今、明石から戻って参りました
ここ数日、オルタネイト75プロトのテストに
明石のシーバスジギングを詰めて行ってました。
S丸
の乗組員として出撃です。
良い感じで仕上がってますので、
秋には間に合いそうです
3月22日のS丸釣行の記事が、
今週号の釣りニュースに掲載していただけました。
4月1日は、
サビキ2名、ジギング2名で、
60~80cmのシーバスを87本
僕はジギングで20本の結果となりました。
この日の釣行も、
釣りニュースにて近い内に掲載していただけます。
少し掴んだメソッド的な内容をメインに書かせて頂きました。
本日は、
がまかつラグゼスタッフのヌッシーさん
と、
サビキ2名、ジギング2名で、
シーバス30本
僕はジギングで8本の結果でした。
本日は、少々渋かったものの、
セレクティブなゲーム性のある一日でした
タチウオジギングのような楽しみ方で、
魚の引きもあるので面白いですね
色合わせ、シルエット合わせ、フォール速度合わせ
これらの要素が結構重要で、
大きく外すと反応弱くなりますね。
テキトーにしていてもいくらかは釣れますが、
明らかに差が出ます
オルタネイト75プロトの、
ロッドの曲がりはこんな感じです。
6.5ftベイトモデル。
全てのロッドでテストでは、
下の画像のように、
駄目な抜き上げ方法、強引な抜き上げ、
立てたロッド角度で抜き上げテストしてます。
全てのブランクでクリアしてますが、
傷や衝撃のダメージ受けているロッドは、
こういった動作でアッサリ折れる事もあります。
これはどのロッドにもいえる事ですが、
折れにくくすると重くなるし、
スペックをガンガン高めたタイプは折れやすいあたりが難しいですが、
カーボン素材も技術も進化していってるので、
その進化に応じてオルタネイトもおおよそ3~4年周期でリニューアルの検討をします。
現行はまだまだハイエンド最新カーボンと言える素材ですので、
150・200・280・380の変更予定は今のところございません。
75の追加は確定なのと、
100のリニューアルが予定です
魚の抜き上げのことに関して。
動作自体に危険が伴うので推奨ではないのですが、
柔らかいロッドほど船べりを越えさせる際に、
曲がりこんでしまうので、
立てないと抜けない状況がありますが、
そういった場合は抜き上げを諦めてタモ入れか、
手袋をしてリーダーを持って引き上げるようにしますと、
様々な危険が減ります。
立てないと抜きあげる事が出来ない場合は、
別の方法に切り替えるようにお願いいたします。
抜き上げる際の、
ロッドに負担をかけ難い動作と条件は、
エンドグリップと元ガイドの位置関係で判断します。
下の画像の様に、
エンドグリップが元ガイドの位置より上である事が、
最もロッドに負担をかけ難い抜き上げ方法です。
ライン角度が垂直として、赤い線が水平。
バットパワーを使える条件ですので、
ファイト時も同様です。
エンドグリップが元ガイドより低い位置になればなるほど、
破断しやすくバットパワーを使いきれませんので、
バットが太いブランクでもバットがほとんど仕事です、
ベリーの細く弱い箇所に負荷が集中する事になります。
逆に、エンドグリップが元ガイドより高い位置になればなるほど、
ロッドへの負荷が減る形となります。
リフトパワーを引き出せる角度は、
ライン角度を垂直として、
エンドグリップをリールの位置を繋いだ線が水平で、
直角になる位置がベストになるセッティングがバランス良いです。
魚の抜き上げを推奨しているわけではないので、
安全第一をするとしましたら
タモを使い、
タモに魚が入ればスグにクラッチを切りサミング、
ベールを起こして少しラインを出しラインテンションを素早く抜くのが推奨です。
ラインテンションが掛かっている状態、
ロッドが曲がっている状態で空中にジグが出ている時は、
針が外れましたらジグが飛んでて大変危険です。
テストで抜き上げ等を行っているのは、
全国各地の船で100%タモ入れしているわけではない現状、
こういった動作は毎回ではないものの
必ず行う動作としてチェックしなくてはなりません。
どうしても抜き上げ必要な場面では、
エンドグリップより元ガイドが下になる条件で行うと、
立てるのと比べロッドへの負荷は大きく軽減されます。
ジギングロッドは短い部類の竿ですので、
このエンドグリップと元ガイドの位置の関係を意識して釣りをしますと、
愛用しているロッドと長い付き合いが出来るでしょう
ではまた
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