こんばんは、
2015船釣りフェスタ&ジギングフェスティバル合同開催、
無事終えることが出来ました
初日から多くの方様にお越し頂け、
ありがとうございました
もっとこうしたら良かったかな?
など課題や反省点もありますが、
個人的には充実したイベントとなりました。
ご来場頂いた方様、各出展メーカー様、
明光通信社様、
ありがとうございました。
2日間会場にて動き回り、
ブログ用の写真を一枚も撮っておらず、
1枚お借り致します。
今回は自身初経験のトークショー出演という御時間頂きまして、
今回発売となったジギングDVDに収録されている
太刀魚ジギングのロケ内容を中心に、
太刀魚ジギングについて、
伊丹さん司会でがまかつの主原さんに途中参加していただいた内容でした。
ものすごく緊張しました
トークショーの30分、早く感じました。
遠方のユーザー様へ向けて、
当日の内容を書かせて頂こうと思います。
当日お越し頂けた方様への補足になる内容もあるかと思います。
僕が太刀魚ジギングする上で考えてるのは、
状況ごとに違いがあるのはもちろんですが、
バイトが減るであろう道具立てを出来るだけしないというタックルセッティングです。
PE0.8号前後にリーダー4~6号。
ワイヤーはもちろん太いリーダーを先に付ける事は滅多にありません。
もし付けるとしたら、どんなことをしても入れ食いになるような
たくさん釣れる時には付けようかな?と悩む程度です。
でもあまり切られないような場合は何も付けないままです。
水温が高いシーズンはあまり柔らかいロッドを使わず、
オルタネイトだと150、QEDだと653、
マーシャルだと#3か#4です。
ジグウエイトの表記で言うと、
150~180gくらいのジグをワンピッチで
青物を狙うようなそこそこシッカリしたロッドで、
150g前後を主体に250gまで使います。
理由として、
水温が高いシーズンの状況では、
太刀魚の活動も鈍くないと判断し、
太刀魚が好むジグアクションのニュアンスを上げはもちろんのこと
下げのレスポンスでも掴める様、
場合によってはメリハリのあるニュアンスも出せて、
重いジグまで背負わせることのできる、
ライト過ぎない調子のロッドを好んで使ってます。
(補足。ただし、そういったロッドは、
曲がりこみの大きい胴調子でして、
レギュラーファーストや先調子は向かないと思います。
理由としてバットが硬く曲がりこむ量が少ない為に
トルクが出ない事です。
硬いロッドが重いジグに向いているというのは、
ロングジグを主に使ったひとつのスタイルですので、
スロー系では深く曲がりこんだ部分のもつトルクを戻りのキッカケに、
バット~ベリー~ティップに移行する設計のロッドである必要があります。
全身ジャークセクションのマーシャルやQEDは、
このあたりのコンセプトで作ってあります。)
フッキングの際も柔らかいロッドより有利です。
トリプルフック使う場合は
そこそこのフッキングパワーが無いと、
十分な掛かりで無い事が多いです。
意外とベロベロの柔らかすぎるロッドより、
200gのロングジグをガンガンシャクルような
ガチガチのロッドの方が釣果伸ばせた経験が多々あります。
水温低いシーズンは、
ベロベロのロッドが良い事あります。
ジグの動きを極力抑えたい時が多いので。
水温高いシーズンは、
重いジグも効果的に使ってます。
理由としては、
太刀魚ジギングに限った事ではないのですが、
上昇の動きではリフトやスライドやタダ巻き系などいくつもレパートリー有る上に、
ロッドやリーリングの負荷入力調整などのインパクト加減やタイミングで、
ジグに与えるニュアンスを都度アングラーが調整できますが、
フォールでは、
ジグのウエイトやウエイトバランスやシルエットやエッジやアイの芯ズラシ設計などなど、
ジグのもつ特性とラインシステムと水深、
海の状況によるもので、
フォールのレスポンスや、フォール速度などジグ任せ、
海の状況任せ、ラインシステムやタックルバランス任せになりますので、
ラインテンション掛けて、フォール速度落とす方向に調整は可能としても、
ジグ姿勢は望むものではなかったりして、
上昇とフォールのレスポンスが早く、
上がって滑って止まってジグの特性を活かしたままの姿勢で
スッ!とフォールに移行させるには、
ジグを重くする手段で状況に合わせています。
上昇の要素でスイッチが入れば良いですが、
フォールに移る際のレスポンス加減でスイッチが入る場合と感じれば、
ジグウエイトで合わせていく考え方です。
重くする場合はマッチザベイトには反しますが、
この方法で良い結果出る事も少なくありません。
タックルはライトジギングタックルで十分出来ますし、
テンヤタックルにジグを付けても太刀魚ジギングが出来ます。
ステップアップした内容として、
水温が高い時期の太刀魚ジギングは、
ベイトに合わせたシルエットのジグに拘ることなく、
マッチザベイトのセオリーとは別の一つ手段として、
重いジグをトルクのある胴調子のロッドにグーンともたれさせて、
上げ下げのアクションレスポンスの良い、
タックルバランスでアプローチするのも
刻々と変化するパターン探しが面白い太刀魚ジギングの楽しみ方と思います。
水温低いシーズンは、
ベイトの関係や太刀魚の活動などの要因で、
シルエットを小さくしたり、動きを抑える方向でパターンを探してます。
・・・・・といったように、タカミブログ毎度の事で
文になると回りくどく難しくなってしまいますが、
こんな感じの内容です
最後まで読んで頂いた方様、ありがとうございます
ここでコソッと先行したご報告を。
全身ジャークセクションの
ジギングロッド、
「マーシャルシリーズ」リニューアル決定。
オールソリッドカーボンブランクモデルとして一新します
調子とパワーを出来る限りオールソリッドで再現し、
トルクはチューブラーよりコシが強くなるでしょう。
そして破断強度が飛躍的に高まります。
マニアックなシリーズが、
さらにディープな領域へと踏みだします。
チューブラーでは作れなかった#1も作れます。
極細ブランク。
レングスは、6.2~6.3ftで一新予定。
曲がりこみが全身であるが故に、
相性の良いリールが大型となってしまうので、
すこしレングスを短くして、
レベルワーンダーの付いているクラスのリールでも、
難なく組み合わせられるレングスに調整するといった狙いです。
僕が作るロッドはどれも、
多くの方に好まれるものでは無いですが、
面白いと感じて頂けるマニアックなアングラー様へ喜んで頂けるように、
マーシャルシリーズリニューアルも進めていきます。
リリース開始はそんなに遠くないと思います。
少し遅くなりましたが明日、
アークアーチのプロト届きます。
ではまた
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