こんにちは
MOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROを
4月初め~半ばあたりにリリースさせて頂きます。
MOZシリーズは番手毎に特別な個性を持たせていませんので、
使用感はMOZ621LightZERO~MOZ626LightZEROまでシームレスに繋がってます。
しかしLightZEROは設計上、番手が上がる毎に加速度的に先調子になります。
寸法自体は1~6番まで一定条件です。
さて、
追加される5番6番がどういった番手かを紹介させて頂きたいと思います。
LightZEROシリーズは水深の浅い海域を得意とし、
対応できる分、
LMシリーズよりも幅広い出番があります。
その中でもLightZEROシリーズは番手が上がる毎にカバーできる範囲が広くなります。
その最大番手である5番6番はMOZシリーズ全ての中で最も汎用性が高く、
カバーできる状況の多いモデルとなってます。
バットはLMシリーズの5番6番と同じです。
MOZ626LightZEROはMOZ621LMと同じティップ径です。
621LightZEROでティップ径1.1mmで626LightZEROは1.6mmです。
つまり1番手上がる毎に0.1mmしかティップ径が太くなってません。
バット径に繋がるテーパーが徐々に急になっていきますので、
番手が上がる毎に先調子になっていきます。
MOZ621LMのティップ径は1.7mmですので、
MOZ621LM~MOZ626LMを一本のブランクに繋げた設計に近くなってます。
一本でLMシリーズをカバーできている訳では無く、
626LightZEROはLMと違いティップパワーが弱いので、
ロングストロークが可能なシリーズはLMとなります。
数cmでもロングストロークが必要という場面はあまり多くないと思いますので、
最も使用範囲や出番が多いのはLightZEROシリーズとなります。
ニュアンスで言えば、
ジグを泳がせる時間を長く取りたい場合はLMシリーズ、
ジグの移動距離を抑えつつラインスラックを出しすぎないのがLightZEROシリーズになります。
近海では後者のニュアンスが必釣パターンになる事が多いです。
ティップが柔らかいので気配を消して食わせやすくなります。
活発なジグアクションでバイトに持ち込むLMか、
気配を抑えてバイトに持ち込むLightZEROか、
どちらも食わせ調子に仕上げてます。
まだ現物を見て頂けませんが、イメージを掴んでいただける表現ですと、
MOZ522LMを6.2ftに長くしたような調子のロッドです。
モンスターキラーといえる高い実績と愛好者様が増えているMOZ522LMは、
ジャークの切れ味と柔軟性のバランスと操作性の軽快さがダントツに良いモデルですが、
そのモデルを6.2ftにすると、
柔軟性が増したことによってジャークの切れ味を少しマイルドに、
軽快さも無くなりますが、その分使用範囲とジャークストロークが増します。
選び方としましては、
MOZ624LMあたりの番手でロッドの曲り込みが大きく、
ジャークテンポとレスポンスを上げたい場合にMOZ625LightZEROが対応します。
つまり200g前後のワンピッチジャークが得意なモデルでもあります。
良く思う事があるのですが、
水深はさほど深くないがジグが重く、626LMのバットパワーが欲しい、
でも穂先が硬すぎるといった場合では、626LightZEROがマッチします。
今後可能になってくるカスタムで「スピニング仕様にカスタムする」
というセミオーダーがありまして、いわゆるスピニング向きな調子のブランクが
リリースさせて頂くMOZ625LightZEROとMOZ626LightZEROです。
リリース方法は、
ご希望頂いたお取扱店様とタカミテクノスオンラインショップに入荷後、
在庫がある状態でのリリースとなります。
まだお取扱店様にも連絡できていません。
どれだけリリース前に在庫を生産しストックできているかが問題です。
ストック出来た分を振り分けさせて頂きます。
遅れも出ている状態ですので、在庫出来る本数は多くないと思います。
新しく追加リリースさせて頂く、2モデルの紹介は以上となります。
リリースまで今しばらくお待ち願います。
お陰様でMOZシリーズのラインナップを充実させることが出来ております。
まだフルラインナップではないですが、少しづつフルラインナップに近づいてます。
今年予定しているのは、MOZスピニングが3モデルあります。
良い仕上がりになってきてるので、次の試作で最終となるかもしれません。
次にMOZ5.8ftシリーズを予定してます。
こちらも6.2ft同様にベイトとスピニングをラインナップします。
ジギングロッドはMOZで充実してますが、
チューブラーロッドも開発進めます。
キャスティングロッドも進行中です。
今年はキャスティングロッドの開発を主体にスケジュールを組んでます。
