しますね。
![DSC_0317.JPG]()
横から見るとベリーの根元っぽい部分からバットが少し残る感じです。
QEDシリーズですので、オルタネイトのようにシッカリしたバット!では無いです。
丸く曲がりますが、ティップは伸びて海に刺さりますね。
![DSC_0318.JPG]()
こうゆう曲がり方するロッドは、
ジグを泳がせやすく、魚掛けると面白いですが、
限界強度が高い設計ではないです。
限界強度を求めると、
棒に近づける設計か重くなる設計になります。
この試作ロッドでも、
マーシャル#2よりは限界強度高いと思います。
パワーのあるブランクは、
工場で曲げてある程度の強度を見やすいのですが、
ライトなブランクほど、組んでみて実釣で強度確認するほうが、
明確に設計変更のポイントを掴めます。
工場で負荷掛けると、
どうしてもラインの伸びの影響が大きく異なっていて、
実際は負荷の対象の動きも加わりますので、
読めないほどの誤差が出ます。
ジギングロッドは特に、
ライトになるほど難しいです![あせる]()
スピニングモデルの、
661プロトブランクはまだ組み上げてません。
651、661は15~20ポンドを駆使して攻略する用途です。
明石で強い武器になります。
フロロ3号をロッドに掛けて曲げてドラグ出るかでないかで切れる程度の
ドラグ圧で挑む事の多い海域であることから、
20ポンド前後のフロロ5号でライン傷やノットの完成度がキッチリしていれば、
根の荒い東ポイント以外は大丈夫な事がほとんどです。
ライン強度を知っていただくと、
フロロ5号20ポンドの強さを知っていただけると思いますので、
一度フロロ5号をロッドにライン通して引っ張って切ろうとしますと、
120gクラスのジグが調度良いロッドでは、
ロッドが折れてしまうかもしれません。
かなり強い負荷を掛けないと切れません![グッド!]()
実際は、ラインの伸びと対象の動きがあるので、
もっと強度ある感覚です。
そのライン強度をキープするには、
数回流しなおして傷が確認できなくても結びなおす癖が必要ですので、
めんどくさいですが、太いラインより釣果は出ます。
細い糸を結び直さずに一日使っていると、
切れるので、細い糸は駄目!となりますが、
ジグが軽くなるほどラインは細く、
重くなるほど多少太くても・・・といった感じです。
ドラグさえ適切に設定して、
魚掛けてからドラグ絞めて、
ロッドは水平より立てないような綺麗なファイトをすると、
30ポンド以上のラインシステムでも使えますが、
それはどのクラスのロッドでも同じですね![グッド!]()
このロッド角度でこれ以上負荷掛けられないな!と
ロッドの限界が掴めるようになると、タックルのポテンシャルを
めいいっぱい使えるのですが、
かなり熟練しないと身に付かない難しいスキルです![ひらめき電球]()
グラス混じっていないブランクは水平角度の場合、
限界付近になると、
一旦、ブランクが締まって突っ張るような感触になる事が多いです。
QEDはその突っ張った状態のレッドゾーンが広い特性のカーボンを使ってます。
いわゆる粘りシロが多い素材です。
さらに2段階で締まって突っ張る設計にしてありますので、
その特性を利用して、1回目の締まって突っ張るニュアンスを
ジグの操作に影響させ、
2回目はベイトはリールシート~200mm付近に構えさせてあります。
スピニングの2回目の位置は説明し難い設計です。
ロッドを水平より立てると、
限界強度は水平時よりガクン!と下がります。
弾性や調子にもよりますが、
高弾性の場合は、
限界強度50%ダウンくらいは簡単になります![叫び]()
逆に水平より下げると、
一気に限界強度が高まります。
下げれば下げるほど、
ロッドへの負荷が減るので、
魚が船の下回りこんでロッドを船底に強く押し付けられない限りは
破断しない角度になります![べーっだ!]()
ロッド表記で一応は数値を決めて書くこと出来ますが、
大雑把すぎるデータになりますね![汗]()
ドラグマックス4キロと言っても、
どの状態で4キロかを把握しても、
状況ごとに数値が変わるのでテキトーに決めるしかないですね![カゼ]()
使用ジグウエイトも同じく。
ジグの特性でも水深でも、ジャークスタイルでも
船の流し方でも、
ラインシステムでも全く違いますので、
80-120gの表記でも280gが合う状況もあります。
もちろんそれを参考にイメージして頂いてるのですが、
コンセプトを元にした表記なのか、
一般的な感覚から見てとしても、
日進月歩している釣りで、
御当地のスタイルも確立されていく中で、
一般的な定義も定かでないので、
新しいモデルが出来てもそのスペックの数値を決めるのが苦です![えっ]()
その為に、
タカミテクノスメンバーは、
網羅は出来ておりませんが各海域に、
1名担当メンバーに協力して頂いてますので、
ブログやメディアにてタックル紹介などで、
参考になるタックルバランスをご紹介させて頂いております。
しかし、
そういった活動を活発にしているメンバーのタックルや参考状況を、
一括してご観覧いただけるブログを始めます。
いくつかブログ開設したのですが、
使いやすいところ選定中です![グッド!]()
そのブログでは、
タカミテクノスのアイテムをガッツリ御紹介させて頂きますので、
本ブログや各メンバーのブログは、
純粋な釣行記にして頂ければと思います![べーっだ!]()
昔のタカミヴログの雰囲気に戻れればと思います(笑
このブログ始めて6年目になりますが、
未だに(仮)のままですので、
そろそろなんとかしないといけません![えっ]()
初めは自分で欲しいジグやロッドを作っていた流れで、
今はたくさんのユーザー様に支えて頂ける様になり、
次第にアイテムの紹介を前面に出している内容が多くなり、
商品に興味の無い方様にはイマイチ面白みの無い内容かと感じてまして・・・。
早くタカミテクノスオフィシャルブログをスタートできるよう頑張ります![ビックリマーク]()
ではまた![べーっだ!]()
過去に製作させて頂いた、
カスタムロッドの一例と、
参考価格はこちらからお願いいたします。
タカミテクノス製ロッド
スタンダードモデルの価格一覧とオプション価格
タカミテクノスHP
タカミテクノスオンラインショップ
御問い合わせは下記メールアドレスへお願い致します。
jigging@takamitechnos.com
現在、QEDシリーズは4モデル、
ベイトモデルの65系統「653」と「656」
スピニングモデルの66系統「663」と「666」を受付開始させていただいております。
続いてのモデルで、
ウルトラライトなジギングロッドとして、
1番クラスの651と661の開発を進めてます。
計6モデルのラインナップとなります。
全て6.5ft前後で少し長めのレングスです。
今後の展開は、
5~6ftのレングスも予定しております。
こちらは現在の6モデルと比べ、
より大型魚をターゲットにしたモデルになるかと思います。
カーブはこんな感じです。
125g負荷。
タカミテクノスで一番柔らかいモデルのマーシャル#2よりも
柔らかいです。
陸で曲げてハッキリと差を感じると、
実際の使用ではかなりの差です。

鯛ラバロッドみたいな入り方しますね。

横から見るとベリーの根元っぽい部分からバットが少し残る感じです。
QEDシリーズですので、オルタネイトのようにシッカリしたバット!では無いです。
丸く曲がりますが、ティップは伸びて海に刺さりますね。

こうゆう曲がり方するロッドは、
ジグを泳がせやすく、魚掛けると面白いですが、
限界強度が高い設計ではないです。
限界強度を求めると、
棒に近づける設計か重くなる設計になります。
この試作ロッドでも、
マーシャル#2よりは限界強度高いと思います。
パワーのあるブランクは、
工場で曲げてある程度の強度を見やすいのですが、
ライトなブランクほど、組んでみて実釣で強度確認するほうが、
明確に設計変更のポイントを掴めます。
工場で負荷掛けると、
どうしてもラインの伸びの影響が大きく異なっていて、
実際は負荷の対象の動きも加わりますので、
読めないほどの誤差が出ます。
ジギングロッドは特に、
ライトになるほど難しいです

スピニングモデルの、
661プロトブランクはまだ組み上げてません。
651、661は15~20ポンドを駆使して攻略する用途です。
明石で強い武器になります。
フロロ3号をロッドに掛けて曲げてドラグ出るかでないかで切れる程度の
ドラグ圧で挑む事の多い海域であることから、
20ポンド前後のフロロ5号でライン傷やノットの完成度がキッチリしていれば、
根の荒い東ポイント以外は大丈夫な事がほとんどです。
ライン強度を知っていただくと、
フロロ5号20ポンドの強さを知っていただけると思いますので、
一度フロロ5号をロッドにライン通して引っ張って切ろうとしますと、
120gクラスのジグが調度良いロッドでは、
ロッドが折れてしまうかもしれません。
かなり強い負荷を掛けないと切れません

実際は、ラインの伸びと対象の動きがあるので、
もっと強度ある感覚です。
そのライン強度をキープするには、
数回流しなおして傷が確認できなくても結びなおす癖が必要ですので、
めんどくさいですが、太いラインより釣果は出ます。
細い糸を結び直さずに一日使っていると、
切れるので、細い糸は駄目!となりますが、
ジグが軽くなるほどラインは細く、
重くなるほど多少太くても・・・といった感じです。
ドラグさえ適切に設定して、
魚掛けてからドラグ絞めて、
ロッドは水平より立てないような綺麗なファイトをすると、
30ポンド以上のラインシステムでも使えますが、
それはどのクラスのロッドでも同じですね

このロッド角度でこれ以上負荷掛けられないな!と
ロッドの限界が掴めるようになると、タックルのポテンシャルを
めいいっぱい使えるのですが、
かなり熟練しないと身に付かない難しいスキルです

グラス混じっていないブランクは水平角度の場合、
限界付近になると、
一旦、ブランクが締まって突っ張るような感触になる事が多いです。
QEDはその突っ張った状態のレッドゾーンが広い特性のカーボンを使ってます。
いわゆる粘りシロが多い素材です。
さらに2段階で締まって突っ張る設計にしてありますので、
その特性を利用して、1回目の締まって突っ張るニュアンスを
ジグの操作に影響させ、
2回目はベイトはリールシート~200mm付近に構えさせてあります。
スピニングの2回目の位置は説明し難い設計です。
ロッドを水平より立てると、
限界強度は水平時よりガクン!と下がります。
弾性や調子にもよりますが、
高弾性の場合は、
限界強度50%ダウンくらいは簡単になります

逆に水平より下げると、
一気に限界強度が高まります。
下げれば下げるほど、
ロッドへの負荷が減るので、
魚が船の下回りこんでロッドを船底に強く押し付けられない限りは
破断しない角度になります

ロッド表記で一応は数値を決めて書くこと出来ますが、
大雑把すぎるデータになりますね

ドラグマックス4キロと言っても、
どの状態で4キロかを把握しても、
状況ごとに数値が変わるのでテキトーに決めるしかないですね

使用ジグウエイトも同じく。
ジグの特性でも水深でも、ジャークスタイルでも
船の流し方でも、
ラインシステムでも全く違いますので、
80-120gの表記でも280gが合う状況もあります。
もちろんそれを参考にイメージして頂いてるのですが、
コンセプトを元にした表記なのか、
一般的な感覚から見てとしても、
日進月歩している釣りで、
御当地のスタイルも確立されていく中で、
一般的な定義も定かでないので、
新しいモデルが出来てもそのスペックの数値を決めるのが苦です

その為に、
タカミテクノスメンバーは、
網羅は出来ておりませんが各海域に、
1名担当メンバーに協力して頂いてますので、
ブログやメディアにてタックル紹介などで、
参考になるタックルバランスをご紹介させて頂いております。
しかし、
そういった活動を活発にしているメンバーのタックルや参考状況を、
一括してご観覧いただけるブログを始めます。
いくつかブログ開設したのですが、
使いやすいところ選定中です

そのブログでは、
タカミテクノスのアイテムをガッツリ御紹介させて頂きますので、
本ブログや各メンバーのブログは、
純粋な釣行記にして頂ければと思います

昔のタカミヴログの雰囲気に戻れればと思います(笑
このブログ始めて6年目になりますが、
未だに(仮)のままですので、
そろそろなんとかしないといけません

初めは自分で欲しいジグやロッドを作っていた流れで、
今はたくさんのユーザー様に支えて頂ける様になり、
次第にアイテムの紹介を前面に出している内容が多くなり、
商品に興味の無い方様にはイマイチ面白みの無い内容かと感じてまして・・・。
早くタカミテクノスオフィシャルブログをスタートできるよう頑張ります

ではまた

過去に製作させて頂いた、
カスタムロッドの一例と、
参考価格はこちらからお願いいたします。
タカミテクノス製ロッド
スタンダードモデルの価格一覧とオプション価格
タカミテクノスHP
タカミテクノスオンラインショップ
御問い合わせは下記メールアドレスへお願い致します。
jigging@takamitechnos.com